まちづくりセンター指定管理者導入に向けての動き・

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まちづくりセンター指定管理者導入のモデル地区に手を挙げいる須津地区において、運営に向けての指定管理者導入にあたり、営利を目的としない一般社団法人設立が必要であるものとの考えのもと、法人設立に必要な定款と指定管理者仕様書についての承認を得るための臨時総会が、午後2時と午後7時での2部制で開催されました。

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私も須津まちづくり協議会の顧問として2部とも参加しています。指定管理者制度導入についてあらためて説明ののちに、仕様書と定款についての審議がされました。審議前の質疑では、役員への女性の登用、財政的な課題、コミュニティビジネスの活用等があり、定款、仕様書とは別に、指定管理者導入について理解がされていない状況や組織の人材不足でのまちづくり協議会の在り方等ありました。臨時総会での審議事項は仕様書と定款についてのでありましたが、雰囲気的には、反対の方が何人かいた理由は、審議事項である法人設立の定款や仕様書についてと言うより、指定管理者導入への説明不足やそもそも指定管理者導入について反対であるという感じのように思えました。結果的には賛成多数で議案は了承されましたので、今後、指定管理者選定委員会に指定管理業務仕様書の審査がされ、9月には、指定管理者選定委員会でプレゼンを行っての審査、11月議会において、指定管理者指定に関して審議されます。議会で決定されれば、指定管理者として正式発表後、職員採用や事務事業の引継ぎ、業務研修が行われ、4月1日より指定管理者としてまちづくりセンター運営がされていきます。ただ、モデル地区での事業であるため、当座、混乱が起きないよう、市からも職員が1名派遣されての運営となります。
参加して感じたことは、少子高齢化社会においてまちづくりセンターの指定管理者導入は方向性は正しいとされますが新たな体制になることへの不安もあります。ただ、地区が一定の裁量権を得る事でより使いやすく、利用しやすい仕組みを構築できることも期待できますので、今後ともしっかりとした情報発信と建設的な議論が必要な事であると感じました。