議員活動ではありませんが、ゴールデンウイーク中であるものの、私が関係している場所においての簡易上棟式が天候に恵まれた中で行われましたので参加してきました。個人の家の建設とは違い、最近は新たに商業用の建設工事するにあたっては、儀式の簡略化が進んでおり昔ながらの地鎮祭等含め大げさにやらない事が多くなっているとの事ですが、気持ち的に工事の安全を図る上では、請負会社で神主さんを呼ばないまでも、四方に、塩、米、酒を撒くだけの簡単な形式で行ってくれたようです。
私も塩をまきながら、唱え言葉として「祓い給え、清め給え、守り給え、幸え給え」 (はらいたまえ、きよめたまえ、まもりたまえ、さきはえたまえ)と声を出して塩をまきました。
祓い給え、清め給え、守り給えは良く聞く言葉でありましたが、最後の幸え給えはあまりなじみのないもので言いづらく感じながらも幸広がる言葉としてしっかりと声に出しました。古来唱え言葉には霊力が宿り、口に出すことによって、その力が発揮されるという言霊(ことだま)の信仰があります。唱え言葉を発しながらも、最近良くない事も多いので個人的にも、なんとなく、気持ちが落ち着きます。ただ、口の悪い関係者からは、日頃の行いで家族に迷惑を掛けているし、いつまでも喋るのを止めないから、荻田さんは「祓い給え、清め給え、許し給え、黙り給え」(はらいたまえ、きよめたまえ、ゆるしたまえ、だまりたまえ)の方があってるかもと言われ、「失礼な」と想いながらも、ちょっと納得してしまいました。
いずれにしても、今後の工事が順調で安全な事を陰ながら祈ります。