行政懇談会の回答には不満も・・・

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市内26地区で順次開催されている小長井市長を囲んで行政懇談会が須津地区でも開催されました。わたしも、須津まちづくり協議会の顧問として挨拶をしています。行政懇談会では市長からの市政の課題があり、その後、事前に地域要望が出されての説明がありました。地域要望に関しては、「東部土地改良区の景観を活かした観光施策につていて」として次の2点つについて要望しています。

1、観光資源としての東部土地改良区の整備について
2、浮島釣り場公園及び周辺整備について
いずれの要望に関しては、既に私も議会で取り上げており、9月議会においても土地改良区の今後のあり方の中で市長に強く求めている事でした。
当局側の説明では、土地改良区内は農地であり、整備は難しく、公共施設である場所の整備と富士山ビューポイントの整備の一環としての東部浄化センター付近への看板やモニュメントを年度内に設置して市内の回遊性を高めたい。現在トンボとハスが共存できるよう調査をしており、その結果を踏まえての対応を検討する。地域に愛される公園となるよう公園愛護会を結成しての管理をお願いしたい。との事でしたが、説明内容については今までの経緯を考えれば決して納得のいくような事ではなかったような気がします。富士山と新幹線のビューポイントとして一番車が駐車されて問題となっている場所は、公共施設である東部浄化センター付近でもなく釣り場公園でもありません。その意味では多くの人が駐車している箇所が農地で整備ができないのなら、道路の整備計画を立てている中里田中新田線の道路整備の際に、車が駐車できるような道路整備をしていく事は可能であると思っています、また、釣り場公園の駐車場の拡大は東球場の利用者に対しても必要であり、以前より求められている事でしたが、何ら説明では触れられていませんでした。市長が言う全国でも1,2を争う富士山絶景ポイントの整備について、もっと積極的に考えて取り組んで欲しいと言うのが地域の声であると思っています。
今議会でも土地改良区の将来展望を求めましたが、土地改良区内の様々な課題解決と富士山と田園と新幹線等々良好な景観を維持していく上の施策については、地域の課題としてでなく、富士市の課題として真摯に捉えて欲しい事でもあります。