ららぽーと沼津の効果や影響は??

 

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静岡県東部初出店のリージョナル型ショッピングセンター「仮称三井ショッピングパークららぽーと沼津」が今春の秋開業を目指し建設が進んでいます。リージョナル型ショッピングセンターとは聞きなれない言葉ですが、有名専門店、飲食店、サービス店、アミューズメント店等多種にわたっての店舗が入り、その施設だけで一日、買い物ができる事を目的とした時間消費型施設であります。この施設に関しては沼津市が2017年に都市計画変更により市街化編入しての施設となり話題にもなりました。

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沼津市の議員研修会でも、ららぽーと建設周辺整備を視察研修しましたが、現況の当局説明は、メディア発信されての資料に基づいたものであり、施設もバスから見るだけではありましたが、延べ床面積は165000平米、店舗は4階建て、店舗数は220店舗、駐車台数は3500台。人気や話題の店舗や最新の10スクリーン1800席のシネコンやボーリング場も併設しますので大きな建物とかなりの集客は見込まれまる事は伺えました。

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沼津市の説明で示された施設に期待される効果としては、
★地域貢献(地域の情報発信等)★公共交通の強化(交通広場の設置)★防災対応(防災協定の締結)★事業者による基盤整備(道路拡幅、治水対策の実施)が挙げられていました。ただ、効果とは別に影響としては、個人的には富士市にも大きく関わる事としても、県東部の商業地図が変わる恐れもあり、同時に雇用については4000人の雇用が必要とされると言われていますので、人手不足の現状下では、小売り、サービス業等の人手不足に拍車がかかる恐れはあると思っています。また、慢性的な渋滞道路である国道一号線は休日、5万5千台/日の交通量がありますので、駐車場付近を含め周辺道路の交通渋滞は交通事故も繋がりかねなく、交通対策については大きな課題を感じます。今後,国一の慢性的に渋滞緩和策としては、金岡浮島線の整備と東駿河湾環状道路西区間の一般末までの事業化は必須であると感じています。

沼津市に一番近くに住む議員としては、効果や期待も大きな施設であるものの、施設ができる事での付帯する影響や不安も大きなものもあるのは事実であり開設が近づくにつれ強く想いました。