平成23年9月、静岡県が総合特別区域法に基づき国に申請した「ふじのくに先端医療総合特区」が、平成23年12月22日に地域活性化総合特区として指定されています。その「ふじのくに先端総合特区」の説明会が富士市においても10日、ふじさんめっせで開催されましたが、あいにく、電気組合さんの総会と重なり参加できませんでしたので、11日開催の沼津での説明会に参加してきました。
「ふじのくに先端医療総合特区」の説明会開催については、がんセンターの山口総長の挨拶にもありましたが、ファルマーバレーを10年間続けてやってきた中での、新たな局面に対して、民間には情報提供をしてきていたつもりだが、2つの方々、1つは「地方議員、特に市町村議員」もう1つは「4師会、医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護士会」でに対して情報提供が弱かった事に気が付き、その2つの方々を対象に特区に指定された東部12市町を4回に分けて地域説明会が開催されたようです。(私も議員である為に案内がありました)
ふじのくに先端医療総合特区では、「がん医療の発展」と「地域企業の活性化」の2つを目指しており、静岡がんセンターが持つ4つの基盤技術を統合的に活用し、革新的ながん診断装置・診断薬の研究開発の拠点化を進め、がん医療を飛躍的に発展させるとともに、製品を支える医療機器や部品・部材を提供する地域企業による産業クラスターを形成することにより、地域企業の活性化と雇用創出を目標としています。今後目標達成に向けて、地域の活性化に関する施策について協議し事業推進する事となっています。
説明会の中で市議会議員への以下の要望事項がありました。
*議会としての関心の維持
*医療健康産業以外の分野への応用
*国、県、市の規制緩和・補助の連携
*住民への総合特区利点の周知
東部地域での産官学金の連携を強化し、地域企業の活性化、雇用の創出が生み出されることに可能性と期待ができます。富士市もこれに乗らない手はないと感じました。
しっかりと検討し積極的な取り組みをすべきで事であると思っています。
その意味でも説明会はいい機会でもありました。
*なお、4月17日にも裾野で説明会は開催されます。