富士市内の高校が5校から3校になることが県教育委員会の高等学校在り方検討会でのグランドデザインで今年の7月に示されています。グランドデザインの具現化については、今後、詳細な協議が行われていき、地域の隔たりが無いよう準備委員会を設置して検討されるとの事です。私は6月議会で言いましたが、再編に当たっては、富士市立高校は市として維持することは求めています。
2学期に入り富士市立高校の奨学生アドバイザーとして奨学金給付に生徒と面談に行った際に、櫻井校長先生と話をする機会がありました。櫻井校長先生は富士市立高校に来る前は、県立韮山高校で校長をやっており、県の高校より富士市立高校はずっと恵まれた環境が整えられており、富士市が持つ学校の優位性を話してくれました。
あらためてですが富士市立商業高校から富士市立高校への改革をして10年以上経ちましたが富士地区の中でどの高校も学級数を減らしている中で学級数を減らしていないのは富士市立高校だけです。県より小さな単位である市が、地域特性に合わせた特色ある学校にできる事が学級数を減らさない要因であり市が持つ意味として十分にあると思います。県に移譲と言う議員もいましたが、恐らく、県の財政状況を見ても、県が市の学校を引き受けると言う可能性は低いと思っています。富士市として富士市の人材育成、人材確保のためにも富士市において必要な学校である認識を強く持ってもらいたいと櫻井校長と話して再確認できました。