赤どぶ池の早期保全管理を 浮島沼つり場公園希少なトンボの生息地  

富士市は貴重なトンボの生息地となっている浮島つり場公園の「赤どぶ池」の整備について、生育環境を極端に変化させないような配慮が必要であり、専門家の意見を取り入れながら慎重に検討していく考えを示した。市議会6月定例会で浮島沼つり場公園に関する荻田氏の一般質問に鈴木尚市長が答えた。
ー中略ー
市は平成21年度以降、生態調査は行っていない事を報告し、今後生態調査や外来種の捕獲などに取り組む考えを示した。荻田氏は関連で浮島つり場公園周辺が富士山の眺望スポットとして市内外より多くの写真愛好家が訪れていることを挙げ、富士山の世界遺産登録が控える中連携したスポットとして浮島つり場公園を位置づけてトイレの設置などの早期整備を要望した。
ー後略ー
6月28日富士ニュース掲載

DMV構想 岳鉄の存続問題との関連明かす

公共交通の東西方向の基軸として進めてきたDMV構想だが、施政方針に明確な位置づけが無いことについて鈴木市長は既存線路を有効活用する観点から岳鉄存続問題が大きく関わっていることを明かした。
鈴木市長は、市の玄関口や顔の構築に当たり、来訪者とって新富士駅とJR富士駅の接続強化は急務であり、地区の集客性や拠点性を高めるためにも必要不可欠であるとの認識を示し、「DMVが最も有効な手法として考えていることに変わりない」と主張した。
(3月4日岳南朝日新聞掲載)

条例制定で規制強化へ 迷惑・放置自転車の対応で

富士市は24年度に「仮称・市放置自転車条例」の制定に踏み切る。とりわけ富士駅周辺において迷惑駐輪や長期の放置自転車によって歩行者の安心・安全な通行の妨げになっているほか、景観悪化も招いていることから条例によって規制強化を図る考え。
(3月4日富士ニュース掲載)

中央病院副院長5人体制へ 慈恵医大から消化管外科の教授

富士市は1月市立中央病院の副院長を1人増やし、5人体制に拡充する。東京慈恵医科大教授で同大附属病院消化管外科診療部長の柏木秀行医師を招く。小野寺院長は柏木医師の就任により「外科医療の充実に繋がる」と述べた。
荻田丈仁氏質問に対して、小野寺院長が明らかにした。
(12月14日富士ニュース掲載)

富士市立中央病院あり方ただす

12月午後一般質問
荻田氏は富士市立中央病院の経営形態のあり方についてただした。鈴木尚市長は同病院における数値目標の達成状況について、昨年度は入院診療単価や外来診療単価、経常収支比率の一部は達成したが病床利用率や偉業収支比率、職員給与費対の医業収益比率などの主要目標が達成されていないと報告した。市長自身の見解について「小野寺院長を中心に職員すべてがそれぞれの目標に向かって努力しており、一部適用でも全部適用の場合と遜色ない病院経営が行われている。現在の経営形態のまま諸施策を実行することで経営健全化を推進していきたい」との考えを示した。
12月14日(岳南朝日新聞掲載)

石水門拡幅を県に要望 沼川流域浸水の抜本対策

富士市は県の沼川流域整備計画に田子の浦北の石水門拡幅工事を組み込むよう積極的な働きかけをしていく。局地的豪雨などで度々浸水被害を起こしている同流域の抜本的対策の1つとして早期着工を求める方針。(10月6日富士ニュース)

一級河川江尾江川未整備部分の早期着手を

県管理一級河川江尾江川について質したの対し、鈴木市長は、「市道吉原沼津線北側で一部を除き整備されているが、吉原沼津線南側から沼川合流部までの未整備部分について、拡幅整備の早期着手を強く要望している」と述べた。
(岳南朝日10月5日)

県営事業の完了を要望 ふるさと農道の整備工事着手

鈴木尚市長は、本年度国の農業農村整備事業費が、前年度費、63.1%と大幅に減額され、県予算の規模縮小が予想されているとの県の報告を伝えたうえで、「県営事業は実施中の事業の遅滞や新規地区の事業採択の見送りなどの影響があるものと懸念している」との見方を示した。一方で現在市内で実施されている継続県営事業である湛水防除事業と地域活性化基幹農道整備事業については計画通りの完了を強く県に要望していることを明らかにした。
(2010年12月9日掲載記事)

農家の戸別所得補償制度関連 県営事業の遅滞など懸念

農家の戸別所得補償制度捻出のため、来年度実質的な国の農業農村整備事業の縮小が確実視される中、鈴木尚市長は、現在実施中の県営事業や新規地区の事業などの影響について懸念を示し、県への働き掛けを強めていく考えだ。
(12月9日掲載)

新市立高校でキャリア教育を推進へ キャリア支援課を設置 推進組織やコーディネータも必要

キャリア教育を推進にあたり、不可欠な外部との関係については、「キャリア教育の専門家や専門機関と積極的に連携し生徒に対する指導方法の研究、職員研修などで指導を受けて行く。地域の企業や市民団体と協力関係を築き企業研究やインターンシップ事業を多角的に進めていきたい」とした。キャリア教育推進組織(協議会)、設立や企業とのパイプ役になる専門的コーディネータの確保の必要性も言及。「諸機関を繋ぐ協議会の設立については市商業労政課、市工業振興課、富士商工会議所等と連携して考えて行きたい」とした。

救急情報キット導入検討 22年度策定の災害時要援護者支援計画で

富士市は、平成22年度内に策定予定の災害要援護者支援計画中に、救急医療情報キットを盛り込む方向で準備を進めている。併せて同キット導入を、災害時だけではなく救急救命現場での効果に着目し配布対象を広げる為の検討に入る、市議会2月定例会で荻田丈仁氏(市民クラブ)の質問に鈴木尚市長、井出哲夫福祉部長が示した。(3月11日富士ニュース掲載記事)

「救急医療情報キット」導入に前向き検討

救急時の患者情報の伝達ツールとして有効とされる「救急医療情報キット」の導入について富士市は前向きな姿勢を示した。2010年度中策定を目指す「災害時救護者支援計画」の中で、災害弱者と言われる人への導入を検討しており、更に一般へと広げていく考えだ。荻田丈仁氏のの質問に答えた。(3月11日岳何朝日新聞掲載記事)

コンビニと行政の官民連携 協定視野に前向きに検討

<P>荻田氏は社会インフラとしての役割を担うコンビニエンスストアと行政との官民連携ついてただした。荻田氏は「この40年で急速に発展したコンビニは店舗数4万店ご超え、売上高も7.9兆円となり国民生活に欠かせない社会インフラとなっている」とした上で「経済産業省がこの程コンビニの在り方を研究する報告を行い、それを受けてコンビニエンスストア協会が社会インフラとしてコンビニエンスストア宣言を発表した」と現況を説明した。「静岡県でも大手コンビニ2社と連携協定提携し災害や防犯食育などの推進を図っている100店舗のコンビニがある富士市においても連携が必要と迫った。コンビニに業務委託することで予約業務の新たなサービスや市民生活にとっての情報を身近に提供できる利点、さらに警察からの依頼によるセーフティステーションとしての役割も期待できることから連携の必要性を求めた。</P>
<P>鈴木市長は「市民の生活と密接に関わっている民間との積極連携は非常に重要であり、今後協定視野に入れて前向きに検討していく」と述べた。また、市民への情報提供についても「現在、市内387町内会により広報誌を配布しているが市民意識の変化により、便利で有効な伝達手法も考える事も大事。課題点もあるが、コンビニでの広報誌が配布が出来るよう調整を図っていく」とした。</P>

軽自税の3割コンビニ納付 小売業者と包括提携も検討

富士市がコンビニエンスストアに委託している地方税の収納業務について、本年度軽自動車税納付のコンビニ利用率が取り扱い開始時の平成17年を8ポイント上回る33.8%に上り利便性向上の1助となっている事が明らかになった。鈴木ひさし市長は「行政運営を進める上で、新しい価値観を持った地域経営を推進していく為に民間商業施設との連携も重要な課題」と認識を示し、「今後コンビニ各社との包括協定も前向きに検討したい」と述べた。

公的活用は難しい イトーヨーカドー閉店後

富士市は来年1月中旬のイトーヨーカドー富士店の閉店後の施設利用で公的機能を持たせた活用は難しいとの見解を示した。(中略)富士市の顔づくり構想について対象地区となっていないイトーヨカドーを加える対象地区の見直しをするかをただした。市は事業の実現性を高めるとともに早期着手を図る理由から富士駅前の再生は最優先に整備するエリアを最小限に設定していると説明。「現時点では対象区域を拡大する事は考えていない」とした。一方で「顔づくりとは別の視点から検討を進めるべき友のと認識している」とした。

「水道事業耐震化計画」策定へ

荻田氏は市上水道の基幹施設の、基幹管路の耐震化についてただした。鈴木市長は「厚労省から2006年度に「水道危機管理対策」07年度に「耐震化計画策定指針」が示されており、市では耐震化が効率的、有効に図られるよう今年度に「水道耐震化計画」を策定する」とした。

(6月28日 岳南朝日 掲載文)

湧水の利用 現状は不可 災害時に飲み水確保求める

荻田丈仁氏は安全・安心の水道の構築をテーマに水道施設の耐震化や簡易水道組合への対応などを取り上げ災害時おけるライフラインの確保に向けた万全の取り組みを求めた。その中、同氏はライフライン確保の線上で上水道、簡易水道に支障が生じた場合を想定し「災害時における自然湧水の活用はできないかただした。市長は大規模災害時における飲料水について「地域防災計画中の応急給水計画に基づき市民平等に提供していく」としたほか応急給水計画を補完する対策として市民に対して1日3リットルの水を最低でも3日分の備蓄を啓発、浄水機を地区班に配備していることなども報告した。

湧水の活用については「可能かどうかを水質検査機関に問い合わせた。回答は湧水は地震の後に自墳しなくなったり、濁りが生じる恐れがありその時点にならないと利用できるかどうかは不明だった」と報告、「市としては湧水を飲料水とする事は現段階では考えていない」と述べた。

(6月28日富士ニュース掲載文)

ALT派遣も視野に 23年度から小学5年6年外国語活動

 平成23年度から小学5〜6年生の外国語活動と英語が必修化されることを受け、市教育委員会は21年度天間小を

研究指定校とするなどして本格実施に備える。中学校に配置しているALTによる小学校教諭支援も視野に入れている。

9日の市議会で荻田丈仁氏(市民クラブ)の質問に、平岡彦三教育長が答えた。

(平成21年3月10日富士ニュース掲載文)

専門家招き指導員研修 放課後児童クラブ障害児支援

富士市の鈴木市長は9日市議会2月例会の一般質問に答えて、放課後児童クラブでの障害児対応として、専門家を講師として指導員研修を

実施したり、富士特別支援学校地域支援支部の協力を得て、指導員への支援を行ったりしていく考えを示した。

市内26児童クラブの入所児童は約1600人で全児童に対する入所率は、4年前の6.6%から本年度は10.2%に上がり、特に小学1年生

は20%近くにせまっている。このうち障害児は14クラブ20人を受け入れている。各クラブは公設民営で昨年10月に、クラブ運営委員会で

つくる市放課後児童クラブ協議会がガイドラインを策定し、障害児の受け入れや環境整備の基本事項を示している。

今後の支援充実については、鈴木市長は「児童によって障害の種類や程度が異なることから、教育委員会、特別支援学校など関連機関と

連携を密にして支援したい」と述べた。

常襲冠水の市道を改良へ 市長方針

富士市の鈴木尚市長は2日、市議会9月定例会一般質問に答え、台風など大雨の際に常襲的に完遂する市道柏原江尾線について、21年度から完遂対策に配慮して改良整備していく方針を示した。同線は市道吉原沼津線と国道1号線を結ぶ東部土地改良区の市道で通勤通学路で地元住民や一般車の利用が増加しているという。しかし、昨年の台風4号や今年7月の集中豪雨のどでしばしば冠水し出勤時間帯も重なり大渋滞が発生した。常襲的冠水の原因については、「幹線農道として整備された同市道の路肩排水路が土羽水路で排水能力が低く、周辺の水田の盛り土、かさ上げで冠水した水が逃げ場がなくなった影響が考えられる」と指摘、今後も水田の盛り土、かさ上げが必要以上に行われによう農家の理解を得ながら農地の保護活用と治水機能の保全の調整を図っていくとした。

ネットいじめ対策など青少年を取り巻く情報環境整備を

荻田氏は携帯電話やインターネットによる中傷メールや学校裏サイトなどネット上のいじめが急速に増えている状況を踏まえ、自治体で青少年を取りまく情報環境整備の重要性を強調。学校へ持ち込みの指導やいじめなどにたいする取組に対してただした。