5月9日の母の日は、2つのイベントに参加しました。
1つはすどふるさと愛好会の総会。総会後、記念講演として駿河郷土史会会長の加藤昭夫氏の「近代日本を礎を築いた渋沢栄一」がありました。もう1つのイベントは東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた開催100日前イベントです。オリ・パライベントでは富士ジュニアオーケストラ演奏後、記念講演として、競泳オリンピックメダリスト松田丈志氏の「自超力」また、スイス・ラトビアのホストタウンの紹介までしっかりと最後まで聞いてきました。
須津ふるさと愛好会での加藤会長の記念講演では渋沢栄一に関しては、日本の近代社会の創出者であり、資本主義の父と言われ、日本の実業界を築いた人物としての功績は大きく、現在、NHKの大河ドラマでも放映されていますので講演内容に興味もありましたが、ただ、残念なことは加藤会長の講演はオリ・パラのイベントと重なっていたために最後まで聞く事はできませんでした。後ろ髪をひかれながらもオリ・パラのイベントに参加したのですが、松田氏の素晴らしい講演後のスイスの説明の際に渋沢栄一氏についての話がありちょっと驚きました。
歴史的にもスイスと渋沢栄一氏には深い関係があり、1867年にパリ万博使節団としてヨーロッパに行った際に株式取引所を視察し、株式会社の仕組みやスイスでの銀行が日本に帰って第一国立銀行の創立に参考にされているとの事でした。あらためて、家に帰ってふるさと愛好会で頂いた渋沢栄一の資料を見直してしまいました。富士市のホストタウンスイスと渋沢栄一の関係もありますが、資料には渋沢栄一は富士身延線の設立にも関係しており、富士にも渋沢栄一との関係が少なからずあります。
渋沢栄一は2024年には新1万円札となりますが、富士市民としても親近感が急に湧いてきました!!