専決処分について

 13日より議会が始まりますが、議会開催前に専決処分の報告がありました。
 専決処分という言葉は、正直、私も議員になってから知りました。あまり、一般的に使われる言葉ではありませんが、議会用語の一つです。
 専決処分とは市長が議会の議決・決定を経なけらばならない事柄について、地方自治法の規定に基づいて議会の議決・決定の前に市長自らが処理することをいいます。
 専決処分には主に、2つあり、議会を招集する時間がなく緊急の場合において処理を行う事(179条)と議会において指定した軽易な事項においての処理(180条)があります。前項は、条例や予算に係る事が多いですが、私が議員なってからはありません。毎回、専決処分で報告されているのは、軽易な事件や事故の和解についてです。
 今回も専決処分5件が報告されましたが、すべて事故の損害賠償の額の決定と和解についてでした。
 
 事故については職員が係る事で、多くは、市民が、市の道路に、穴ぼこが開いていて、パンクをした事についての賠償がほとんどです。過失割合は、場合によって差異はありますが、大体は7対3で市役所が7割の負担をした中で、解決をしています。

 道路でパンクをしても、不運だと思い、各自で処理をしている人は多いと思います。市道においては、市へ連絡すれば
賠償をしてくれる事を覚えていてください。
 私は、先日、中里ー田中新田線において、水たまりがあったのですが、車とすれ違う際、水たまりにはいり、穴にはまり数十メートル走った所でパンクしました。
 しかしながら、議員が市道でパンクし、市へ被害を出して賠償してもらい、専決処分の報告をされたら、他の議員や職員に何をいわれるかわからないので申告はしませんでした。
 道路は、大雨の後や、大型車両が頻繁に通る道路では、急に穴ぼこが開く事があります。くれぐれも、穴ぼこにはまらないよう注意して下さい。
 万が一、市道で穴ぼこにはまり、パンクしたら届けをだせば、賠償はしてくれます。
 でも、専決処分の報告で氏名、住所が報告されてしまいますが。・・・・