鬼はそと、福はうち

 2月3日は全国的に節分の日です。節分とは季節を分けるこ事を意味し、立春の前日を指しています。
 午前中は立正佼成会の節分祭、午後は三日市浅間神社の豆まき、夜は、我が家で恵方巻きを食べた後に家族豆まきと節分の日を十分に堪能いたしました。
 立正佼成会では、多くの来賓と信者の方が、集まり、豪華景品の当たる福引と来賓からの信者への豆まきが行われました。
 雨が降っていたので、室内で行われました。豆をまく来賓の人数が多く、一メートル間隔で豆をまいたのですが、豆をまくというより、自分の周りの人に豆を配るそんな感じでした。「鬼はそと、福はうち」の掛け声もなく、あっという間に終わりました。
 午後は、三日市の浅間さんでした、こちらでは紋付き袴で木の升に豆がはいっており、神事の後、神殿にて豆まきを行い、その後、外にで、一般参拝に来ている人たちに、豆をまきました。雨が降っているので傘をさしている方は、後方にまわってもらい、傘をささない人が前にきてもらうインフォメーションの後に一斉に豆まきを始めました。
 私は初めての参加で勝手がわかりませんでしたが、家を建てた時に行う、投げもちみたいな感じでした。
 豆まきを終えた後、自分の年の数だけ、豆を食べ、今年一年の無病息災を願いましたが、結構な数を食べなければならないので大豆が唾液を奪い、水がなくては食べきれない状況です。
 今年の恵方は南南東です。最近、急に「恵方巻き」なる巻き寿司を食べるようになりましたが、5年位前には何で節分に巻き寿司を食べるのか意味がわかりませんでした。
 大阪船場で行われていた「丸かぶり寿司」が起源であるとか海苔屋が海苔の需要拡大を考えて作られたとか言われていますが、バレンタインとかホワイトデイとか、日本人はマスコミに踊らされるのが好きのようです。

 私も南南東を向き、黙って、恵方巻きを食べました。一日縁起が良くなるように動き、ぐったりです。
 これだけやれば、今年は福だらけだと思っています。