温暖化を防ごう!

 今日の社会において、科学技術の発達に伴い、生活への利便性を追求した結果、環境への負荷を与えています。地球温暖化をはじめとする環境問題は自治体においても取り組まなければいけない課題であります。
 富士市では、環境の保全や創造に関する施策や理念を規定した、「富士市環境基本条例」が制定されており、それに基づき、「富士市環境基本計画」を策定しています・この計画に関連して、富士市環境マネジメントシステムや地球温暖化防止対策実行計画、など持続可能な地球環境を次代に引き継ぐまちづくりを進めています。

 自分なりに温暖化についても、理解したくて、昨日は、環境総務課にいって、資料をもらいにきながら勉強してきました。6月議会が控えているので、この時期は当局は、何か質問をしにきたのかと身構えていましたが、質問をしたくても、知識がなくては質問もできないのでと前置きをして、お話を聞かさせてもらいました。
 富士市においては、Co2の排出量を、2010年までに、1990年レベルの排出量に合わせていく事を目標に色々な温暖化対策に取り組んでいます。富士市で、はじまっているかもしれない、温暖化状況としては、20年前に比べ平均気温が、15,2度から16,3度に真夏日が30日から42日、熱帯夜が、4日から13日、真冬日は逆に、34日から20日に減っています。この他にも、台風豪雨も増加している状況です。
 温暖化対策としての事業として、住宅用太陽光発電設備補助や、高効率給湯機設置補助など、があり、また、温暖化啓蒙活動として、環境フェアや「地球を考える家計簿」などが事業として行われています。特に、効率給湯器設置事業は、他の自治体に先駆けた事業で、行政、企業、金融機関と連携した中で、本年度は1000件の申請を受け付けています。まだ、一般には知れ渡っていませんが、富士市独自のシステムで先進事例として、注目されています。
 富士市は、他の都市と違い全体の発生量の80%は産業部門である特殊性をもった街でもありますが、企業が対策をするだけではなく、交通体系やごみ減量化、省エネ、シンエネルギーの開発を行政もさらに進めていかなければならない状況であります。そして、、未来の為に、温暖化対策はやはり、一人一人の意識や知識を生かしながら、取り組まなければいけないことであることでもあると思っています。
 北海道の洞爺湖サミットが来月に控え、温暖化がテーマにしている以上、富士市でも、また、自分自身でも何らかの取り組みができなないか、考えています。
 とりあえず。電気をこまめに切る事を心掛けると共に、6月から、かってにクールビズにしています。