町長の思い

 商工会議所の平成20年の商工振興委員の委嘱式が行われた後に、富士川町長の坪内氏の講演がありました。
 テーマは「富士市との合併を控えて」〜私が思うところ〜でしたが、本年11月1日に向けて興味深く聞かせていただきました。合併調印まで、会議が進めれてきた中では、坪内町長には会う機会が多くあったのですが、じっくり、合併についての思いというのは聞いた事がなかったような気がしました。富士川町は、合併ありきというような形で進んでいたので、あまり、町長の合併の思いとは気にしてなかったのかもしれませんが、改めて、個人的見解の入った話を聞く機会があり、良かったと思っています。

町長は
 富士川のサービスエリアや野田山からみる、富士市の夜景は本当にきれいに見えます。その富士市は、富士山の地下水に恵まれた工業が発達し、生産年齢も県下で7番目に位置し、富士川町に比べれば若く、成長がまだまだ著しいと期待しています。富士川町の特に自慢の3つの施設、「富士川楽座」、「古谿荘」「総合体育館」を有効に利用してもらい更に素晴らしい富士市にしていく事も望んでいます。特に、施設の中でスマートインターチェンジを導入に際し、当初、国交省から試験的に導入という形であった為に、ETCの利用ノルマが達成されないと設置できないと困ると思い、町長として、1日、何10回と富士市と行き来した事もあったと苦労話の熱い思いが話されました。要望として、この際、どうせだからと、富士川町では8月の最初の土曜日に、富士川の夏祭りを行っています。その時に河川敷で、花火大会を開催していますが、これだけはどうしても継続してもらいたく、富士祭りと同時に合わせ、両岸で、花火をバンバン上げ、花火合戦をやったらどうかという提案させて頂きたいとの事でした。今まで、聞けなかった事が話されていたようでした。
 私は坪内町長の高校の後輩にもあたり、町長はハンドボール部の大先輩にあたります。よく、OBとして後輩をかわいがってくれました。(というよりしごかれました)
 本日の話でも、総合体育館へのハンドボールのコートを作りたかった思いの中で、富士市にも、ハンドボールの仲間として、元市議の池田先生、井上建設の社長、鰻屋さん、お米屋さん、料理屋さん、今回市議になった、小池君、今日ここにいる荻田君その他にも多くの仲間が富士市にいると話してくれました。名前を出していただいたので、終わった後に挨拶にいくと、挨拶代りに

「元気か?」

と言いながら、頭を小突く素振りをしてきましたが、

「議員になったら、こんな挨拶じゃ(小突いたら)駄目だな。」

と笑いながら、やめてくれましたが、議員になっても、いつまで経っても先輩は先輩です。頭があがりません。