葬儀産業について

前市長の鈴木清見さんの通夜に行きました。校長先生を歴任した後、富士市長を3期務めあげた人格者である人の通夜である為に、本当に多くの方が弔問に訪れていました。私も議員と言う立場もありますが、富士高の大先輩にも当る方であり、父親も交友がありました。

すい臓がんで亡くなられたようですが、2月13日に入院するまでは、碁会所に通い、入院された後も痛いと言う事を言わずに静かに亡くなられたと言う事を聞きました。偉大なご功績を残された事や多くの皆様に慕われた事は弔問者の数を見れば分かります。
どうぞ安らかにお眠りください。

先日も、中央病院長の山田先生が亡くなりましたが、私も葬儀に参列する機会がかなり多くあります。不謹慎ではありますが、不景気と言われる中でも葬儀産業は数少ない成長産業でもあると言えます。その葬儀業界にも変化が出始めているようです。
私も昨年、養母が亡くなった際に施主として葬儀を執り行ったのですが、慌ただしい中では、すべて葬儀屋さんに委託してしまうような状況でありました。それが、悪いと言う訳ではありませんが、葬儀にはそれなりのお金を支払う訳で、普通の仕事と違い、他の業者と見積もり合わせをするというような事も無く、死と言う事柄でもありお金の話と言うのは不謹慎であるという感覚があります。葬儀料に関しては、景気は関係せず、値引き交渉する事無く、なんとなく言われるままの物を受け入れるしかないような感じです。一つ一つの事柄の値段も妥当なのかもよく分かりませんが、その時感じた事はとてもいい仕事であるなとは思いました。
実際、「死体の経済学」(窪田順生著、小学館)によると、葬儀は粗利50%にも達する高収益ビジネスで、なかでも祭壇は「ブラックボックス」で、30万から100万円とピンキリとし、高い料金を支払っても、毎回新調するとは限らず、むしろ使い回しが「常識」だそうです。葬儀会社が300万円の豪華な祭壇を新調しても、4〜5回の葬儀で元がとれてしまい、それ以降はすべて儲けであり、同じものを10年間も使っているというケースもあるそうです。祭壇を飾っている生花も次の葬儀に流用する場合もあると言われています。

不透明な部分がまだまだ多い、葬儀業界おいては、ビジネスチャンスとして目をつけての異業種からの参入も多くなってきているようです。大手流通スーパーのイオンも昨年の9月に明確な価格設定と品質基準を打ち出し「安心のお葬式」を提供するとしています。イオン参入は葬儀業界の変化にも繋がると報道されていました。
私の知り合いも昨年暮れから、葬儀と言う仕事に興味を持ち、葬式コーディネーターをする起業を目指し、東京で修業に行っています。
また、富士市でも、葬祭場が足りない為に、土地が無いかという問い合わせも良く聞きます。
不景気の中では、儲かると言う仕事に関しては、多くの方々が注目し始めている事でもあります。

施政方針に対する質問終了。

 施政方針に対する質問が、各会派から10人の議員によって行われました中では、我が会派の小山会長が最後を締めくくり終了しました。来週から私を含め14人の一般質問が始まります。

施政方針に対する質問の仕方は、質問者のスタイルや其々の会派の取組みもあり、勉強になります。市長答弁は重複するものもありますが、しっかりと精査しての質問かどうかは質問を聞いていればわかります。(興味ある方は、インターネット議会録画されていますので確認してください)
それとは別の事ですが、施政方針の質問を聞きながら感じる事は、市長ってすごいな思ってしまいます。と言うのも、私も一般質問の原稿を作っているのですが、それを読むだけでも、それなりに苦労しているのにも拘らず、市長は、質問議員に対しての答弁書をすべて読み上げると言うのは、体力的に精神的に、並大抵ではない労力が注がれなければ出来ない事でもあると思っています。特に施政方針に対する質問に関しては、1つの答弁に、1時間近くも読まなければいけない場合もあり、聞いているだけでも疲れてしまうのに、よくあれだけ持続的に、読み上げ答弁が出来るのか、それだけをとっても市長は大変な職務であると感じてしまいます。また、その後、質問に関しても答えなければいけない中では常に緊張していなければいけない状態はかなりの神経を使っている事がわかります。私は市長より大分若いはずですが、情けない事に、私自身、議会において、聞いているだけであっても、家に帰るとぐったりしてしまい、質問の準備をと思うのですが何も手がつかずに、疲れて早めに寝てしまう状況です。
ですから、答弁をする市長の姿を見ていると、健康で無いと職務が全うできない事が伺えます。
ゆっくりと整理して色々な事の報告をしたいのですが、議会中は余分な事をやっている時間が極端に少なくなっています。
施政方針についての質問内容は、新聞報道がされていますので、そちらで確認をお願いいたします。

「気になる子」勉強中

 県教委の調査によると、学習障害(LD)や注意欠陥、多動性障害(ADHD)などの児童生徒は小学校で4%、中学校で2,6%程度いると推定している事が報告されています。いわゆる「気になる子」「こまったチャン」は結構います。

その中では、発達障害児支援員の増員が図られる予定になってはいるもののまだまだ対応がしきれない状況は続いています。
以前、チャレンジ7の研修会でこども療育センターと障害をもつ就学前の通園施設としてみはら園を視察しましたが、潜在的な発達障害児の児童数から見るとみはら園の定員60名ではとても対応しきれないていない状況であると言う事は分かりました。また、私も議会で取り上げたのですが、小学校においての放課後児童クラブにおいての発達障害児の受け入れに対して多くの課題があると言うのも実態です。
 

そのような問題意識もあったので、2日の夜に開催された気になる子を取り上げている「こころのネットワークふじ」の公開討論会に参加してきました。グループ別に分かれ、医師会の方々が中心となり、病院の先生、小中学校の先生、保育、幼稚園の先生、特別支援学級の先生、行政の職員、市会議員等の意見を自由に出し合う形で話が進められました。
私が参加したグループでは、中学生の子の事例が提起され、それについての意見を出し合いましたが、私は学校の先生でもなく、子どもも気になる子では無かったので、経験的な話はできず聞いているだけでしたが、其々の見地からの話は大変参考になりました。特に、親と先生の見方の違いについては、視点の違いから、大きな相違が生じる事は感じました。それは、親は自分の子供しか見ていないのですが、先生は「気になる子」はみんなを見ながらの一人であるとすると比較していく中では発達の度合いの見え方が、親御さんと全然違ってきているという事でその点が親との話がかみ合わない所が生じてしまう一因でもあるという事はわかりました。また、知らなかった事は進路により、普通学校と支援学校に行くのでは、就労の仕方も変わってきてしまい、進路指導する際にも一番悩む所であり、行政としての支援策を考えて貰いたいと要望もあり、そのような点については議員としてもっと勉強しなければと思いました。
気になる子については、大きな問題でもあり、今後も勉強会に参加し、自分なり取り組んでいこうと思っています。

訂正です。

議会が4日から再開されますが、発言通告をして、一般質問は後ろから2番目の13番である事は、以前のブログに掲載しました。

議会日程で行くと、9日で質問終了という予定である為に、最後から2番目であると言う事は必然的に9日の後ろから2番目であると思っていました。
ところが、議会運営会議において、今議会において提出された質問人数だと、多少タイトであると判断され、10日に議案質疑に充ててある午前中に、最後の2人を回し、質問日の延長が決められた割り振りが報告されました。ですから、私は最後から2番目ですので、9日の最後から2番と思っていた質問が、10日の1番初めの午前10時に日程が変更になりました。勝手に9日登壇と決め付けていたのですが、やはり、議運終了後にいつ登壇するかは知らせた方が良いという事はわかりました。
今回は地域版「荻田たけひと通信」にも、9日に登壇すると記載してしまい、少し配布してしまったので訂正をしなければいけません。(まあもっとも、そんなに気にはしていない事なのかもしれませんが・・・)
1日質問日が延長され、余裕ができました。
改めて、訂正した一般質問の登壇日(決定です)は、

日時:3月10日(水)午前10時〜
場所:市役所10階。
です。
良かったら傍聴してみてください。

1日伸びて、時間が有ると思っていると、きっといつものように、気が付いたら時間が無いと言う事になりかねないので、計画的に取り組まなければと思っています。

脳研30周年記念市民講座

 
一般質問で救急医療について質問をします。緊急度・重症度の救急搬送患者として、脳卒中患者がありますが、脳研病院開院30周年記念市民講座として、脳卒中について斉藤理事長からの講演があると知ったので聞いてきました。

脳研は脳卒中治療が中心の急性期病院で現在脳卒中専門病床は80床で稼働しています。特に脳卒中の治療において他と一線を画す高いレベルを示し、救急搬送が多い病院でもあります。近年では、市立病院の医師不足による救急患者は増加している状態で私の母も昨年搬送されました。脳卒中は時間が一番大事という講演でもいっていましたが、母が救急搬送され病院についての処置は実に素早いもので、救急車が到着してから手術までは実に短い時間で取りかかってくれました。そのような意味では、脳疾患においての心強い限りの病院です。脳卒中患者の発生は特に多い時期は、やはり寒い、1月・2月が多く時間帯では、朝起きぬけの6時から7時夕方の4時から5時が多いとされており、そう言われて見れば、母も、朝6時50分に倒れました。
説明の中で、脳卒中の予防のABCDEFとして
A,ALCHOL(アルコール)
B,BLOOD PRESUURE(血圧)
C,CHOLESTEROL(コレステロール)
D,DIABTES MELLITUS(糖尿病)
E,EXRICISE(運動)
F,FRESH AIR(新鮮な空気—喫煙)
であります。

また、発症してから3時間以内に投与すると効果が発揮するt−PAに関しても有効であり、その施設には富士地区では、中央病医院、脳研、富士宮市立病院、蒲原病院と挙げられていました。ただ気になる事は、時間が一番の治療薬となるなら、私が住む東の地域からでは、沼津の市立病院の方が近く、搬送されるのなら、富士地区医療圏内の病院ではなく、沼津の市立病院への搬送が適切であると感じました。その辺の広域的な連携による判断が求められると思っています。
斉藤理事長の話は、分かりやすく、聞きやすく、勉強になりました。脳研は30周年を迎えましたが、これからも「日本一の脳卒中病院」と言う大きな目標掲げ、「いつでも、だれでも何でも引き受けよう」との目標を達成する為に地域医療に尽力をしていく病院でもあり続けていくと期待しています。

第2号地域版「荻田たけひと通信」

地域版「荻田たけひと通信」の第2号が出来上がりました。
以前にも書きましたが、地域への情報発信として、今年より定期的に配布する地域限定の「荻田たけひと通信」を作成しています。

今回の地域に訴えたい事は、
水害対策の進捗状況です。
水害に悩まされている東部地域特に、江尾地区においての水害での被害を無くす為に、地元の議員として取り組んでいる事を掲載しました。

その他には、後援会旅行の報告も掲載しています、
前回、出した「地域版荻田たけひと通信」では、荻田たけひとの字を大きくとか文字数を減らすようにとか写真を増やすようにとかの要望と言うか注意を頂きました。改善はしたつもりですが、どうしても字数は多くなってしまいます。
今月は一般質問もやりますし市政報告会も予定していますので、取りあえず地域配布の分だけでも配り始めようと思っています。
ちなみに、一般質問は
3月10日(水)午前10時〜
市政報告会は
日時:3月20日(土) 午後7時 
場所:須津まちづくりセンター
内容:1、21年度議会報告 2、22年度の東部地区は
です。
荻田たけひと通信にもその事は掲載していますが、よろしかったら聞きに来て下さい。

次回の地域版「荻田たけひと通信」は道路についての進捗状況を取り上げますのでこうご期待を!