私の母は、多趣味で色々な習い事をし、また、案外、芸術家です。
私も子供の頃は、絵を描く事が好きで、小学校時代には、兄弟の中で唯一、図画のコンクールや写生大会で賞を貰っていました。手先が器用で、図工はいつも、5段階で5でした。
私は、自分で言うのもなんですが、子供の時から、芸術肌だと思います。「誰に似たのかな」とスポーツマンだった父親に言われましたが、きっと母親に影響されたのかもしれません。
母は、年を取って、時間があるのか、以前は、油絵を描いていましたが、最近では日本画を描いているようです。娘の絵を描いたりして、賞をもらったと喜んでいたのを、覚えてますが、今も元気に描き続けていたようです。
今回も、ロゼシアターで開催されている展覧会に仲の良いお友達と共に、出展していました。中々、暇が取れずに忙しくしていたのですが、母親の作品を見るためと、目の保養をさせて頂く為に、久し振りに絵を堪能させてもらい、心の洗たくになりました。
富士市は、文化芸術に対して、あまり力が入っていないとよく言われます。工業都市であるからこそ、文化が香るまちづくりを進めるべきだと思います。25万都市に美術館があってしかるべきだと思いますし、所々に文化の香るエッセンスをいれた、建物や彫刻等があってもいいと思います。
文化芸術はお金ばかりかかかり、大変だと、言われますが、人々の住みたいまちの条件には必ず、文化芸術が挙げられます。心に余裕がもてる、まちづくりも大切なことだと思っています。
「バリ衣裳の花嫁」
母の絵の仲間の渡辺さんの作品。