救急搬送・受け入れについて

先日、「1週間のごぶさたでした」の名せりふで知られた司会者の玉置宏さんが、脳幹出血のため死去したニュースが流れていました。
私の養母も脳内出血として救急搬送をされましたが、脳幹にまで及ぶ脳内出血であり、最終的には脳幹出血の症状としてあげられる呼吸不全により亡くなりました。

いわゆる脳内出血は、寒冷暴露などの自然環境のほか、労働条件やストレスなどの社会的、精神的要因があります。また、喫煙、塩分摂取、アルコールなどの嗜好、肥満、高血圧、運動不足など多岐にわたります。その死亡率は75%に達するとも言われています。平成16年度厚生労働省人口動態統計では、人口10万人対で本症による死亡が28.6人であります。

改めて、養母の事について落ち着いて考えると、もう少し対応ができたのではないのかと悔やまれる事があります。朝、突然倒れ救急車に連絡し、病院に搬送されました。救急隊の方は最大限の努力をしてくれはしましたが、倒れてから病院到着までかなりの時間が掛かりました。私自身も、119番をした時に、慌てて状況を上手く伝える事が出来てなかった事もありますし、また、到着してからの救命士さんからの聞かれる養母の事に対して、例えば病院はどこに通っているのか、どんな薬を飲んでいるのか、いつ病院にいったのか、血圧が高かったのか等と聞かれても答える事ができませんでした。時間が経つにつれ養母も口から泡を吹き始め、明らかに異常を感じましたが、救急車は搬送先が決まらないと発進はしません。救急隊の方は搬送先への電話照会を繰り返し、なんとか富士宮の脳研に受け入れられましたがその間にも時間は取られます。沼津に近い地域から富士宮の病院に搬送され、即座に脳内出血の除去の手術をしましたが、一命は取り留めたものの、脳幹に及ぶ出血は、結果的には帰らぬ人となりました。
もしかしたら、突然の事であっても、もっとスムーズに対応ができ、倒れてから病院到着の時間が短縮できていたらもう少し違っていたのかと思う所もあります。
私は、早期の高度な医療処置が救命及び予後の改善に高い効果が期待できる脳疾患や心疾患に対して緊急度、重症度に応じた消防と病院の連携体制により時間短縮を図る事は勿論ですが、その状況に対しての判断や的確な情報を伝えると言う事は非常に大切であると感じています。

救急需要は年々増加傾向であります。
 養母ももしかしたらという思いもありますので、救急搬送・受け入れについてのの施策がないのか、取り組みたいと思っています。

歴史的快挙

 
 私には妹がいますが、少子化が叫ばれる中では、男2人女2人の4人のお母さんを韮山でやっています。その妹の長男が小さな頃からサッカーをやり続けており、今は沼津の加藤学園暁秀高校でサッカーをやっています。

怒られてしまいそうですが、新人戦で勝ち続けていた事は聞いていたのですが、いいところまでは行くだろうけど、まさか決勝にまでいくとは新聞を見るまで気がつきませんでした。決勝進出を果たした事を知り、試合は気になってはいたのですが、とうとうやってくれました。

私の甥、背番号10、MFの堀江啓介。加藤学園暁秀ボランチ、司令塔として活躍してくれました。東部初の県高校サッカー新人戦において、2対1で浜松南を破り初優勝。サッカー王国静岡で東部地域においては初めてのことであり、歴史的快挙です。本当にうれしいニュースです。高校進学の際に悩みながらも、東部を強くすると言う熱い志の中で、暁秀を選び自分の夢を一歩でも叶えてくれた事は立派です。身内である私も誇りに思います。今回、試合には行けなかったので、深夜の1時20分より試合が放映されたので見ました。勝った事は知っているのですが、真夜中でも力が入ります。試合を見た後、朝一番でスポーツ新聞を一通り買いました。
おかげで、月曜の議会では、予算の読み上げの時に睡魔に襲われました。

妹にお祝いの連絡をすると、
「ありがとう、でも、かわいそうなのよ、今、期末テスト中だから、祝賀会も無いままに、学校に帰って勉強して、今日からテストを受けているの。」
文武両道と言う言葉の通り、スポーツも勉強も頑張らなければいけいない状況は、頭が下がります。

すごいぞ!ケースケ、おめでとう!
でも、まだ、インターハイ、選手権とあります。
勝って兜の緒を締めよで、これで満足はしないように、国立へ行く時は、どんな事をしても駆けつけます。更に頑張れ!

私も甥っ子に負けないように、頑張らなければ! 😛 😛 😆 😆

もうすぐ春ですね。浮島が原

 長い年月を費やし整備されてきた、浮島ヶ原自然公園がもうすぐ全面供用開始となります。子供の送り迎えで通る江尾ー柏原線にあり、よく通るのですが、毘沙門さんへダルマを買いに行ったついでに浮島原の沼川沿いの桜を見ながら、確認にいってきました。(沼川の桜はそろそろ見頃です。多くの人が訪れ始めていました)

浮島ヶ原自然公園は、浮島ヶ原の貴重な植物の保護や自然風景を保全し身近で自然観察の出来る自然公園として、湿地面積4,2ヘクタールの用地買収後、施設の整備は平成13年より県費補助事業として始められ、平成17年には国庫補助が採択され事業が進められてきており、平成19年4月には、には東側2ヘクタールの部分供用が開始されてきました。この保全公園に関しては、一番近くに住む議員として議員になった時に、江尾ー柏原線の整備と共に、一部供用開始に伴いった中で、今後の計画の確認と整備に対しての要望を致しました。(その時に、整備推進と共に指定管理者制度の導入やパンフレット作成が答弁でされました)

現在、管理棟の建設及び心配していた水の循環を図る井戸の整備も急ピッチで進められています。また、周辺整備として江尾ー柏原線からの出入り口の凸凹道路の整備も工事予定に入っています。

部分供用が始まりすぐに、振興公社リプスが開催する自然観察会に参加しましたが、希少植物について説明する人がいないと分かりにくいと思いましたが、今は園内に、説明看板も設置されておりどんな動植物がいるのか分かるようになっています。管理棟も出来上がるのですが、全面供用後の施設の管理運営に関しては保全公園と言う性質上、どの様にしていくのか気になる所です。

完成間際の公園内には、すでに待ちきれない人が訪れていました。まだ、2月ですが、暖かな日差しの中に絶滅機種である小さな黄色い花をつけたヒキノカサを見る事ができました。なんとなく、春が近付いている事が感じる事が出来嬉しくなりました。(沼川沿いの桜もそうですが、浮島が原はいち早く春を感じる場所が多いです)
立派な施設も完成し、周辺整備も進む中では、地域にとっても自慢の場所が出来る事はありがたい事です。せっかくの施設ですのでより有効な利用がされ、市内外から多くの人が訪れる場所のなる事を期待します。でも、保全公園ですので、見る事と守り、育てる事を両立させる事は課題であると思っています。
全面供用開始まであと僅かになりました。
もうすぐ、春。そんな感じになりました。

それから、浮島が原の中にある中里ー田中新田線の富士山と新幹線がきれいに見える場所は、富士山が見えなくても、新幹線と田んぼと言う景観を写真で撮る為に、休みとなると多くの人が全国から押し寄せます。(21日日曜にも広島、姫路、大阪、三河、横浜等々のナンバーの車が来ていました)人が集まる事により、車の駐車やゴミの問題が心配になりますが、私の地域の観光スポットになりつつあります。

毘沙門さん2日続けて行きました。

 富士市においての代表的な行事としての毘沙門さんが20日から22日までの3日間開催されています。子供の頃の記憶だと、毘沙門さんが開催された時には、朝から花火がなり、学校も半日で終わったような気がします。学校に行けば、毘沙門さんにいつ行くかが話題になり、なんとなくそわそわした事が懐かしいです。

もう、いい年なのでそわそわはしませんが、毎年、ダルマを買いに行っており、縁起ものなので止める訳にもいかず、今年も行ってきました。前日、毘沙門さんの入り口で会派の懇談会が、会派の幹事長の設営の基で開催され参加しましたが、ちょうど、後援会の会合と韓国より親善に来ている方々との懇親会があったので早々に失礼させて頂きました。帰りがけに、坂田のタンキリを頂いたので、なんか毘沙門さんに行ったような気になっていましたが、肝心のお参りやダルマは買っていません。結局、改めて、前年のダルマの供養と新たにダルマを購入する為に行かざる得なく2日続けて行ってきましたが、毘沙門さん中日の日曜の昼でしたので、前に進むのも苦労するほどの盛況ぶりで、いつもより人が多いような気がしました。やはり、景気が悪い為に神頼みをする人は多いと思われます。
昔は、露天商を見て回るのがお祭りに行く楽しみの一つでしたが、今では、ほとんど買う事もありません。やらなければいけない事が多いので、毘沙門さんでゆっくりもしていられません。

唯一買い求めるとしたら、有名な坂田菓子店のたんきり位ですが、余りの混み具合を見て買う事は諦めました。
ちなみにダルマは、杉山ダルマを買い求めました。余り値段の交渉をしませんでしたので、参考になるか分かりませんが、5号、4500円4号、5500円でした。

パソコンは相変わらず調子が悪く、家族のパソコンを使っていますが、ブログを見た方から如何わしいサイトを見たのでウイルスが入ったのではないかと疑惑をもたれていますが、そのような事は一切ありません。
誤解が無いようにお願いたします。

本当に困ります。

私の今の生活の中で、無くては困る物は何かと聞かれたならら、携帯電話とパソコンです。
その他にはと聞かれたら、思いつくのは、車とコンビニと続きます。残念ながら、すぐに、妻とはでてきません。(怒られてしまう事かも知れませんが・・・)

その無くては困る一つとして、今、パソコンの調子が悪くなり、途方に暮れてしまいました。何かを調べるのもインターネットに頼る生活は、今では私の周りには辞書すらありません。書類を作成するにも、データを見るのも、メールをやり取りするのも、ブログを掲載するにもパソコンなくしては成り立ちません。昨日、委員会終了後、サンフロント21で開催された、「富士山を活かしたスポーツコンベンションの可能性」についてを書こうと思っていましたが、パソコンの、電源を入れてもなかなか立ち上がらず、時間が掛かり、画面が出たのですが、さあ取り掛かろうと思いきや、インターネットの接続ができません。
パソコンについての知識はないので、正常に機能している時はいいのですが、故障してしまうとどうにもならない状況は、生活に支障をきたしてしまうほど困ります。直しようがないので、時間をおいて、夜中に電源を入れてみたのですが、やはりダメです。とりあえず、家族で使っているパソコンからブログは送信しますが、このままでは、一般質問をする為の書類も作成できなくなってしまう恐れがあるので、なんとかしなければなりません。
叩いても直るものでもないので、修理に持っていかなければなりません。忙しい時なのに、本当に困ります。

ちょっと不便です

 
娘の通学道路でもあるJR東田子の浦駅まで行く為の江尾〜柏原線1,4キロの工事が本年度より始まっています。

JR東田子の浦駅を利用する須津地区及び浮島地区の通学、通勤の際に多くの人が利用する生活道路ですが、東部土地改良区の田んぼの中を通る道路でもあり、雨が降ると冠水し、夜になると暗く、人通りが無い所は治安も悪い道路でもあります。私は議員になる前より、子供の送り迎えをする時に、いつも改善できないかと思っていました。
この不便な道路については、幸いな事に、平成18年3月農道より市道へ移管されたので、私は議員になって一番初めの平成19年6月議会でこの道路の改善を求め、質問として取り上げました。
その後、行政視察もして頂けましたが、東部土地改良区を通るいくつかの幹線道路の中でも重要な位置づけの中でしっかりとした道路改良を取り組んで頂けると回答をもらった事を覚えています。

工事内容としては、測量後、設計をしてくれた計画は、1,4キロの道路を暫定的に何年かに分けて8メートル道路を作り、その後、4メートルの自転車歩行者道を整備した12メートル道路になります。

本年度の計画として、現在、沼津線より南に下がる部分より、3月17日まで車両通行止めとなっており、吉原浮島線に掛かる部分までの400メートル位の距離の8メートル道路とU字溝を埋め込む整備をしています。私の娘の送り迎えも沼津線の入り口が通行止めになっているので、迂回をして、県道の川尻線を下り東田子の浦駅まで行かなければならなくなってしまい、かなり遠回りになりちょっと不便です。急いでいる時は、非常に不便です。

しかしながら、沼津線から国一に繋がる南北を通る道路は、生活道路としての日常利用は勿論の事、JR東田子の浦駅を利用する子供達にとって、自転車で行くにしても、歩いて行くにしても、安全・安心な道路整備として必要な事でもあり、通勤や送り迎えする人達にとっても待ち望まれる整備でもあります。
次年度以降も道路整備予定になっていますのが、少しでも早く道路整備が進むよう更に努力したいと思っています。
ただ、水害常襲地帯ですので、せっかく道路整備をしても、隣接する田んぼが嵩上げされたのでは意味が無くなってしまいますので、道路整備と共に、土地改良区への嵩上げ防止についての指導はして頂きたい事でもあります。
(嵩上げ問題についても、平成20年9月議会で質問しています)

水害対策の進捗状況

よく、犬の散歩で現在、工事をやっている江尾江川調整池の前を通りますが、大分、調整池の壁面部分については完成してきています。 

東部地域においては以前より水害問題がありましたが、私が議員になってからも、平成19年7月14日から15日にかけての台風4号では江尾・境地区では床上浸水16軒床下浸水69件やがけ崩れなど大きな被害をもたらし、翌年、7月4日にもゲリラ豪雨においても被害が発生し、全国的にも知られる水害常襲地となっています。

議員になり、大雨の中、水浸しになる光景を目の当たりに見て、何としてもこの地域の水害被害を無くす事は私の議員としての大きな役割の一つでもあると思いました。
議会においては

平成19年9月議会「東部地域の水害問題の早期解決について」
平成20年9月議会では「東部地域の遊水機能の回復について」
平成21年6月議会で「東部地域調整池(江尾江川・トツラ沢)開発に伴う水害予防について」

毎年、議会において水害対策について取り上げてきており、当局においても水害問題の解決に向けて多くの施策を取り組んでくれています。

本年度の事業として、堪水防除事業において江尾江川に18900トンの調整池の外壁工事が2月26日まで進められています。

 

早期事業着手をお願いしていた江尾江川区排水ポンプも9月には完成しています。

また、3月と9月には沼津線から下の沼川までの間の須津川の浚渫も終了しています。しかしながら、万騎沢の県道に罹る狭窄部分の改修は地質が弱い為に、次年度への工事延期となっています。また、本年より沼川流域委員会が開催されており、沼川の改修や田子の浦の石水門拡幅についての検討もされてはいるものの政権交代により公共事業の見直しもあり進みにくい状況となっている事は気になる所です。
 来年度は引き続き、増川圓照寺上の18900tの江尾江川調整池の本体工事が始まりますし、万騎沢の狭窄部分に関しても取り掛かるとされています。今後の中では万騎沢区の排水ポンプの設置の着手や江尾江川の拡幅工事、また、トツラ沢の調整池の本体工事に入りますので春山川の浚渫の早期実現に向け働きがけをしていくつもりです。

 水害常襲個所の道路整備も平行して進んでいますが、本年は大きな台風やゲリラ豪雨が無かった為に幸いなことに被害の報告はありませんでした。

地球温暖化進み、異常気象が叫ばれる中では、大きな被害が出ない安全な東部地域になる事が住民の願いです。

平成22年度施政方針。

 2月定例会がいよいよ始まりました。
 本日より33日間長いです。
 気合いを入れて議場の席に着いたのですが定例会初日の議場は、まるで冷蔵庫の中に入っているかのような寒さでありました。

 

午前中には、市長から21年の補正予算を含む大綱として、報告案1件補正予算案14件条例案1件及び単項案8件の要旨の説明があり、その後担当部長からの説明がありました。請願・陳情も委員会に議案付託がされ、いつもならこれで初日終了と言う事でしたが、今年はいつもと違います。日程の一番最後に、「平成22年度市長施政方針」が発表されました。明日になれば新聞にも掲載されると思いますが、先ずはダイジェストで、

基本理念としての「富士山中心とした風格ある都市」を目指し、
1「新たな地域形成に向けた環境の整備」
2「足腰の強い地域経済の確立」
3「少子高齢化に適合する充実した地域福祉の実践」
4「こころかよいあう人づくり」
5「市民生活を優先した都市基盤の整備」
6「新しい公共市民協働社会の構築」
7「さらなる変革を目指した行政改革の断行」
を取り組み、新年度は
「笑顔と幸せを未来へつなぐ富士市づくり推進の年」と位置づけ、5つの柱に沿った新規施策や事業を進めていきますがその実行の平成22年度の予算として
一般会計 820億
特別会計 496億7,029万8千円
企業会計 182億7,679万7千円
総計  1499億4,709万5千円
となっています。
市長は激動する社会情勢下、固定観念にとらわれず常に改革の意識を持ちながら様々な施策が実行できるよう「機略縦横」の柔軟な発想による行政運営に努め、「この富士市に住んで良かった。そしてこれからも住み続けたい」と感じていただけるまちづくりを目指していくと21ページにわたる施政方針を1時間弱で読み上げました。

私も、これから何度も読み直し市長の方針を理解したうえでのチェックを今議会でするつもりでいます。

全文がすでに富士市のホームページに掲載されていますので詳細を知りたい方は、開いて読んでみてください。

定例会終了は3月19日ですが、きっとその頃には寒さは和らいできていると思われます。

食育シンポジウムでの小泉先生の講演

 

国際ソロプチミスト富士が取り組んでいる食育活動の一環として主催する食育シンポジウムが、市及び教育委員会の共催で、ロゼシアターの中ホールの2階席まで一杯になるほどの盛況の中で開催されました。

記念講演として、東京農業大学名誉教授、発酵学者、文筆家であり執筆活動の傍ら、講演やテレビ出演等多方面で活躍する、食に関しては有名な小泉武夫先生が、「ハツラツ元気を作る“食”の知恵」と題し話してくれました。
かなり有名な方でありますが、私は実際の話を聞くのは初めてで楽しみにしていました。

内容としては、
現在、小中学校内での暴力が6万件という新聞報道を読んで、荒れてきた理由として2つ挙げ、1つは家庭教育(しつけ)2つ目としては食べ物の変化とし、2つ目の食べ物に関しては、心と体をつくる大切な事であるとした中での話を展開してくれました。
興味深い話としては、医食同源については、沖縄は長寿県と言うイメージがありましたが、琉球時代の中国文化に変わってアメリカの影響による食生活の変化は、すでに長寿県では無くなっており、すぐ近くに位置する昔と同じ食文化を継承する奄美大島エリアの徳之島が長寿として日本一になっていると言う事や、地域の事例として、10年前から地産地消や地元食材を使った食育に取り組んでいる南国市では、子供達にお米作りを体験させたり、地元のお米を電気炊飯器によって給食の時間に炊きたてのご飯を提供したり、使用している食材のマップをつくったりしている等教育の中心に食育を取り入れ、その効果として、1、病気が無くなった2、成績が良くなった3、いじめがなくなった4、食べ残す事が無くなったとし、また、全国280か所で「自分達のまちが好きか」というアンケートした結果においては断トツで一番に南国市の子供達がなっていた事は、自分達のまちの物を食べるてる子供達であるからの結果であるとしていました。小泉先生は、ぜひ一度、南国市へ行ってその状況を確認してもらいたいと言っていましたので機会があれば視察に行きたいと思っています。
「小学生の英語教育より、本当の国際人とは、自分の生まれた国の文化を伝承する事」
「日本の食文化は素晴らしい。自分達で食べ物を作り、自分達が住むまちを考え、地元を活かした教育。また、食育と言うのは子供にとっての教育ではない。大人の教育であり大人の食育の必要性がある事」
大変勉強になりました。

その後のパネルディスカッションの「食べる事は生きる事」も、各パネリストの話は興味深いもので、最後には、小泉先生は会場の人達にこれだけの多くの人達が参加する富士市の食育は成功するし、文化度が高いと言ってくれていました。

富士市食育推進計画として、富士山おむすび計画があります。4月からは、更なる推進を図る為に、食育推進担当から食育推進室に組織改正されます。

小泉先生が言うとおり、富士市の食育を成功させてください。

冬季5輪始まる。がんばれ日本!

リーマンショックから続く世界的な不況を乗り切って氷と雪の祭典でもある冬季5輪がカナダのバンクーバーで日本時間の今日より17日間、開催されます。
定例会開催間近でやらなければいけない事がありますが、やはり気になります。

 若い15歳の高木選手もいますが、オリンピック5度目の出場で開会式の旗手を務める38歳の岡崎さんには、ぜひ頑張って頂き、元気と勇気を与えて頂きたいと思っています。
私は冬季オリンピックと言えば、日本においては長野でも開催されましたが、アジアで初めて開催された札幌での開催を思い出します。当時、小学生であり、テレビを見た後、学校で、金メダルを取った日の丸飛行隊として有名になった笠谷のジャンプの真似をしたり、当時はまだ、珍しかったリュウージュやボブスレーに乗る格好をした事を思い出します。今見れば、どうってことが無いような気がしますが、ジャネット・リンは氷の妖精そのものでした。その頃は、話題が少なかったのか、もっと活気があったような気がします。
でも、今でも、オリンピックと言うだけでワクワクします。
トリノでは、荒川静香さんの金メダルが1つでしたので、少しでも多くのメダル獲得をし、閉塞感ある日本国内経済にも明るさを増す弾みにしてもらえる事を期待しています。
とにかく、日本から出場する94人の選手団の皆様、そして注目を集めるモーグルの上村、スピードスケートの加藤、長島、フィギアスケートの高橋。そして、浅田真央ちゃん、韓国のキム・ヨナに負けるな!頑張れ、日本!
残念ながら富士市出身の選手はいませんが、近隣の富士宮出身の田山真輔選手がスケルトン競技に出場します。
テレビからだけど、議会も始まるけど、質問の準備もしなければいけないけど、日本人として応援します。

追伸
本来なら、金曜日にも会派で勉強会を行った、一般会計820億の「子育て充実!暮らしアップ予算」の22年度の予算について概要説明しなければと思いますが、それについては後日と言う事で、詳しい事を知りたい方は、まずは、富士市のHPで確認してください。本年より、概要だけではなく、すべての予算が計上されています。悪しからず!

富士山がきれいに見える浮島が原

 富士山がきれいに見える場所に位置する面積約600町歩に及ぶ吉永、須津、元吉、浮島の広がる湿地帯は、総称浮島ヶ原と呼ばれ、昔から不毛な地域ではあるものの田んぼが作られていました。

3年に一度しかお米が取れないようなどぶっ田と言われ、苦労をしながらお米が作られた経緯がありますが、昭和48年に県営事業として沼川堪水防除事業に併せて圃場整備事業として総事業費36億円が投じられ良好な田園風景が保たれるように東部土地改良区が設立され整備されてきました。土地改良の事務所の敷地にははばたく浮島が原と言う石碑が建っています。

しかしながら、東部土地改良区は近年においては、高齢化と後継者がいなくなってきている中で、田んぼに農作機械が搬入しやすくする為や水浸しにならないように水害の問題点として挙げられている田んぼの嵩上げも目につきます。また、耕作放棄や委託する人も多くなってきています。

以前私も議会で取り上げましたが、農地・水・環境保全事業として、富士山の郷を守る会が設立され、営農支援もされていますが、農業が続けられない状況は進んでいるようで、更に、土地の管理がされない所も出始め、借地として自動車置き場があったり、売り地がでたり、土地利用についても地域で問題になっていました。
(車置き場)     (売り地)    (機械で盛り土をしています)

東部土地改良区には新幹線と富士山がきれいに見える絶好の場所もあり、天気の良い休みには、全国から写真撮影に来るほどの景観がある所ですが、ちょっと外れると、嵩上げをしている風景や自動車置き場があり、せっかくの富士山も台無しになってしまう景色もあります。
(富士山がきれいに撮れる場所には多くの方が押し寄せてきています)

今年になってからも、地域要望として土地改良区の農地については、農地法に基づき転用は出来なく、農地以外の土地利用については禁止しているとし利用しようとしている方への指導をして頂きました。
(フェンスで囲まれていたのですが、撤去してもらいました)

現在、土地改良区内の道路整備が進んでいます。盛り土については道路面より10センチ以上高くしてはいけないとしていますが、高い部分もあり、本来の田んぼとしての遊水機能も発揮されていない状況は、田んぼはいくら個人の持ち物であっても、生活に支障をきたす行為として土地改良区での管理はもちろんの事、行政としても更なる指導は進めるべきだと思っています。

良好な田園風景が広がる富士山がきれいに見える場所としていつまでも保たれる事は富士市にとっても重要な事でもあると思っています。

気がつけば、2月定例会

 2月定例議会がいよいよ2月15日に召集され開催されます。
会期は3月19日までの33日間と長丁場でもありますが、今週に入ってから大量の議案書等の資料が配布され、にわかに忙しくなってきました。
最近特に感じるのですが、気がつくと議会開催間際になってしまい、本当に1日1日が過ぎるのが早く感じます。

本年度はいつもと違い、施政方針は議会開催初日の15日に行われる事が決まりましたが、施政方針に対する質問及び一般質問の締めきりが24日と言う事で、其々の議員は通告文を作る為に、忙しさに拍車がかかります。
当然、私も議会開催前に資料のチェックをしなければならない訳ですが、その前に、私の視察報告書の担当である、富士市立病院の経営方針についての検討がなされている中での、先進事例として、全国的にはまだ、事例が少ないとされている地方独立行政法人にいち早く全部適用から組織が変わった「地方独立法人那覇市立病院」の視察報告を完成させ、提出しなければなりません。視察報告提出は、原則視察後一カ月が目安でありますが、議会に入ってしまうと、補正予算や22年度の予算に対しての細かいチェックに時間もとられると同時に、一般質問の準備(まだ未定です)も進めなければいけないのでとても視察報告には手が回らなくなる恐れがあります。何事も後回しにしてしまう傾向があるので、後で慌てない様、計画的に議会開催前までに、しっかりとした視察報告を仕上げなければと思い、ここ2〜3日間ブログを後回しに取組み、枚数的には9枚の報告書が(あくまで、枚数が問題では無く中身が問題ですが)、何とか提出するまでに漕ぎつけました。

また、相変わらず悩んでいますが、一般質問等の取組みも考えていますので、やらなければいけない事も多く、とりあえず、15日開催の議会に向けて、体の調子も整え頑張らなければと思っています。

11月議会が終わった後、決して呑気にしていた訳ではありませんが、「気がつけば2月定例会」そんな感じです。

新東名沼津管内視察

 

第2東名自動車道対策特別委員会で、新東名の富士・沼津市境より御殿場JCTまでの間を大変風の強い中、視察してきました。

視察内容としては、富士市の湖山病院付近から新東名に入り、御殿場JCTまでの東へ向かう行程で、最初に行く(仮)沼津SAに向かう途中でサルが迎えてくれました。

(仮)沼津SAは、東名高速道路の愛鷹PAより更に富士よりに位置し、規模的には、海老名SAと同規模のかなり大きなSAです。特徴として、駿河湾が一望できる景観の良い場所であり、新東名において唯一海が見えるSAでもあるのでかなりの集客が見込めます。エリア内には地球環境の対応として太陽光発電・給電スタンド・緑陰駐車場が計画され緊急対応の為のヘリポートも設けられる予定になっています。また、スマートインターチェンジも将来的導入できるよう準備も進められていました。

富士市において、富士山がきれいに見える所へのハイウエイオアシスの構想も出されていましたが、清水PAより沼津SAまでの距離は31キロであり、その間にPAかSAを作る事は計画段階ならまだしも、海老名規模の沼津SAを見ると、出店するお店の売上にも関わる事なので難しさは実感できます。また、SIが出来れば一番東に住む議員としては、新東名へ入り易くなりかなり期待はしています。
(33万トンのセメントを作るプラント)

(仮)長泉沼津インターチェンジは現東名高速道路の沼津インターチェンジとも接続しており、混雑解消及び東部のアクセス拠点として、東駿河湾環状道路と接続したネットワークを形成した中での役割を担います。
(トンネルのすぐ上にゴルフ場のクラブハウスが立っています)

東名カントリークラブの下を通る富沢トンネル、矢津川橋、千福ニュータウンに連接する千福トンネルトヨタのテストコースや関東自工の建物や施設が近接されている今里第1第2トンネル御殿場JCT駒門橋まで見学し視察は終了しましたが、着々と進む新東名も高速道路の無料化に対象には入っているのでしょうか?ちょっと気にはなりました。

イルカさんと生物多様性

 

毎年恒例の岳南法人会の社会貢献事業であるチャリティーコンサートが開催されましたが、今年は、「なごり雪」で有名な歌手のイルカさんでした。

驚いた事にデビュー39周年で、来年40周年と還暦を迎えるベテランの部類に入るアーティストですが、間近で見ても、お孫さんがいる事や還暦に近い年齢を感じさせない昔のまんまのかわいいイルカさんでした。
なごり雪や海岸通りは私の若かりし頃を思い出す歌でもあり、久しぶりに聞き感激をしました。

また、今、歌手や絵本作成の活動の他に、ICUN(国際自然保護連合)親善大使や、環境省中央環境審議会野生生物部会臨時委員を務め、自然から頂いた恵みを公平に分かち合う社会を目指して、自然保護と貧困撲滅を、歌を通じて地球上のすべての生き物の架け橋になるような活動に力を入れています。本年度は、国連が提唱する「国際生物多様性年」であり、名古屋でCOP10と言う会議も開かれ、生物多様性の国内の取り組みも地域戦略として始まっています。私の地域においての、自然保護公園の浮島ケ原自然公園がもうすぐ供用開始されますが、レッドデータブックに記載される多くの植物やチョウトンボ、アオサギ、カワセミ等の動物が見られる場所があり、生物多様性の地域戦略としての取り組みが考えられないかと思っていた矢先のイルカさんの話を聞いて富士市でも取組みが出来ないか提案して見ようと思いました。
法人会の税を知ってもらう目的のパンフレットより、環境について考えるイルカさんのパンフレットの方を読んでいる人の方が多いようでした。

帰りがけに、法人会でのお手伝いの役得として、イルカさんと握手をさせて頂きましたが、本当に昔のまんまで、芸能界にいると年を取らないのかと思ってしまいました。

金沢カレーの「レイジーカレー」

ここ最近、私が生まれ初めて食べた物がいくつかあります。金沢カレー・たまたま完熟きんかん・沖縄そば・氷ぜんざい・うみぶどう・ミミガーなど食べましたが、生まれて初めて食べた感想として、第1弾としてまずは金沢カレー・・・・の報告です。

大月線沿いに黄色の目立つ建物で、B−1グルメの間では話題の金沢カレーのお店のレイジーカレーさんがオープンしていました。このお店は、私の知り合いでもある、高田企画さんが経営しており、以前に利用してくれとも言われていました。
カレー好きの私は、気にはなっていたものの行く機会がなく、先日、三日市の浅間さんの節分祭に出席する前に1人で、初めて金沢カレーというものを食してきました。

金沢を中心に石川県で流行している金沢カレーの特徴としては
・カレーの色が濃く、どろりと濃厚
・カレーは全体にまんべんなくかける
・キャベツが載っている
・フォークで食べる
・皿はステンレス
が主な特徴だそうです。

私は、恵比寿豚を使ったプレミアムロースカツカレーライト780円を、食券を買い求め、食べたのですが、黒っぽいどろっとした感じのルーは結構私の好きなカレーの種類にはいる味でした。でも、ルーがもう少しかけて頂きたかった事とフォークだけでカレーを食べると言う習慣はないので出来ればスプーンも付けて頂ければありがたいなと思いました。
カレー好きの方は一度食べに行ってみたらいかかですか。

帰る時に出口ののぼりに
「加齢臭を、カレー臭で消す。そんな時にはレイジーカレー」
と書いてあり、思わず体の匂いを嗅いでしまいましたが、本当にカレーを食べると加齢臭は消えるのでしょうか?

初めて食べたシリーズとして、第2弾は後日掲載します。

車での外勤管理方法として。

 

 商工会議所で開催されているビジネス交流フェアでは富士地域の企業が製品やサービス展示、紹介し合い共同開発や販路拡大が行われていましたが、ナレッジエリアでの事例発表として、東海電子さんの「ジャイロ内臓高精度GPS装置による車両運行記録システム」の話を聞いて、市でも利用できるシステムではないのかと思いました。

このシステムの取りかかりとして、民間のゴミ収集業者さんが、市内60か所以上あるゴミ置き場に初めての人でも間違いなくいけるようなシステムが出来ないかと言う提案が元で始まったそうです。このシステムを導入すると、外勤作業把握の次の問題が解決できます。
1、外に出ると野放し状態である行動把握
2、外回りの効率化
3、外勤の行動を管理下
4、装置取り付けによる外勤社員の意識向上
が挙げられていました。

このシステムは民間のゴミ収集業者さんからの提案でありますが、現在、民間のゴミ収集車は運転手の他1名の合計2名で収集の仕事をこなしています。誰でもが、指定されたゴミ収集場所へ行く道案内は勿論ですが、新たに変わると知っている人が乗車しないと不都合が起きますのでその都度1人多く乗車をさせています。また、効率良い収集ができ外勤管理をする事は必要な事ですがいったん外に出ると管理把握は難しい事でもあります。
 市の環境クリーンセンターのパッカー車は民間より1名多い3名乗車で運営されています。以前聞いた話では、収集場所への道案内として、1人乗車していると言う事を聞いていたので、このシステムを導入すれば、運行記録による外勤管理は勿論民間と同様の2名乗車で収集業務ができるような感じがしました。その他にも、寄り道をしたり、遠回りをするよう事はなくなり、車を利用する外勤者の行動を把握する事が出来、必要以上の時間をかけずに戻ってくる事が出来るようになるのは仕事の効率化は図られるとしています。まだまだ改善の余地はあるのかもしれませんが、このようなシステムが作られる背景には、やはり、人件費の削減があると思っていますが、市でも収集車の乗車人数の始め、公用車の外勤管理を進める上では検討の余地はあると思いました。
東海電子さんは今までにも、アルコール探知機の開発等を手掛けており、多くの運送会社でも取り入れている事をテレビでも報道されていましたが、新たな商品として売り出していくそうです。

半日ビジネスフェアを見学していたのですが、後輩の工藤君も外壁塗装の新しい手法を用いた商品の展示をしていたました。皆さん厳しい時代ではありますが、工夫と努力をしています。

またしても、閉店。

 地域の話題として・・・・
私の住む東の地域の商業施設にピアゴ富士市中里店は、浮島沼の田んぼに囲まれた湿地帯の地域であり、その為に地盤も弱く建物を建てるにはふさわしくない場所でもあります。

実際、ユーストア富士市中里店として平成19年3月にオープンしたのですが、すぐに、床が波打ち始め、買い物カートが勝手に動き出してしまうほど床が沈んでしまい、平成20年の6月に店舗を休業して改装工事を行いました。
 その後、ユーストアからピアゴに名前が変わったのですが、またしても、改装工事をしたのにも拘らず、床が波打ち、床が沈んでしまっています。

その為、来月の3月15日より8月一杯まで、大規模改修工事を行うようで本日より、張り紙が張られ閉店セールが行われ始めています。新装開店してから3年間で2度の改修工事をしなければいけないのは、休業を余儀なくされ小売りをする商業施設としては大きな痛手でもあり、工事期間中の5カ月間地域の消費者にとっても、買い物をする場所が無くなり不便となります。
しかしながら、いくら地盤が弱いからと言って、併設している電気店のエイデンさんの建物は沈んでいないのに、どうしてピアゴさんばかり沈むのでしょうか、基礎工事をしっかりやっていなかったのか、それとも業者さんが手抜き工事をしたのかと勘繰ってしまいます。
大変な不況の時でもあり、改修工事をしてリニューアルオープンを目指すようですが、立て替えるくらいの工事をしないとまた同じように沈んでしまうような状態ですので、今回はかなりのお金と時間をかけるようです、でもそれだけ時間とお金をかけても、現在の小売業は採算が合うのか他人事ながら心配してしまいます。

私の家でも娘を東田子の浦駅に迎えに行った帰りの通り道として買い物をしていましたが、3月15日より別の店へ行かなければならなくなってしまいました。

富士山フロント工業団地

富士山フロント工業団地がどのようになっているか個人的に「視察に行ってきました。以前造成工事中に視察はしていましたが、造成終了後に行った事が無かったのでいい機会でもありました。

富士山フロント工業団地は、富士市の工業振興策として、企業誘致や雇用拡大として北に富士山、南に駿河湾を臨む絶好な場所に造成されており、全体面積42.57haと広く、東名高速道路のI.Cからのアクセスに優れた工業団地として整備されてきました。環境的にも交通的にもまた、最大18億5千万円の補助制度もあり、早くから企業の予約がなされていると聞いていました。昨年7月には17区画中、契約済み企業が10社と報告されていましたが、景気後退に伴いキャンセルが出た様で本年になり確認すると8社と言う事でした。残り9区画と言う事ですが、景気低迷のおり、苦戦が強いられています。富士市の工業もかなり深刻な状態で、水が豊富なまちと言うのにも拘らず工業用水が高いとよく聞きます。実際、商工会議所でも工業用水の引き下げの陳情がだされています。今ある既存の企業も撤退と言う噂は方々で聞かれる状態でもあり、企業誘致も大切ですが、既存の企業への施策を進め、企業留置にも力は入れなければいけない事であると思っています。その為にも早急な田子の浦港の整備や新々富士川橋は出来なければいけない事でもあります。

 工業団地の中心部にある公園も整備されていましたが、その上の方にある、某住宅の庭に「ロダンの考える人」があり、なんとなく埋め尽くされない工業団地をどの様にしたらいいのか考えているようにも見えてしまいました。

手をつなぐ。

「皆さん、子供と手をつないでいますか?」
と静岡県学童保育研究集会の会場にいる人達に問いかけるのは、幼稚園の先生から41歳で大学院に入り、現在は玉川大学教育学部の本多譲助教授です。

先生は
「手をつなぐと子供の心がわかります。
 手をつなぐと色々な物が伝わってきます。}
と言います。
日本には外国のようにハグをする習慣がないので、手をつなぐ事が良いそうです。
「手をつなぎましょう」
と本多先生は訴えます。

本多先生は幼稚園時代に描きためた詩を集めた「心のスケッチ」と言う題の詩集も発行しています。
その「心のスケッチ」を13年前に読み聞かせてきた幼稚園児の親が、静岡県学童保育研究集会の運営委員を務めている関係で、研究集会の講師として依頼して、富士市で「心のスケッチ〜子供の心と手をつなご〜」と題しての記念講演が実現したそうです。

冒頭で、「手をつなぐ」が朗読されました。
「お母さんと手をつなぐのがうれしい
 お母さんからの手から色々な物を感じる
 今日のお母さんはうれしそう
 ぼくの手を優しく握ってくれる
 昨日のお母さんは怒っていたようだ
 ぼくの手をぐいぐい引っ張った
 この間は手をつないでくれなかった
 お母さん あの時はどうしてなの 
 明日はぼくの手をどうにぎってくれるだろう
 ぼくの手のつなぎ方でお母さんの気持がわかる」
(本多譲 心のスケッチより)
子育ての中で手をつなぐと言う大切な時間を大事にしてもらいたい為に書かれた詩だそうです。
私も話を聞いて、帰ってから子供と手をつないでみよう思いました。
(でも、年頃の娘なので、手をつないだら騒がれそうでちょっと怖いかも・・・)

(研究集会開会に先立ち子供達のパフォーマンスの披露)(保護者からの報告)

 富士市においては、保護者の就労支援としての学童保育は27小学校区すべてに配備されています。
(押見実行委員長頑張ってます)

学童保育研究研修会では、特別報告や講演もあり、分科会ではそれぞれの地域の運動や実践や課題について学び伝えあった中で研修が行われ、実りあるものでもありましたが、そのような意味でも、学童保育に関わる、運営委員会の皆さんと小学校・クラブ指導員の方々そして保護者が、今後さらに「手をつなぐ」それが大切なことであるとも感じました。

「病診連携」について

病院についての視察を2か所してきました。視察報告の詳細を作成している中で、基本的な事柄として、「病診連携」と言う言葉を耳にすると思いますが分かるでしょうか?

「病診連携」とは病院と診療所が協力して、よりよい医療をすることをいいます。入院の必要な方、より高度な検査の必要な場合、かかりつけの先生から病院に紹介したり、入院の方も退院のときは、信頼できる先生を病院より紹介をします。
 私もそうですが、病気やけがをした時に見て貰う所をすべて病院と言ってしまっているのですが、でも、病院と診療所は区別されているからこそ病診連携と言う言葉があります。では、病院と診療所はどう違うか分かりますか?
「医療機関」は大きく分けると、「病院」「一般診療所」「歯科診療所」の3種類があります。では病院と診療所との違いはと言うと
診療所とは1人ないし2人のドクターで入院施設がまったくないかベット数が19床以下の医療機関をいい、病院とはドクターが3人以上、ベット数が20床以上の医療機関のことをいいます。
ちなみに「クリニック」「医院」と名乗っているところは診療所になります。
富士地区の医師総数は518人。内訳は医療施設従事者が506人で(病院従事者は244人、診療所従事者は262人)介護老人保健施設従事者5人、医療施設以外の従事者が6人、無職が1人となっています。
地域医療の充実は、拠点病院の公立病院を中心とした官民連携の病診連携がなされる事は非常に大切な事でもあります。その為にも医師会とのしっかりした連携は必要な事であります。
今回視察した浦添市では、公立病院が無い中で民、民の病診連携が進められていましたのでこの事については後日掲載いたします。

「愛しているよ カズ」を見て、聞いて。

小児ガンに罹り、7年9カ月で生涯を閉じた光武上総(カズ)君の『愛してるよ カズ』のテレビドキュメンタリー番組として放送されたDVDの上映と、カズ君のお母さんである綾(リョウ)さんの闘病の体験談を通した子育て論の講演会を富士青年会議所の1月公開例会で開催をしてくれたので参加してきました。

生まれてから3度もガンを発病して闘病生活を送る日々のこと、家族の関わりやそのなかで笑顔を絶やすことなく、病院や学校の関係者と接しながらの生活や、そして、余命2ヵ月と宣告された息子の終末期をどの様に過ごしたか、また、最期をどのように看取ったのかを映像で見た後、綾さんがこどものガンと向き合いながらの親子の家族の絆の強さや育児についての考え方を学ぶ事が出来た貴重な時間でもありました。
私も2人の子供を持つ親でもありますが、幸いな事に2人とも大きな病気にはならずそれなりに成長はしてくれています。でも、いつどのような事が起きるのかは分かりません。DVDの上映では、病気になったら当たり前の事なのかもしれませんが、懸命に生きようとするカズ君や最後まで望みを捨てず愛し続ける家族の姿を見ていて胸は熱くなりました。
「カズと手をつなぐ事が大切」
「7年9カ月、お別れする瞬間まですべて幸せだった。育てさせてくれてありがとう」
「カズの死が何かに役だっている事がうれしい」
と言っていた母親の綾さん。
カズとリョウチャンと呼び合う親子関係。
聞けば聞くほど本当に素晴らしいお母さんでもあると思います。また、支えているお父さんや娘さんも素晴らしいと思います。ガンという運命を背負って生まれてきたカズ君は、多分、生まれて来る時に、きっと光武さんのお父さんとお母さんを選んで生まれてきたと感じずにはいられませんでした。
(長崎から家族全員で富士市に来てくれました)

小児ガンは治癒率が7割と向上はしてきていますが、しかしながらまだ子供の病死原因では1位です。成人のガンに比べ発病が少ないことから、発見が遅かったり、専門医が少ないことからの治療が受けられない状況もあります。小児ガンの治療は基より、発病した後の家族の生活や治った後の社会的支援はまだまだ必要な事でもあります。
(ゴールドリボン・ネットワークの松井理事長)

会場には小児ガンの子供達を支える活動を進めているNPOゴールドリボンの松井秀文理事長もきており、講演会の終わりに、小児ガンへの理解と協力の支援を訴えました。

今回の講演会を私にとっても、ただの感動の話で終わらせない為にも、自分ができる活動や行政ができる事はどんな事なのか考えた上で取り組たいと思っています。

富士山静岡空港を利用して。

富士山静岡空港には開港前には視察で行った事はありましたが、2009年6月4日に開港して以来、初めて、視察の帰りの便で利用しました。やはり、静岡県民として一度は利用したいと思っていましたので、視察3日目の疲れた中での帰路ではありましたが大変楽しみにしていました。

富士山静岡空港は、開港前の立木問題は知事が変わり解決しましたが、濃霧が出やすい事での欠航が問題になったり、搭乗者保障問題や交通アクセスについても課題があり、何かに付け話題になります。色々な問題や課題はありますが、富士山静岡空港と名の通り飛行機からもばっちり富士山が見えますし、降り立った際には飛行場から富士山はきれいに見えます。

しかしながら、利用して感じた事は、やはり地形的な問題があるのか、濃霧が出やすい事は聞いていたのですが、風も出やすいのか、着陸の際に、風により揺れる事は予想される事が機内放送で流れました。実際、着陸時には、今回の視察利用の飛行機の中で一番揺れ、着陸した時には大きなどよめきが起こりました。出口へでたのですが、コンビニはあるものの他の空港に比べ明らかに殺風景な感じは歪めません。
 また、飛行機から降りて携帯の電源を入れると、(飛行機では電源を切らなければいけないので)メール配信があり、新幹線が上下線止まっている事が分かりましたので、総合案内所で確認すると、飛行場以外の事なので分からないと言われてしまいました。しかし、帰るのに新幹線を使用するのだから調べて欲しいと言うとインターネットで確認してくれましたが、伝えられた事はすでに、携帯で流れていた情報と変わらなかったので、改めて鉄道に問い合わせてくれと言うと返答に困っていました。新幹線が止まるようなアクシデントは稀かも知れませんが、空港利用者の公共交通については、車以外の利用者にとっては不便な場所でもあるので、よそから来た人にとっても情報が分かるように、しっかりと交通体系としての連携を取れるようにしなければいけない事を強く感じました。
今回、私達は、飛行場での情報が少ない為に途方に暮れ、新幹線が止まっているのなら、レンタカーを借りて富士市まで行き、富士市で返還と言う事まで考えましたが、幸い私の家内から、新幹線が復旧し2時間遅れで走りだされた事の連絡が入り、事無きを得て、無事視察から帰る事が出来ました。

それにしても、一般の方の情報が早いのは如何なものかと思ってしまいました。

富士山がきれいに見える空港です。
 多くの問題もあると思いますが、今後、更に、改善され、サービスや利便性を図り、リピーターが増え、必要の無い空港と言われないような空港となる事を望みます。
 

宮崎市の「地域コミュニティ税」廃止か!?

 宮崎市へ、「地域コミュニティ税の導入経過と運用」について視察に行ったのですが、驚いた事がありました。1月24日に行われた宮崎市長選の結果、視察項目である、「地域コミュニティ税」がマニュフェストで廃止を掲げた新市長が当選し、急遽、「地域コミュニティ税」については私達の視察の後、来週以降の視察はお断りしているそうです。

「地域コミュニティ税」については、宮崎市が自治体加入率の低下や高齢化に伴い、自治体活動が思うような活動ができにくくなってきている現状において、地域協議会を中心として地域の様々な団体を連携させて解決させていく取り組みをするにあたり、活動資金が必要になる為、地域のまちづくり財源として平成21年4月より「地域コミュニティ税・年額1人500円」を創設導入致しました。
(市役所前)     (ヒアリングの様子)    (議場)

 私達会派は、地方分権、地域内分権と進む中で「地域コミュニティ税の導入」は先進的な取り組みと考え視察に行ったのですが、1年もたたない内に廃止になってしまう事が判明し、戸惑う状態でもありました。視察内容の詳細は報告書を提出しますがとにもかくにも、視察受け入れ先の市でも、説明に当たる地域コミュニティ課の中島アドバイザーもトーンダウンしていると前置きをしての説明でもありました。

視察3日前に当選した新市長の戸敷正氏は、前回も市長選に立候補しましたが落選しており、今回は、まちづくりの基本は住民が主役となり活動していく事で市民に負担を強いる行政は避けるべきとし、その中の1つとして「地域コミニュティ税」は廃止する事を公約に挙げ、見事当選を果たしましたが、現在、新市長がどのように考えているのかは気になりました。
視察から帰り慌てて新市長のHPを見ると、1月28日掲載の戸敷正市長のブログに「地域コミニュテティ税について」と題して、当選後、初めてのブログが次のように掲載されていました。

「地域コミュニティ税について
新聞各紙にて、コミュニティ税について私の発言が掲載され
沢山の方々からお電話やFAXにてご意見を頂きました。
私の考えとしては、マニフェストにも記載いたしましたように
地域コミュニティ税は「廃止」します。
ただし、来年度予算の92%が現市政により予算付けされ、
私の裁量で行える部分が少なくなっておりプラス処置が出来ない状況となっております。
そのことから3月議会での提案は難しくなっています。
また、清武町の合併が3月23日に行われることから
清武町にお住まいの皆さんのご意見もお伺いしたいと私は考えております。
地域コミュニティ税の廃止は来年度の平成22年度で行う事は
マニフェストに記載させて頂きましたとおり、現在でも変わりありません。
廃止案の提出は6月の議会でも行えますのでご理解頂けますようお願いいたします。」

即廃止ではないけど6月には廃止される様相です。

(1月28日新聞報道でも東国原県知事への報告記事)

新聞にも、掲載されており、6月の議会において廃止案が提出されるようです。
今回、視察内容が市長選挙によって無くなってしまうと言う事態に直面し本当に驚きました。
でも、廃止になる前に視察が出来てラッキーだったかも・・・勉強にはなりました。

南の方へ視察中です。

 2月議会が始まる前の、2010年初めての視察へ出かけています。非常に寒い時期ですので、今回の南の方面の九州と沖縄の視察は遠いのですが、こちらより大分、暖かいと思われ助かります。

 内容については、
1月27日
宮崎県宮崎市「地域コミュニティ税の導入経過と運用」
内容:地域分権〜地域コミュニティ税について
1月28日
沖縄県那覇市「市立病院の独立行政法人化」
内容:市立病院の経営形態について
1月29日
沖縄県浦添市
「病診連携」「3kg減量市民大運動」
内容:市民総ぐるみの健康づくり運動

以上の3項目ですが、特に那覇市の病院形態については、富士市立病院の今後の経営改善にも役立てるよう、私が担当報告者である以上しっかりと視察をしたいと思っています。
また、帰りには初めて静岡空港を利用するので、楽しみにしています。

それでは、風邪を引かないようがんばってきま〜す。

外国人参政権問題について

 政権交代した中では、国民の為の、市民の為の政治を進めて頂く事を強く希望する1人として、18日より始まった通常国会において提出されると思われる永住外国人に対しての地方参政権を付与する法案に関しては、少なくとも簡単に通してはいけない事であると思っています。

私は、外国人参政権について勉強も兼ねて25日に同僚議員であるO議員と一緒に東京憲政記念館で行われた憲法違反の疑いのある「外国人地方参政権付与法案に反対する全国地方自治体首長・議員集会及び国民集会」に参加してきました。

集会に関しては、会場では座りきれない状態であり、主催者代表として平沼衆議院議員他、自民党、改革クラブ代表者、提言者として、評論家の石 平氏・金美齢氏、大学教授の呉善花氏・百池章氏、この事について意見をし、民主党を除名された議員の土屋東京都議会議員が外国人参政権に対し、強く反対を訴え、集会はものすごい熱気に包まれました。

テレビでお馴染みの金美齢氏は、昨年帰化していますが、外国人の立場として反対を唱えており、ある特定の地域で外国人がキャステイングボードを握ってしまう危険性がある事を指摘した上で、もし外国人が本当に参政権を欲しいのなら、永住権ではなく、日本に帰化し、日本国籍を取った上で参加しなければいけないとしていました。
外国人参政権に関しては、民主党のマニュフェストには掲げていた事でもなく、総選挙において国民が望んでいた事でもありません。其々の立場から考え方は違うと思いますが、参政権や投票権があるのは、日本国民だけであると謳っている憲法の在り方に照らしても問題のある事柄でもあり、決して、「国際化」や「共生」と言う言葉で通してはいけない事柄でもあると思います。この通常国会に出される事は、小沢幹事長が本当に有能な政治家であるが上に、政府提出法案として通そうとする背景には参政権に積極的な公明党と慎重な自民党の分断を図ると共に連立政権内での民主党以外の党の突出をけん制する為の参院選の戦略の1つであると思えてしまいます。
政権交代して透明性や説明責任を期待している中では、国民が市民がしっかりと理解していない中で法案を通そうとするのは、自民党をあれだけ批判してきた政党が進めるべき事で無いと思っています。
集会に参加して感じた事は、この法案に関しての慎重な姿勢は地方議会においても更に動きは加速して行くと思っています。