東部地域は水害常襲地であることは議会で何度も何度も取り上げています。東部地域ではおよそ14年間で3回大きな水害被害が起こっています。今議会でも、ここ何年かは大きな被害が出ていない中では、嫌な予感があり、今議会であらためて東部地域の水害対策の経緯も含めもっと進めてもらいたく質問しました。
被害前日より大雨が降っており、前日の午後11時30分に確認したときは冠水道路もなく安心してました。7月3日午前3時半、消防のサイレンの音で目が覚めました。もしやと思い、カッパに着替え、ヘルメットをかぶり、江尾公会堂に行くと水防団が詰めています。消防車も来ています。江尾江川が逸水しており、常襲箇所である、江尾13組、江尾7組で浸水被害沼津線、根方街道、吉原浮島線で冠水箇所が出ています。
既に避難者も出たとの事。根方街道では、水没している車もあります。あちらこちらの道路が冠水しており、通行止めが余儀なくされました。救助ボートもでています。7組、13組で床上、床下浸水の確認もできます。県土木の指示で消防団等も入ってきて土嚢を摘んでくれました。
東部地域では平成26年以降大きな被害はありませんでしたが、コロナ禍で不安の声はあり、恐れていた水害被害出てしまいました。市長からも確認の電話があり、当局対応として、直ぐに職員を派遣してくれました。まだ、雨が続く中では、これ以上被害が出ない事を祈るばかりです。今後、今回の被害の検証したうえで、あらためて、対応が求められます。
議会でも言いましたが、コロナ禍であろうと水害は起こります。嫌な予感通り、恐れていたことが起きてしまいました。今回、議会終了の一週間後の質問であるならば、治山治水は最も取り上げなければいけない話であったと思います。
雨の中、「荻田さんお願いしますね」と何人の方からも言われました。
苦しい思いは良くわかります。4回目となると私も熟知たる想いはあります。
水害被害の軽減、解消は私にとってライフワークであります。
想定外の雨量で済ますことなく、今後もしっかりと取り組みます。
**メディアの方々も入ってきましたが、伊豆山、黄瀬川と大きな災害が起こっており、こちらに来ることが手薄となっていますが、現場に来て、思った以上の災害の酷さに驚いていました。