「清く、正しく、美しく」

元宝塚歌劇団宙組で娘役として活躍した華凜もゆるさんは引退した後、宝塚で得た貴重な経験を活かして日本全国公演活動をしているそうです。その華凜さんの「人に夢と感動を!」〜宝塚オーラの出し方〜の講演会が三島で開催されました。

議会が近くなり一般質問も考えなければなりませんが、私も何度か宝塚歌劇を見に行った事もあり、割と興味があったので、どんな方なのか会ってみようとちょっと無理して行ってきました。
華凜さんは細くて、顔が小さくて、話す姿も背筋がピーンとしており、声もとおり、流石、元タカラジェンヌと言う感じです。娘役であり、かわいい方でした。

東の東大、西の宝塚と言われるくらいの難関の宝塚音楽学院に入る大変さ、また憧れて入学した後も、世界一厳しいとされる縦系列で予科生時代は、「なぜこんなに人間らしくない規則があるの」と感じるまでのストイックな世界で学んできたこと、寝る時間も無いほどの過酷とも思われる集団生活(一人の責任は皆の責任だそうです)、すべてが学校卒業後の「清く、正しく、美しく」の宝塚歌劇団において必要であるとしていました。
話を聞きながら、また姿を拝見しながら、宝塚の徹底的な厳しさがあっての美しさや自信であるという事を教えてもらいました。
やはり、人並み以上の努力をしているからこそ、タカラジェンヌとしてのオーラが出るんだと言う事は華凜さんを見ながら感じます。
講演は最後まで楽しく聞かせて頂きましたが、美しく見せる立ち方や好印象を与える喋り方など、人前に良く出る議員と言う立場からも勉強になり、無理して行った甲斐がありました。

既に、華凜さんは退団していますが、話を聞いた後、改めて機会があったらまた宝塚歌劇団の公演に行ってみたくなりました。