私設消防のあり方

 お祭りをはじめ色々なイベントが開催される準備がある為に、区の役員会が開催されたのですが、大きな課題として、私設消防のあり方が問題となりました。
 私の地域では、地域防災として、地域に住む40歳までの男性は原則として、私設消防に加わらなければいけない事になっています。しかしながら、実態としては、参加する人数が年々減っており、現在、各町内で一人しかいない状況で、3町内で3名という状況であると町内会長さんから説明がありました。その3名も、仕事の関係で昼間はほとんど地域にはいることはなく、また、夜遅くまで仕事をしている為に、実質的に火事が起こっても対応できない事と3名では、ポンプ車を動かす事もままならない状況では、私設消防の意味がないので解散させてほしいという要望があったそうです。
(実際、私設消防の団員にだけ責任を持たせるのは、無理な話だと思います。火事の時にいなかったと責任を取らせられても困ってしまいます。)

 今、地域では、消火栓や防火水槽の設置要望が出ています。初期消火をする為には、設置を推進していくのですが、それを、有効に利用する為にも、私設消防が必要であります。でも、今の現状では、地域の防災活動は、とても、危機的な状況であると考えれ、お祭りの準備よりも大事な問題として、意見がもとめられました。
 現在、消防団員の減少も問題となっていますが、地域において、私設消防がなくなることは、地域災害に際して、中心になる人がいなくなるので、それをどのようにしていくかが問題です。今までも、40歳までの人に、私設消防のお願いをしていたのですが、任意である以上、強制はできませんので、ついに限界がきてしまったようです。40歳までという年齢制限や男性でなければならない事を撤廃をし、私設消防に関しては、地域のすべてが私設消防団員であると考え、誰でもがポンプ車を操縦できるような、定期的な講習を義務付けさせる事をすすめなければいけないと思われます。今後、地域で取り組む体制としては、私設消防の団長を区長とし、副団長を町内会長、組長が班長として、すべての区民が団員であると組織を変えなければいけないと思われます。女性でも、対応できるようポンプ車の指導や、消火栓の位置の確認をさせていかなければ、昼間の災害など対応ができないので理解をしてもらう説明もしなければならないと思いました。
 地域においての防災は、ますます、地域力が必要とされ、年配の方や女性の役割が重要であると痛感させられました。

頭を痛める区の役員さん

 私も、自分の出来る事は積極的に手伝うつもりでいますが、地域においては、年配者や女性の活躍が求めらています。自分の住んでいる所は、自分たちで守らなければならないことですので・・・・・
 

温暖化を防ごう!

 今日の社会において、科学技術の発達に伴い、生活への利便性を追求した結果、環境への負荷を与えています。地球温暖化をはじめとする環境問題は自治体においても取り組まなければいけない課題であります。
 富士市では、環境の保全や創造に関する施策や理念を規定した、「富士市環境基本条例」が制定されており、それに基づき、「富士市環境基本計画」を策定しています・この計画に関連して、富士市環境マネジメントシステムや地球温暖化防止対策実行計画、など持続可能な地球環境を次代に引き継ぐまちづくりを進めています。

 自分なりに温暖化についても、理解したくて、昨日は、環境総務課にいって、資料をもらいにきながら勉強してきました。6月議会が控えているので、この時期は当局は、何か質問をしにきたのかと身構えていましたが、質問をしたくても、知識がなくては質問もできないのでと前置きをして、お話を聞かさせてもらいました。
 富士市においては、Co2の排出量を、2010年までに、1990年レベルの排出量に合わせていく事を目標に色々な温暖化対策に取り組んでいます。富士市で、はじまっているかもしれない、温暖化状況としては、20年前に比べ平均気温が、15,2度から16,3度に真夏日が30日から42日、熱帯夜が、4日から13日、真冬日は逆に、34日から20日に減っています。この他にも、台風豪雨も増加している状況です。
 温暖化対策としての事業として、住宅用太陽光発電設備補助や、高効率給湯機設置補助など、があり、また、温暖化啓蒙活動として、環境フェアや「地球を考える家計簿」などが事業として行われています。特に、効率給湯器設置事業は、他の自治体に先駆けた事業で、行政、企業、金融機関と連携した中で、本年度は1000件の申請を受け付けています。まだ、一般には知れ渡っていませんが、富士市独自のシステムで先進事例として、注目されています。
 富士市は、他の都市と違い全体の発生量の80%は産業部門である特殊性をもった街でもありますが、企業が対策をするだけではなく、交通体系やごみ減量化、省エネ、シンエネルギーの開発を行政もさらに進めていかなければならない状況であります。そして、、未来の為に、温暖化対策はやはり、一人一人の意識や知識を生かしながら、取り組まなければいけないことであることでもあると思っています。
 北海道の洞爺湖サミットが来月に控え、温暖化がテーマにしている以上、富士市でも、また、自分自身でも何らかの取り組みができなないか、考えています。
 とりあえず。電気をこまめに切る事を心掛けると共に、6月から、かってにクールビズにしています。

「気づいて 一歩前へ」

 娘の学校では、一年に一度、校長先生を交えて、テーマを決めての意見交換会があります。平成20年度のテーマとしては、「気づいて 一歩前へ」についてですが、毎年、始業式の時に生徒達には学校目標として、提示されています。そのテーマに基づいて、日曜の父兄会の席において、意見を出し合い、そして発表という形式をとる親の勉強会のようなものが開催されましたが、結構、いろいろな意見がでて参考になります。
 今回も、テーマにあわせ、
*親として子供たちに気付いてほしいことはどのようなことですか?
*気付きを行動に移すように、ご家庭でどのような工夫をしていますか?
の2点について意見交換をいたしました。

意見では、子供に気付いてもらいたいこととして、
・自分ひとりで生きているのではない事
・周りに支えられている事に感謝する気持ち
・他人に対しての思いやり、やさしさ、目配り、気配り
・何をしなければならないかを考える判断力
・勉強より大事なものがある事
・周りに流されずに信念を曲げない大切さ
・正義に
まだまだ意見はありましたが、覚えている範囲ではこのような事が子供に気付いてほしいという意見が出ていました。

気付かせる工夫としては
・言い続ける
・子供の話をよく聞き、コミュニュケーションを取る
・責任をもたす。
・気づいて欲しいことは、自分自身にも言い聞かせながら、話しかける。
等が出ていましたが、中々、気づかせるという事は、難しいことで、成長していく中では、気付かせたい事が変わってきており、また、気づいても行動を起こせるかという事になると、勇気も必要になってくるような気がします。周りに流されることなく、自分の意見を言う事も勇気がいることで、気がついて、言葉を発することができることも勇気のいる事だと思います。
 気づいて一歩まえへというテーマでしたが、私は、子どもが、何かに気がつき、何かをする時、「心配しなくていいよ」とか「間違ってないよ、大丈夫だよ」という背中を後押しする言葉を投げかける必要があると思います。自分自身もそうですが、何かをする時に不安に思う事があります。その時に掛けられる言葉によって救われることが多々あります。恐らく子供はもっといろいろな不安があると思われ、少しでも楽になれるような言葉をかけてやるのが親の役目のような気がしました。

 このような会において、自分も色々なことに気付かされます。それなりの話をしている親にとっても、大事な事を話し合ったような気がしています。
子供だけではなく、「自分も気づいて一歩前へ」です。

須津まちづくり推進会議

 話が前後してしまいますが、金曜の夜に須津地区まちづくり推進会議の総会が開催されました。富士市には、各地域において、地域特性に合わせた、まちづくりを進めるための住民まちづくり組織としてまちづくり推進会議があります。
 全体会議に入る前に、県の土木事務所より、昨年まちづくり推進会議において、要望が出された、須津小学校に接する、北側道路である根方街道拡幅工事の計画説明をしてもらえました。地域要望として、県道である根方街道は狭隘道路としての問題点ではあったが特に、学校に接する道路としては、余りにも狭すぎ、危険性が伴っているので、早急にその部分だけでも拡幅工事ができないか要望していましたが、今年測量をはじめ、来年以降用地買収を進める計画を説明してくれ、関係各位への協力を今後、進めていくと報告がありました。まちづくり推進会議での要望が、早急に取り組まれ実現することは、意義があることだと思っています。
 その後、市の企画課職員より、富士川町との合併についてと第5次富士市総合計画策定の基本的考え方についての説明がなされました。総合計画に関しては、市の政策推進の基となるもので、基本構想が長期的に将来を展望した目標を示し、基本計画で中期的な政策体系、行動体系を明らかにし、実施計画により財政実現プログラムを定めるもので、行政運営の総合的かつ計画的な執行をする為の指針であります。本年度に関してはまちづくりの目標と基本構想の検討、市民意見の集約が進められ、策定に係る、市民参画体制について、まちづくり推進会議も重要な位置づけになっています。また、地域の特性を生かした計画策定を進める上でも、地域意見を十分に吸い上げて頂く事と、地域においての、まちづくり地区担当班の活用が必要な事と考えています。
須津地区まちづくり推進会議において配られた資料に、須津地区市職員まちづくり地区推進班の名簿がありましたが、須津地域だけでも36名の行政の職員が組織されていました。議員も地域のパイプ役を担っていますが、市民と行政職員が一体となりまちづくりが進めていくことが重要な事柄であると考えられます。
 須津地域も、地域の特性にあわせた、須津ふるさと祭りや須津ふれあい遠足、須津川クリーン作戦と事業が行われていますが、更に、今後、地域の人達の声を生かした、事業、要望を進めていくことを議員ももちろんですが地域職員も加わり、地域力を高め、地域の声を第5次総合計画に反映させたいと思っています。
 本日も、区長さん、町内会長さん、須津地区の市議3名で懇談会が持たれ、まちづくりについて忌憚のない意見交換会が交わされましたが、明日、朝1番の新幹線で行政視察がありますので、これについては、後日に回します。

第34連隊と災害派遣

 
 富岳自衛隊交流会の総会において、陸上自衛隊第34普通科連隊長兼板妻駐屯地司令 一等陸佐 三浦直人様の「第34連隊と災害派遣」の記念講演を聞く事ができました。

 ミャンマーのサイクロン、中国四川大地震と大きな災害が報道され続けている中では、被災地の一刻も早い、救済、支援、復興が望まれています。自衛隊活動の中に、大規模災害などにおいて、人命及び財産を守る為に各都道府県などと連携して、適切に対応することがあげられています。予想される東海地震も大規模災害の位置づけがなされており、大変興味深く聞かさせてもらいました。

 東部方面には、板妻、富士、滝ケ原、駒角、4つの駐屯地があります。三浦連隊長の第34普通科連隊は旧陸軍歩兵三十四聨隊の部隊番号をそのまま受け継ぎ板妻の地に創設された郷土部隊としての特色を持っています。また、静岡県全域を隊区にもつ連隊では、災害発生時一刻も早く被災地に出勤する為、県下各市町村を担当する中隊等を定め常に連携を保持しています。また東海地震をはじめとする各種災害発生時時の対処行動について、静岡県総合防災訓練や地域防災訓練に積極的に参加して、関係機関との連携強化を図ると共に、防災図上演習や総合防災協議会等を実施して連帯の災害対処能力の向上に努めてくれているとの事です。

 話の内容は非常に濃いもので、時間がない中ではもっとじっくり聞きたい部分はありましたが、災害時に対して富士市は、自衛隊の駐屯地が近いのは、ある意味心強く思いました。
 三浦連隊長の信条は3惚れであり、
「仕事に惚れろ。人に惚れろ。土地に惚れろ。」
という事です。北海道の生まれですが、あちらこちらに赴任してきており、その土地、地域で愛着をもち任務を進めてきているそうです。現在の板妻では、特に富士山がきれいに見えるため、毎日、富士山を撮り続けているそうです。説明の中でも、所々に富士山の写真が入れられており、この地域に対しての強い思いも感じることができ、この地域の災害時には全力で力を注いでくれる方が連隊長で安心しました。

 でも、最終的には、災害に際しては、危機意識を常に持ち、自分の身は自分で守る、これが一番の鉄則であると思っています。
 頼りすぎてはいけません。

児童見守りシステムモデル事業

  コミュニティシンクタンク富士が、総務省「児童見守りシステムのモデル事業」として、昨年の6月契約をし、6000万円の予算をもらい、富士市において取り組んでいましたが、シンクタンク富士の総会後に、地域交流センターの米村理事より報告と説明がありました。
この、総務省の「児童見守りシステムのモデル事業は」はモデル事業として、全国で49件の応募があり、16件が採択された中で、19年6月に契約をし、富士市も取り組んでいます、
この事業は、富士市の児童の通学路における安全を確保するにあたり、富士市内で既に活躍している各種団体の協力により「ふじ児童見守り隊協議会」を設立し、人為的な面から児童を見守り安心・安全を確保することと同時に児童にGPS携帯電話、パッシブICタグを持たせ、ハード面から児童の登下校並びに通学路の行動を管理センターで把握し、危険情報をいち早く察知すること、次いで危機情報市民から成るサポート隊に知らせ、救出、情報収集を行うシステム作りが目的であります。
実際に市、学校、PTA,各種団体の協力を得て、市街地の吉原地区と山間地帯であ、大渕地区で、児童に適用する見守りシステムを実施、検証を行いました。また、将来的に高齢者、障害者等の弱者支援にも考慮した見守りシステムの検討も行われました。
報告の中で、

成果として、
*技術的に可能であることがわかった
*地域の既存の見守り機能が一堂に会した
*地域の取り組みがより多くの人に知られるようになった

課題として
*受益者負担の適したコストにできるか
*市全域で見守り体制が作れるか
*行政の対応と住民の役割

モデル事業として取り組み、成果は成果として、評価されることですが、問題は課題の解決を、今後どのようにしていくのかが注目されることだと思います。国の施策ですが、せっかく、行った事業ですので、成果を活用し、安心・安全な社会の構築に向けていかなければならないと思います。私も、できる限り、その後押しをなんとかしたいと思っています。
 
 通学路での殺人事件も起こっており、決して遠くの地域の出来事ではありません、いつ、自分の住んでいる地域で起こっても不思議でない時代になっています。
事件がないに越した事はないのですが、防ぐ為には自己防衛、地域住民の協力、事件ができにくい環境整備にあると思っています。

署名のお願い!

               署名のお願い
 富士市立中央病院に医師を派遣している東京慈恵医大が、産婦人科医師を来年3月末で4名の医師を引き上げる方針が伝られました。
 医師不足は産婦人科だけの問題ではありませんが、富士市立中央病院産婦人科が閉鎖してしまうと、地域の拠点病院としての機能がなされなくなり、民間の産婦人科も閉鎖してしまう恐れもあります。このままでは、富士市ではお産が出来なくなってしまう状況になります。
 来年3月とは伝えられてはいますが、お産をする女性の期間を考えると、この6月にはなんらかの結論を出さなければならない状況であり、早急に署名を募り維持を求めなければならないと思われます。全市的な問題ではありますので、すでに署名活動が始まっており、多くの皆様にも、ぜひともご協力をお願いしたいと思います。別紙署名用紙にご記入をお願いします。
 なお、署名については、全市的に取りまとめられ、市長が病院等に陳情してもらう予定になっています。

 以上のような文面で、私の地域では、富士市立中央病院の産科医引き揚げ方針に対して、署名が始まりました。これは、すでに署名活動が行われている「富士市立中央病院 産婦人科を守る会」の署名への協力によることで、より多くの方の署名を頂く為に、地域用にお願い文が掲載された上で署名活動をしようと私の住む地域の役員の方が動いてくれ始めました。
 中央病院において医師不足は、今後も考えらる事で、現実問題としても、麻酔科のお医者さんも現在1人という状況では、いなくなると手術もできなくなってしまう事になってしまいます。産婦人科の問題では留まらない事ですが、産婦人科に関しては、来年3月と言っても女性の妊娠期間を考えると6月に維持存続の結論を貰わなければ、お産ができない状況になってしまう為に、早急に対応しなければという活動に変わりました。
 議員としてというより、富士市民として、地域は基より、所属団体にも、お願いをして署名を進めています。
 本日も、須津地区の福祉推進会議の総会においても、期間がない中で、各区長さんの名前で、署名活動をお願いし、取り組んで抱ける話になりました。すでに、多くの団体でも署名は始まっておりますが、全市的動きとして、より多くの人の署名を集め、世論の力を借りた中で、必ずや産婦人科の維持、その先の中央病院を、安心・安全(信頼に応える)な拠点病院としての役割を、担える形にしなければいけないと思います。
 当然、地域医療の崩壊を防ぐ為に、議会においても意見書を始め、病院の在り方に対しては、しっかりした対応を取らなければならないと思っています。恐らく、何らかの形で、この6月議会において、動きがある事は間違いないと思われます。

 すでに、皆さんも署名は済んでいると思いますが、病院問題はもっと、もっと市民の皆さんが危機感を持たなければならない事です。まだ、署名してない方がいるようでしたら、大至急署名にご協力ください。

バリアフリー基本構想

 本日の建設水道委員会において、吉原駅及び吉原本町駅周辺地区のバリアフリー基本構想が説明されました。これは、全国的に高齢化が進み、富士市においても、高齢化率は年々高まっており、障害者数も増加している中で障害者も健常者と同じように活動できる社会を目指す「ノーマライゼーション」の考え方が、浸透してきている社会背景にあります。。
 富士市の老齢人口も年々増加を続けており、高齢化率は18,1%と約6人に1人が65歳以上の高齢者となっています。

 誰もが、安全快適に、社会生活を営む事ができる環境が、必要であり、その為には、鉄道駅や市街地などにおいても、バリアフリー化が必要となってきました。このような社会課題に対応する為に「ユニバーサルデザイン大綱」を踏まえ「バリアフリー新法」が新たに制定されました。
 バリアフリー新法においては市町村が定めた基本方針に基づき、1 日あたり乗降客数が5,000 人以上または相当数の高齢者・身体障害者等の利用が見込まれる旅客施設(特定旅客施設)を中心とした地区(重点整備地区)について、旅客施設、周辺の道路、駅前広場、信号機等のバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進するため、当該地区におけるバリアフリー化のための方針、実施する事業等を内容とする「基本構想」を作成することができます。

 これに基づき、JR吉原駅と岳南鉄道吉原駅のバリアフリー化と交通接点としての機能強化が図られ、また、岳南鉄道吉原本町駅周辺を重点整備地区に指定して面的なバリアフリー化が図られます
 事前にフィールドワークを実施し、いろいろな問題点を洗い出しており、高齢者の方、障害者の方々や事業者、施設管理者、関係各機関及び富士市の協働作業によって基本構想は、策定されました。
 詳しい内容は、市で発行する資料で確認していただければと思います。すでに、基本構想の概略は新聞にも報道されている部分もありますが、安心、安全、快適な社会生活を営む環境整備が他の地域、富士市全域にも及ぶことを望みます。

 連休明けの久しぶりの委員会への出席でした。質問をしようかどうか悩んでるうちに終わってしまい、ちょっと残念な感じもします。ちょうど、野球で言えば「見逃しの三振」とでもいいましょうか。

グリーンウィーク突入

 G.W後半の連休に突入しました、どのように過ごしていますか?
 今年は、グリーンウィークの全国的なキャンペーン中だそうです。
ゴールデンウィークを、グリーンウィークに変えましょうという提案があったそうです。
 グリーンウィークとは、今までの休日の旅行や行楽等のエネルギー消費型の過ごし方を、体と地球にやさしい過ごし方に変えようというキャンペーンが、元環境大臣の小池百合子さんやアルピニストの野口健さんなどの提案で取り組まれ始めました。グリーンウィークが伝えたいことは、休日には、楽しく環境にいい過ごし方をすることにより、Co2の削減ができ、地球温暖化の防止にもつなげることです。
 実際、日本の休日すべてを「Co2をなるべく出さない消費スタイル」に変えることにより、家庭(自家用車を含む)から出るCo2の排出量がこれまでより、年約15%削減できるとされています。でも、これは、どこへも出かけるなという極端な解釈ではなくて、混んでいる時に車を使うのではなくて、公共交通の電車・バスや自転車に変えるとかだけでもいいし、公園で本を読んだり、環境に関する映画を見たり、私の地域でいえば、田植えやお茶かり、山歩き等がグリーン活動となります。何かを我慢するのではなく、何かを楽しむこと事により、2酸化炭素を減らすことにつながる事が出来る運動です。

土地改良区でも田植えが始まりました。 

 私は、連休中でも、ところどころに、イベント参加の為に、遠くに出掛けたくても出かけられない状況です。個人的な用で、家を空けるのはせいぜい1日で、用事の合間を縫って、出かけるしかありません。
 負け惜しみではありませんが、今までも、仕事の関係で、連休中の旅行など考えた事もないので、すでに、消費型過ごし方をしない事を実践していました。(でも、旅行に行かれる方を羨ましく思っていましたが・・・・)行きたくても、いけない状況ですので、「休みになると、どこかに行かなければならない」というような気は、もともとありませんでした。(早い話、休みがあまり取れないという事です)

 G.Wをはじめ、長期の休みとなると、車で旅行や行楽といった過ごし方が多いと思います、混んでいるときに出かける訳ですから、お金も使うし、渋滞や人ごみで、帰ってくると
「疲れにいったようなもんだ」
と返って、ストレスがたまり、休んだ気がしなかったりする経験もあるのではないでしょか。

地球温暖化は深刻な問題です。ガソリン代も上がったことですし、今からできる体と地球に優しい、グリーンウィークとしての休日を楽しんではいかがでしょうか?

ガソリン税再可決

 ガソリン税の暫定税率を復活させる税制改正法案が衆議院本会議で再可決されました。連日テレビ、新聞でも報道され、値上げが秒読みに入った、昨日、ガソリンスタンドへの駆け込み給油で賑わっていました。
 各いう私も、安いうちに満タンにしようと、再可決をされる前の昼頃、ガソリンスタンドに行きましたが、混雑はまだしていない状況でした。夕方、法案の再可決がされ、明日からの値上げが報じられると、ガソリンスタンドには、列をなしての給油が始まっていました。
ガソリンの再値上げは、一旦は値を下げ、1か月足らずで、値を上げるという事は、多くの国民は困惑をしていますし、業者の人たちにとっては、死活問題まで発展しています。今回の国会のドタバタによる政治の混乱は、大きな政治不信にも繋がりますし、民意が伝わらない事に対しての憤りも噴出しています。

 私の須津地域のガソリンスタンドの1軒も、4月30日をもって閉店をいたしました。地域のお店が閉まるのは寂しさも感じます。商売が大変な環境ではありますが、今回の混乱も店を閉める理由の1つではないかと思われます。全国的にも、ガソリンスタンドは淘汰の時代に突入しており、減少しています。現在の大手の企業は対応できても、中小零細企業にとっては、大きな痛手となり、商売を断念せざる得ない環境になってきている状況を、政府はどのように考えているのか疑問に思います。与野党のねじれによる影響がでているのですが、野党側の生活第一も怪しいものです。福田政権も支持率が下がっていますが、民意を問いたくても、あまりの状況の悪さが重なり、このままでは、選挙をやりたくても、やれない状況であり、ますます、私たちの不満が募るばかりのような感じです。

 今日から、ガソリンが160円を超えます。安くした後だから、余計高く感じます。

 道路財源の一般財源化を歌っていますが、どのような形であれ、しっかりとしたお金の使い方をして頂く事を、守ってもらいたいです。

最近、気になること。

 5日くらい前に、携帯電話をかけ過ぎて、電池が途中で切れてしまったので、約1日ほっといたら、初期設定からし直さなければならなくなりました。それはそれでしょうがない事ですが、その後が、大変です。次から次へ、如何わしい、メールが送信されてきます。以前にもそのような事があり、迷惑メールの拒絶を設定してもらったのですが、設定がわからないので、未だに、メールが送られてくる状態で、読まずに削除をしているのですが、これは、問題だと思います。
 携帯電話を当たり前のように持つ時代になり、簡単に情報を知りえる環境になりました。私は、議会において、インターネットの普及に伴い、情報格差を是正していく光ファイバー(ケーブル)の接続を進めることを求めましたが、これは、情報インフラ整備を訴えていた事ですが、ビジネスにおいては経済格差が起こるような、情報格差があってはならない事であり、実際、工業団地において困っている問題でもありました。しかし、必要以上の情報は、子供の教育環境においては違います。インターネットも然りですが、パソコンより、もっと気軽に簡単な、情報収集ツールとして携帯電話の普及は、簡単に、子どもにとっても、利用できる状況について改めて考えなければいけないと思います。
 麻薬撲滅キャンペーンの時にヤンキー先生の講演の中でも、今の社会で怖いのは、指ひとつ(ケータイ)で、覚せい剤、麻薬、ドラッグ何でもが手に入るし、爆弾の作り方、から材料まで、ありとあらゆる事が可能になっている実態が怖いという事を訴えていました。
 警視庁によれば、携帯電話の保有率は小学生が32,4%・中学生が68,4%高校生となると96%にのぼるそうです。大半の子供は、携帯からネットにつながるサービスを使っている状況です。実際、子供達の誘惑やいじめ、また、犯罪は、家の外ではなく、家の中でも起こっている状態を親はどこまで把握できているのでしょうか?
 小、中学校では、当然、使用禁止にはなっているはずですが、多くの子供たちが持っている状況の中では、早急に、携帯電話にたいしての使用基準を、道徳等の授業において指導すべき事を進めなければいけないと思われます。(もうすぐ、誰でもが持つ時代になります)また、持っている子供やこれから持つ子供の携帯電話に対しての、フィルタリング(有害サイトへのアクセスができない設定)の義務化を図るべきであり、販売店の未成年者への規制も含め、与える保護者がそれを、100%実施させねばならない条例化も進める時が来ていると考えられます。(もしそのような条例が、すでにあるならすみません。)

 携帯電話に、如何わしいメールが来る度に、ユキビタス社会の弊害が、気になっており、考えさせられています。子を持つ親として非常に心配です。

脱ゆとり教育!?

 須津地区の生涯学習の総会があり、出席し、帰って来ました。生涯学習は、自分が学びたい事を、続ける事ですが、義務教育である、学校教育が、今、変わろうとしています。
「ゆとり教育」の名の基に、授業時間や単元が減らされてきた経緯にストップがかかりました。

 平成21年4月から、「ゆとり教育」路線から転換した、幼稚園、小学校、中学校で新しい教育内容、学習指導要綱がかわります。いわゆる、脱ゆとり指導要領としていますが、あくまでも「詰め込み教育」の転換ではなく、学習を充実する為に行うものと説明しています。
 本日の新聞にも、一面に小5で台形の面積を教えるとか中3でイオンの復活と報道されていました。
 新しい学習指導要領では「生きる力」をよりいっそう育む事を目指していますが、学力低下の懸念の高まりから、学習内容を増やし、「ゆとり教育」からの路線変更を約30年ぶりにし、授業時間数も増加させました。
 変化の激しいこれからの社会を生きる子どもたちには、[生きる力]、[確かな学力]を育むことが必要ですと説明をされていますが、その為に、授業時間数の増加は、今まで、指導内容の削減しか経験してこなかった先生にとっては、ただでさえ消化しきれていない職務に明らかに負担がかかるとされています。「生きる力」と「確かな学力」という移行には、現場サイドでは、混乱が予想されます。移行に伴いしっかりした、教員の条件環境整備を整えなければ、移行してもうまくいかないように思われます。
 生徒にも父兄に不安が生じないような、説明も、今後しっかり進めて頂きたいと思っています。制度が変わる事の説明や理解がなされないまま、導入と言う事で、保険や税率などあちらこちらで不満が噴出しています。教育については、未来の財産を育てる大事な事柄ですので、ぜひとも、慎重にしっかりした形をお願いしたいものです。

 本日の総会でも、小学校の校長先生が、子供は、未来からの留学生といっていました。しっかり、社会全体でも「生きる力」を育めるよう取り組まなければいけません。

モンスターペアレント

 「教育について」の研修会で、学校におけるクレーム対応の課題についての質問が出ていました。理不尽な要求を学校に出す親が増え始めており(モンスターペアレントと言います)、社会問題化してきています。
 モンスターペアレントとは、学校に対して、自己中心的で理不尽な要求を意味する和製英語として使われ始めました。基本的には直接教員にクレームを行うものが多いが、校長や教育委員会など、より権限の強いところに持ち込んで、教育現場の教員や学校に圧力をかけるという形式も増えています。最近では、給食費を払わない理由として、「義務教育だから、市ではらうのが当然だ」とか「頼んでないのに出しているから払わない」といい、給食費を払わない事も問題になっています。
じゃあ、他には、どんな要求やクレームをつけているのか調べてみました。

 ・子供がひとつのおもちゃを取り合って、ケンカになる。そんなおもちゃを幼稚園に置かないでほしい
・自分の子供がけがをして休む。けがをさせた子供も休ませろ
・親同士の仲が悪いから、子供を別の学級にしてくれ
・今年は桜の花が美しくない。中学校の教育がおかしいからだ
・授業中にお菓子を食べたので注意したら、「おなかがすいていたのにかわいそう」
・運動会の練習で「気をつけ」と号令をかけたら「軍隊みたいな教育をするな」
・携帯を取り上げたら「親が買ったのだから親のものだ。教師が取り上げるな」
・どの教師がどのクラスを担任するかを勝手に考えて、「この通りにしろ」
・朝礼の時に態度が悪いので大きな声で名前を呼んだら「みんなの前で叱らなくても、うちの子は後でそっと話してくれたらわかる子なのに…」
(以上、Yahoo!知恵袋より引用)

・不登校の子が家でストーブをけり倒した。学校が弁償してほしい
・いじめに遭う我が子を転校させるので、通学の交通費を出してほしい
・義務教育は無償なので野球部のユニホームは学校で洗濯すべきだ
・写真の中央に自分の子供が写っていない
・休んだ1週間分の給食費を返してほしい
・参観日に授業を録音した親が「先生の授業はここがよくない」と指摘
(以上 毎日新聞より引用)
・掃除は、生徒にさせるのではなく教師が行うべきだ。
・子供の成績が良くないから、校納金は納めない。
・公務員のくせに高級車に乗っている。

 他にも数限りないほどの苦情やクレームが実例として挙げられていますが、どう思いますか?
先生が学校で本来取り組むべき、教育に取り組めなくなってきている状況がわかります。
学校においても、対応マニュアルを備えているところもあるようですが、あまりのクレームにうつ病になってしまう先生もいるようです。先生の権威というのは、昔と全然違ってきているようで気の毒にも思えます。
熱血先生なんて、現れにくい状況だと思えますし、先生の成り手が段々少なくなっていくようで心配です。
 ちなみに、義理の弟も先生をやっていますが、なんとなく疲れているようです。

 「まちづくりはひとづくり」です。
ひとづくりの基本に学校教育が大きく担っている以上、先生に力を発揮できるような環境整備を進めなければいけないと思われます。

富士ブランドとは

 前から書こうと思っていたのですが、中々、書く機会がなかった、富士商工会議所で取り組んでいる、「富士ブランド事業」について、触れようと思います。ふじさんめっせにおいても、富士ブランドのブースも出店されていましたし、私も商工会議所の会員として、富士ブランドの宣伝をしなければと思っています。
 富士商工会議所では、全国に誇れることのできる富士市の素材や名勝、歴史を生かした特色ある産品や製品、サービスなどを「富士ブランド認定品」として、全国に情報発信しています。2006年8月より、1期から4期までに118社159品目が認定されています。ジャンルは様々で、地場産業の紙製品をはじめ、お弁当やお菓子、工芸品から工業製品に至るまで幅広い分野に広がっています。また、「ぐるぐるマップ 富士版 お宝さがし」という本も、書店で販売されています。
 
 富士ブランド認定品の一つの中に、私の中学、高校の後輩で、林くんが、なかなかトイレからでれないユニークな面白トイレットペーパーを販売しています。最近の新製品として、テレビでお馴染みの経済アナリストである森永卓郎さんの「生き残り10カ条トイレットペーパー」を販売しはじめました。トイレの中で、楽しく勉強ができる優れ物で、日本一のトイレットの製造販売を誇る富士市ならでは、アイデア商品で「富士ブランド認定品」として登録されています。
 林くんが、商品を富士ブランド認定品にする取組について、あちらこちらで、講演やパネラーとして活躍しているのを新聞で見て知っていました。仕事熱心な林くんですので、会えなかったのですが、今回、ふじさんめっせでのブースにおいて、初めて、商品を見る事が出来ましたが、話題性もあり、読んでもおもしろく、おしりを拭くのはもったいない気もしてしまいました。
 仕事には関係ない話ですが、林くんのおじさん(多分)には、かって、一世を風靡したヒット曲メーカーの有名な作曲家で、現在は、ラジオfの社長でもある、林哲司さんがいます。(今でも業界で有名な方です)以前にも文化講演会にも、その伝で、出て頂いた事もあります。
 私が考えるに、林哲司さんのヒットメドレーを書き込んだ、トイレットペーパーの商品化はいかかでしょうか?
今度、提案してみようと思います。だめかな〜?
トイレで歌も歌えて、いいんじゃないですか。

中央病院はどうなるの?

 この時期、毎年、風邪をひいてしまいます。2,3日前から頭とのどが痛く、鼻水と咳がでます。暑かったり寒かったりして、温度調整ができなのと、疲れが溜まってきており、居所寝をしたりして、体調を崩したようです。
 明後日には、精密検査を受けに東京に行くのですが、風邪をひいているので、血液検査の結果が悪くなるのではとちょっと心配しています。健康に越した事はないのですが、病気になったら、頼らなければならないのが病院です。
 富士市の拠点病院の役割を担う、富士市の中央病院が、黄色というか赤色点滅の危機が電撃的に報じられました。近年の医療事情は、メディアにおいて、「医師不足」「消える、産科、小児科」「救急病院の消滅」が各地域で問題が報道されていました。
 富士市においても、現実的な問題として、来年の3月までに、産婦人科の医師を、全員引き揚げる方針が、派遣先の慈恵会医科大から伝えられたことが明らかになりました。もし、実質的に産婦人科が閉鎖されたら、地域の産科医療に及ぶ影響は甚大である事は明白です。富士市の医療崩壊に繋がりかねないと考えられます。中央病院に対しては、昨年、検討委員会が開催されており、答申書が市へ提出され、よりよい市民の信頼に応える病院作りを進めてきている最中で、まさに寝耳に水的な感じがいたしました。しかし、平成16年度に導入された新臨床研修制度により、研修医は研修先を自由に選べるようになった為、人手不足に陥った大学病院が関連病院から医師を引き揚げ始めていました。いつかはこのような事が起らなければとは思っていたのですが、慈恵会医大も、多分そのような中での引き揚げが、現実的になりました。

 お産を扱う産科医が減少している状況では、深刻な問題に発展して行く事は明らかであります。安心、安全な社会には病院の充実は欠かせないことであり、安心して子供を産める社会にしていかなければ、ますます、少子化が進む傾向に拍車が掛かってしまいます。それと同時に若い人達の流失にも繋がると思います。

 市長も、この崩壊の危機に「存続の為の、最大限の努力をする」と言っています。議会でも会派の代表が、この件で、緊急に集まる事になっています。なんとしても、市民の安心できる病院にすべく為の努力を、行政を挙げて全力で、取り組む時が来ているようです。
 

町長の思い

 商工会議所の平成20年の商工振興委員の委嘱式が行われた後に、富士川町長の坪内氏の講演がありました。
 テーマは「富士市との合併を控えて」〜私が思うところ〜でしたが、本年11月1日に向けて興味深く聞かせていただきました。合併調印まで、会議が進めれてきた中では、坪内町長には会う機会が多くあったのですが、じっくり、合併についての思いというのは聞いた事がなかったような気がしました。富士川町は、合併ありきというような形で進んでいたので、あまり、町長の合併の思いとは気にしてなかったのかもしれませんが、改めて、個人的見解の入った話を聞く機会があり、良かったと思っています。

町長は
 富士川のサービスエリアや野田山からみる、富士市の夜景は本当にきれいに見えます。その富士市は、富士山の地下水に恵まれた工業が発達し、生産年齢も県下で7番目に位置し、富士川町に比べれば若く、成長がまだまだ著しいと期待しています。富士川町の特に自慢の3つの施設、「富士川楽座」、「古谿荘」「総合体育館」を有効に利用してもらい更に素晴らしい富士市にしていく事も望んでいます。特に、施設の中でスマートインターチェンジを導入に際し、当初、国交省から試験的に導入という形であった為に、ETCの利用ノルマが達成されないと設置できないと困ると思い、町長として、1日、何10回と富士市と行き来した事もあったと苦労話の熱い思いが話されました。要望として、この際、どうせだからと、富士川町では8月の最初の土曜日に、富士川の夏祭りを行っています。その時に河川敷で、花火大会を開催していますが、これだけはどうしても継続してもらいたく、富士祭りと同時に合わせ、両岸で、花火をバンバン上げ、花火合戦をやったらどうかという提案させて頂きたいとの事でした。今まで、聞けなかった事が話されていたようでした。
 私は坪内町長の高校の後輩にもあたり、町長はハンドボール部の大先輩にあたります。よく、OBとして後輩をかわいがってくれました。(というよりしごかれました)
 本日の話でも、総合体育館へのハンドボールのコートを作りたかった思いの中で、富士市にも、ハンドボールの仲間として、元市議の池田先生、井上建設の社長、鰻屋さん、お米屋さん、料理屋さん、今回市議になった、小池君、今日ここにいる荻田君その他にも多くの仲間が富士市にいると話してくれました。名前を出していただいたので、終わった後に挨拶にいくと、挨拶代りに

「元気か?」

と言いながら、頭を小突く素振りをしてきましたが、

「議員になったら、こんな挨拶じゃ(小突いたら)駄目だな。」

と笑いながら、やめてくれましたが、議員になっても、いつまで経っても先輩は先輩です。頭があがりません。

高速道資材、手抜き試験

 年度末の最終日という事で、用があり、県庁と市役所へ行きましたが、組織変更と移動により、バタバタと忙しそうに職員が動きまわっていました。
 新聞に朝、目を通すと「橋梁に無試験資材」県内、第2東名7か所という見出しで、大きく取り上げられている記事がありました。高速道路の橋梁工事でコンクリートの強度を確保する為に資材「ポリエチレン製シース(保護管)」の品質試験報告書をでっち上げていたとの事です。

「なんだ、また、偽装問題か、」

と思いながら記事を読んでいくと、県内該当箇所に、私の地域である、*市8024神谷天ケ沢6号線(使用距離127メートル)*市8023増川西村11号線(119メートル)の2か所が挙げられていました。
地域を通る橋梁が安全性が保たれているか、地元の議員としては気になる話ですが、記事の中での、社長の話に、

「試験には約2か月で数百万円の費用がかかることもあり、どうでもいいやとうその品質試験報告書を作り上げた」

とありましたが、どうでもいいやという気持ちは許されない言葉だと思いました。たとえ、安全であるとはいえ、そのような社長の会社の製品は信用できるものと思えません。
 第3者機関での試験の実施や高速道路会社への立会を進める方向性を示されてはいるものの納得はいきません。

 行政も年度末で忙しくしているとは思いましたが、地域の問題である以上、どのような状況か確認だけはしなくてはと、第2東名対策室に問い合わせに伺いました。
 担当から、中日本に確認をした上で、2か所の内1か所は工事で使用しておらず、もう1か所に関しては、安全性の確認報告をもらえるよう、連絡指示をしてあると解答がありました。
 しかしながら、偽装とか捏造とかという事が、どうして次から次へ出てくるのでしょうか、このように明るみに出てくるのは氷山の一角で、まだまだ沢山このような事があるのでしょうか、真面目に正直に仕事をしている人まで疑われてしまうような行為はあってはならない事なのに・・・・・

教育について。

 ゆとり教育なるものが導入され何年か過ぎてきたのですが、その時、改訂された指導要綱が物議を醸し出していた事は知っていましたか?私は、その一端を聞いた時に、ゆとり教育とは何ぞやと思いました。
例えば、
1、円周率は3.14を3にする。
2、小数点の計算は、少数点以下一位までしか指導はしない。
3、台形の面積の求め方は、指導項目から外す。
4、漢字160文字を一学年づつ先送りする。

などなど、円周率が3にすると半径6センチの円周は36センチとなり、円ではなく正6角形になってしまうのではないか、ゆとり教育という名の下で矛盾を教えていいのか、大いに疑問を持ちました。
 40年ぶりの教育基本法の改正に伴い、本年学習指導要綱が改訂されると聞きました。
 新人議員での勉強会で、チャレンジ改革7という会があります。今回私が幹事ですので、教育についてと題して、その辺の所を当局より、レクチャーしてもらう研修会を企画しました。人づくりの上で教育は基本です。教育についてもしっかり知識として身につけたいと思い、勝手ながら幹事の特権として、来月開催することにさせて頂きました。
 議員の資質向上を図る事を目的にした、チャレンジ改革7において、少しでも為になるよう、計画をすすめていくつもりです。

 学生時代は机に座ると、寝てしまうか、お腹がいたなくなるほど、勉強が嫌いだったのに、今は、教育は気になります。

 いつまで経っても、勉強はしなければいけないんですね。

映画文化の構築を

 財政破綻した夕張市で市民が主体となり、映画祭が開催されているニュースが流れていました。清水でも4月5日より、第14回清水映画祭が開催されます。富士市の映画文化はどうなるんでしょうかね?

 現在、富士市に唯一あるパピーのシネプレーゴも、パピー閉館後は、無くなり、24万5千人が住む、富士市には映画館の無いまちになります。私の子供の時は、吉原に3つ富士に、1つの4つの(もっとあったかも知れませんが覚えているだけでもの数です。)映画館がありましたし、映画館は娯楽の場で、学校でも、割引券などが配られ、休みになると映画館へ連れてってくれと親にせがんだことを覚えています。学生時代は授業をさぼって映画館に行ったのも思い出します。大人になっても、映画館で映画を見ることが好きで、定期的に映画を見に行っています。

 最近は忙しくて、なかなかいけない状況ですが、それでも、時間を見つけて、夜の遅い時間に行ったりして見ています。でも、富士市の映画館には、あまり行かず、沼津、清水、静岡までみにいきます。近くの映画館は、子供の頃のイメージがあり、狭い、汚い、臭い、という印象があり、どうしても、他市のきれいな映画館に行きはじめ、富士の映画館に行かなくなりました。実際、富士のシネプレーゴが無くなっても、不便は感じない1人です。しかしながら、映画文化を構築して頂きたい1人としては、自分の住むまちに映画館がないのはさびしい限りですし、まちとしての品格がさがると思っています。映画も文化をつかさどる重要なファクターだと思っていますし、大衆娯楽の原点のような気もします。
 戦後、何もない時代から、飛躍的に、映画が普及し始め、多くの人が、夢や希望を持ち生きていく元気をもらった人も多くいるはずです。テレビやビデオ・DVD・PCにより、映画館に足を運ぶ人が少なくなっているという現実もありますが、私は、何より子供の時から、映画が始まるドキドキ感が大好きです。富士市においても、フイルムコミッションが設立されまましたが、撮影誘致もそうですが、映画祭ができるようなまちになればいいなとつくづく思います。でも、そう言っている私も他市へ行っているようじゃ駄目ですね。

 今日も、清水のドリームプラザで、レイトショウで遅い時間から、「ライラの冒険」見てきました。(3部作ですが、面白かったです)私のダイモンはねずみでした。
 清水のドリームプラザ周辺は、大分、景観的にも、雰囲気的にもよくなり、わざわざ行ってみようという気にさせる場所になっています。富士市にも雰囲気の良い、映画を見たり、散策をしたり、買い物をさせてくれるような場所がないと若者が離れて行ってしまうと思います。

マンション建設に異変か!?

 先週末にある人から、富士のマンション建設状況は、今、どうなっているかと聞かれました。ある人いわく、マンション建設が進みにくい状況にあり、その上、建築費高騰の為、採算が合わなくなりはじめている為、建築見合わせが始まっているとの事でした。 
 今議会においていも、マンション建設反対陳情やペアーレ跡地のマンション問題が取り上げられていました。あちらこちらで、マンションの建設がすすんでいる話がありますが、順調に進んでいるのでしょうか?
 姉歯問題に端を発し、建築基準法が改正され、建築申請も厳しくなり、申請も出にくい状態である事が報告されていました。マンションにおいても、住民反対や確認申請が出にくい状況である上に、原油高による物価高騰、建設資材とくに、鉄骨等の値段があがり、建築費が跳ね上がり、中断せざる得ない状況が出始めているのではないのでしょうか。特に設計会社が大変である状況に拍車が掛かっているようです。
 本日の新聞にも、三島で大手ゼネコンのマリモさんが、測候所の跡地への建設を断念した。と報道されています。
また、富士でも。明治製紙さんの前のマンション建設も中断されたと報告を受けました。マンション建設に異変が生じ始めているようです。

 夕方、見覚えの無い、お兄さんというかおじさんに声をかけられました。(私自身もおじさんですが)相手側は、私の事をよく知っているようで、支援者かもしれないので、取りあえず、にっこり笑って挨拶を致しました。
「全然変わりませんね」
と言われたのですが、誰か思い出せません。
「長谷川ですよ」

「あー寛くん」

 思い出しました。15年前に、彼が学生をやってた時に、お付き合いがありましたが、(遠い親せき筋にあたります)大学へ入ってからは音信不通で、その後、何をやっていたのか知りませんが、偶然、今日出会いました。
でも、彼は貫録(大分太っていて)が出てしまい昔の面影もなく、誰かわからなかったわけです。その彼も、今は、お父さんの会社(建設関係)に入り、専務(多分)さんとしてがんばっているようです。
 変わってしまい驚きましたが、良く見れば、昔のかわいい面影もありました。懐かしかったです。

政局は不安定。

 道路特定財源の維持を盛り込んだ租税特別措置法案の改正案の成立があやうくなってきています。流れれば、大混乱に陥ります。そのまま選挙に突入も有り得る状況を要してきました。

 なんとなく、選挙を予感させるかのように、政党の総会や各分会においての役員会が開催されています。

 道路特定財源を捻出する、暫定税率のありようは、一般的に良くわかりにくい部分があります。暫定税率を廃止することにより、ガソリンが25円安くなるという案が出ています。(暫定とつくと意味が分りにくくなります)ガソリンが25円安くなる事は、誰でもがありがたい話であり、実現すれば、確かに、消費拡大に繋がるかも知れません。
 
 しかしながら、地方に交付されている道路関連の予算に欠損が生じ、整備計画がストップし、既存道路の維持管理さえめどが立たなくなり、市民生活に大きな支障が生じる事に対しての説明がなされていません。
 昨日、市政報告会においても、特定財源による、富士市の影響はどのようになるか、質問されました。会場にいる人に
「ガソリンが25円安くなる事を望みますか?」
と投げかけをいたしました。比較的若い3人の方が望むと手を挙げましたが、ほとんどの人は手を挙げませんでした。(手を挙げにくい状態だったかもしれませんが・・)
 実際、25円下がる事は、皆が望んでいることかもしれません。富士市の場合、廃止された場合、8億円位の交付金が入らなくなると思いますが、金額的には、財政上そんなに影響がないとしても、交付されない事により、進んできている、道路建設が止まってしまい、金額以上の支障が、生じてしまうと言う事を説明をしました。
 選挙をやるとかやらないとかよりも、景気回復、年金問題にしろ、国民の生活の不安を一刻も早く、解決をして頂きたいと思っています。
 国民が憤っているのは、年金にせよ、特定財源にしても、あつめたお金の使い方を問題にしているのです。本来の目的に使われているのなら良いのですが、あまりに不可解な運用がされている事に納得ができてないんです。人のお金ではなくみんなのお金ですのでちゃんとしてもらいたいです。
 与野党とも、そういう事をしっかりして、もらいたいと国民の一人としてお願いしたいです。

 

奨学会40周年

 昨日、吉原RCの奨学会40周年記念式典が、開催されました。市長をはじめ多くの来賓の方が出席していました。
 富士市には育英条例というものがあり、奨学金制度があります。家庭の状況や事情において、学習する意欲のある子供たちに、均等に機会を与える事が目的の素晴らしい制度です。今回一般質問でも、更なる充実をして頂きたく、見直しをすすめていく事を要望しました。
 しかし、行政以外でも、子供たちの健全育成を考え、将来の子供たちに夢や希望を持つ社会を推進していく為に、吉原RCでは、40年まえから奨学会を立ち上げ、富士東高、吉原高、吉原工業、吉原商業の生徒から、奨学生を選び、奨学金を給付しています。
 この奨学金制度の素晴らしいところは、市の育英条例と違い、お金を与えるだけではなく、アドバイザーという制度があり、奨学生一人につき一人、「第3の後見人」として、いろいろな相談にものるという仕組みを取っています。
 お金を与えるだけではなく、心の支援もすすめています。
多くの奨学生の進路もどのようになったかわかりますし、またなにより、奨学生がより、支えられていると言う意志の基、プライドを持ち頑張ります。
 私は、できれば、行政においても、同じような仕組みを進めて頂く事を願って、今回も質問をいたしました。教育ということについては、お金を与えるだけの支援ではいけないと思っているのが私の持論です。

アドバイザーになられている方々は素晴らしいメンバーです。教育委員長・建設組合長・商工会議所副会頭等早々たるメンバーが名を連ねています。

人類という家族ー平和の共同体

 2008年新年のベネディクト16世教皇のメッセージを読む機会を、聖書の勉強会で与えられました。
 毎年、世界に向けて発信をしているのですが、今年の
メッセージをお目にかかるチャンスはありませんでした。
英語で書かれているので、訳された文を読んでいるのですが、訳されると多少ニュアンスが違っている部分もあるようです。
 難しい内容ですが、
「THE HUMAN FAMILY.A COMMUNITY OF PEACE」
人類という家族ー平和の共同体が大命題のお話です、詳しい内容は原文を読んでみて自分なりの解釈をするしかないと思います。
 結婚の大切さ、そして、命と愛の親密な交わりである自然な家庭は「個人と社会が人間らしくなる第一の場」であり「生命と愛のゆりかご」です。それゆえ、家庭を第一の自然な社会と定義することは適切です。家庭は、「人間と人格の生命の基礎となる、神の定めた制度であり、あらゆる社会の原型です。

 結婚という男女の関係の新しい絆は、固いきずなを結ぶ大切な行為で、家庭がすべての上で重要な位置を占める事でありその延長線上、人類という家族が存在するわけです。
 一番小さなコミュニティが、うまく成り立たなければ、大きな世界は決してよくならないという事だと思います。
 簡単に結婚し離婚する、理由はどうあれ、家庭が壊れてしまうと言う事が多くなると言う社会は、世界平和に進む社会に成りにくいのかなーと考えていたら、隣に座っていた、仲間が
「家庭の不和は、貧乏の種。うちの家訓だよ、女房を子供を大切にしなきゃな。」
といっていました。なんとなく、教皇のメッセージより、理解できました。

人と犬の共生を目指して。

 広見公園には多くの犬をつれた人たちが集まっています。
誰が言ったか、通称「犬公園」と言う人もいるそうです。そんな犬を愛している人達が、本日集まり、公園の清掃活動を致しました。70人位の人間と70頭位の犬が集まり、公園利用を考えた中で、清掃活動を始めたそうです。
 今、多くの公園でも、犬の問題がでています。糞の問題、おしっこの問題、犬同士のけんか、犬をつれて歩いている人が、今後、人と犬が共に楽しめる場所を創造しなければならない状況です。

 犬の好きな人ばかりでない現実もあります。公園はみんなのものである以上、犬の嫌いな人にとっては、連れてこないでもらいたいという意見もあると思います。ですから、犬を連れてきている人のモラルやマナーが、大切になって来ている訳です。共生して行く為には、犬を飼っている人達の気持ちも理解して頂くには、周りに迷惑をかけないと言う事を知ってもらう事も大切なことだと思います。
 
 犬の愛好家の皆様は、今後ルールとマナーを守り、公園整備にも力を貸していくそうです。清掃活動は、定期的に進めていくそうで、公園利用の人たちに犬を連れて、歩いている人の規則を守った中で、公園で人と犬が共に楽しめるような場所にさせて行く事が目的のようです。。
 多少時間が掛かっても、良い結果に進むように、たくさんの人に、理解してもらい、実績を積みかさねていくのが大切だと思います。
 一時間の活動でしたが、多くのゴミが回収がなされました。
関係ないけど、今日は眠い!

ハイウェイオアシス構想

 商工会議所の賀詞交歓会で、県知事が挨拶で
「富士山のこれほど眺望の素晴らしいところはない。残念ながらサービスエリアの予定はないということ。新東名の富士市エリアのSA設置は10年前に働きかけた事がある。今後、当初の構想よりは簡便なもととななるが、その実現へ向け、県、富士市共同で国へ提案していく」
とオアシス設置の可能性が残されていることを示しました。
新聞にも掲載され、その場に私も居合わせましたが、
「へえー出来る可能性もあるんだ。」
と思いましたが、それを聞いていた、青年会議所のメンバーは、50周年事業でエリア構想として、富士市にSAエリアのハイウェイ構想打ち出していたので、俄然、火が付いてしまいました。
 実際の所は、計画が組み込まれている状況ではありませんが、JCがどのように活動していくのか見守っていました。


 本日、JCの政策委員長が市役所に訪れ、3月10日に、まちづくり推進事業として、4人の市会議員とパネルディスカションを行う、「まちみらい想像図」という会を開催する説明に来ました。
 エリア構想に対しての意見と討論会として、富士市は活性化できるまちなのかを肯定、否定の話を進めてもらいたいと言われました。議員の立場としては、活性化はできないとは言えません。できるように進めるために、議員になっていると思っています。問題点を提起した中で、解決しながら良い方向に進める話をしたいと思っています。
 しかし、富士川に楽座を含む、ハイウェイオアシスがある以上、合併が11月に有るので、富士市にある施設としてとらえると、同じに市に2つのハイウェイオアシスは無理と思ってしまいます。県知事も、構想実現にたいして、本当にその気があるのか、もう一度確認を取った方が良いかもしれません。計画があって、毎年、毎年言っているような事がらでも、現実化しないのに、計画もない事が、国へ要望を出すだけでは、中々進まないような気がします。まあ、もっとも、何事も声を出さなければ始まりませんが・・・