日本自治創造学会研究大会に参加して

2日間東京でみっちり第4回自治創造学会が主催する「21世紀を生き抜く自治の創造〜自立・自存と危機への備え〜」のテーマでの研究大会に参加してきました。(東京に出かけるのは学生に戻ったみたいで何となくウキウキします)

プログラムとしては、
第1日目 大会挨拶 穂坂邦夫 (日本自治創造学会理事長)
     講演 
「危機管理と議会」 中邨章(日本自治創造学会会長・明治大学名教授)
「復興に果たす自治体の役割と責務」鎌田司(共同通信社論説委員)
「社会保障・税一体改革をにらんだ地方税制」土居丈朗(慶応義塾大学教授)
パネルディスカッション
「分権時代の自治体経営と政策の創造」
パネリスト    金井利之(東京大学教授)
パネリスト    鈴木直道(夕張市長)
パネリスト    中田 宏(前横浜市長・大阪市特別顧問)
コーディネーター 佐々木信夫[中央大学教授]
第2日目 分科会:事例発表・意見交換会
    第2分科会“市民参加の予算づくり・市民参加の復興”
    コーディネーター 星野泉[明治大学教授]
    「液状化被災からの再生と創生を〜市民力の結集と協働で〜
     松崎秀樹(浦安市長)
    「各国の市民参加予算をわが国のこれから」
     兼村高文[明治大学教授]
    講演
    「国政の再編と地方政治の展開」
     飯尾潤(政策研究大学院大学教授)
    パネルディスカッション
    「自治体の自立・自存と議会の対応」
    パネリスト    穂坂邦夫(元市・県議会議長・地方自立政策研究所理事長)
    パネリスト    宮台真司(首都大学東京教授)
    パネリスト    山中光茂(松坂市長)
    コーディネーター 永久寿夫(政策シンクタンクPHP総研研究主幹)
   閉会挨拶      中邨章

自分なりに得るものも多くありましたので、一つ一つの詳細は、小出しにしてブログで掲載していきたいと思います。
なお、私以外にも富士市からは、会派として輝の議員全員が参加していました。

研修から帰ってすぐに、福祉推進会の総会へ出席、その後、夜の会合の呼び出しがあり、ぐったりです
報告書も仕上げなければいけませんが、まずは、無事に研修から帰ってきた報告まで・・・・。

資質向上の為の研修。

6月議会までの間、議員としての資質向上は各自努めなければいけませんが、連休が明けて、各地において様々な研修会が開催されています。会派でも分担を決めて、其々の研修会参加後に、報告書とは別に会派内での勉強会(15日・23日)で報告会が開催されます。

私の5月の富士市を離れての研修予定としては、

5月10日、11日 東京 日本都市センター コスモスホール 
日本自治学会研究大会プログラム
「21世紀を生きぬく自治の創造〜自立・自存と危機へ備え〜」

5月17日 東京日経ビル
日経グローカルセミナー
「減税や補助金による企業誘致政策の限界—地方税改革の視点から」
時間とお金を使っての研修です。
議員としての資質向上を図りながら、活動に少しでも活かせるよう、しっかりと目と耳を開いて頑張ってきます。

中心市街地は活性化させる必要があるのか・・

和歌山大学足立教授の「何故、中心市街地は活性化しないのか」のセミナーで話された中で、そもそも論として、「中心市街地を活性化させる必要があるのか」がありましたが・・・

活性化反対論として
1、 車社会の現在、活性化させる根拠が乏しい。
2、 私的な土地(中心市街地)に公的な資金投入が必要か
3、 すでに手遅れの状態・・
4、 財政赤字の中で余剰資金を中心市街地活性化対策に充てる事は難しい
市場が解決すべき問題。
5、 市場に任せておけば、郊外開発が選ばれる、それ自体悪いものではない・・・(住民が郊外を選んでいる)
活性化賛成論としては
1、 まちの顔としての機能不在により、アイディンティティが失われる。
2、 コンパクトシティ化により財政コストカットが可能。
3、 郊外店舗では観光客は呼べない。−機会費用の発生
4、 中心部の再生により、固定資産税の増収が期待できる。
5、 まちの顔ができ地方都市への企業誘致が進む。
どちらの理論もうなずけます。

足立教授は、反対論では、「中心市街地化か、郊外化は消費者が決める問題。しかも効果が確定的でない分野に公費を投入するのはおかしい。時代の流れに身を任せるべき論」の意見は多いが、活性化賛成論の「コンパクトシティ論」「まちの顔が必要論」の理論を重視。
ヨーロッパなどの成熟国は活性化賛成論が多い事をあげ、活性化賛成論を支持、その理由としては、活性化が成功しているイギリスの話もありましたが、「持続可能な都市づくり」が可能になるからであるとしています。
反対論と賛成論を比べれば、これからの人口減少社会においては、コンパクトで個性的で観光都市になるようが中心市街地としての持続可能な都市として賛成論を推進すべき事は分かりますが、その上で、日本では中心市街地が活性化しにくいのかが問題となっていることでもあります。
富士市においても、賛成論としての富士、吉原の活性化、駅前の顔づくりと取り組みはありますが、時間が掛かっています。地域別の細かい活性化戦略や対策は必要な事でありますが、進めなければいけない事はあるにも拘らず、自治体だけでは進まない状況は、国の政策的な問題も大いにあると感じずにはいられません。

私は一番富士市の東に住む議員であります。
地域では土地利用の規制緩和をして、地域の人口減少に歯止めを掛けてくれと要望もあります。実際、進みにくい活性化論を本当に進めるべきかは郊外に住むものとしては悩みはあります。

研修及び人間ドックで東京です。

週末は東京にいます。
日経グローカルの4月定例会に参加しましたが、「なぜ中心市街地は活性化しないか」という
興味深いテーマでした。

現在、地方都市での中心市街地の空洞化に歯止めがかかりません。1998年にまちづくり3法が整備されて以来、各地で様々な取り組みが進められていますが、活性化に成功した事例は極めて少ない中,活性化を達成できない原因について、和歌山大学、足立基浩教授が分析し講義してくれました。

富士市では富士駅前の顔づくりが進められていますので、「顔づくり論」を含め、改めて中心市街地を活性化させる必要性があるのか、研修してきました。
東京での研修ではありましたが、実は、翌日、東京で人間ドックを予定しているので、娘の所へ泊まらせてもらいました。
突然の訪問に娘も驚いていましたが、最近家に帰ってこないので、どのような生活をしているか、気にもなっていたので・・・・ちょうど良かったです。
抜き打ちチエックみたいでしたが、それなりに片づいており、まともな生活をしているようで、一安心です。
部屋でパソコンを借りてブログも送信できました。
娘の所から、病院へ行き1日人間ドックです。悪いところがなければいいのですが・・・・・・
週末は東京で過ごしています。

「公立病院再生」セミナー

地域医療再生のためには公立病院の健全な経営は不可欠な事です。

富士中央病院でも総務省が進める公立病院改革ガイドラインに基づく改革プランは平成20年度に策定されています。その改革プランの目標年度が今年度末に迫ってきた中で、何が求められるのかを勉強するために、公立病院改革の第一人者である公立病院アドバイザーである長隆氏のセミナーに参加してきました。

公立病院の役割は、地域に必要な医療のうち、採算性等の面から民間医療機関による提供が困難な医療や機能を提供する事、たとえば、救急、小児、周産期、がん、循環器等高度先進医療、研修の実施等を含む広域的な医師派遣の拠点としての機能、災害等であり、特に、災害医療は東日本大震災で重要性を改めて認識されています。
その上で公立病院改革の必要性は
1、 自治体病院の経営状態、コスト構造の改革
2、 地方自治体財政の健全化への要請
3、 民間でできる事は民間への民営化の流れ
4、 医師不足解消
公立病院の経営改革には
1、 首長や理事長などのぶれない強いリーダーシップ
2、 スピード感のある意思決定
3、 自主的な変革への意欲
の3つは必要な事です。
現在の病院改革の成功事例として
金沢大学氷見市民病院(指定管理者)
阪南市民病院(指定管理者)
独法さんむ医療センター
独法山形県、酒田市病院機構
が挙げられていました。
一度視察に行ってきたいと感じています。
平成23年度は改革プランの目標年度であるなら、根本的な病院経営改革を行うチャンスでもあります。

セミナー参加中。

今週、来週は各常任委員会の視察が始まっており、会派室に行っても、人がほとんどいません。私も来週、建設水道委員会の視察が予定されていますが、その前に、東京での日経グローカルで開催する「公立病院再生—全国の成功事例から」のセミナーへ参加してきます。

人口減少や高齢化に伴い地域医療の中核を担う公立病院の役割が高まっていますが、その一方で各地の公立病院では医師不足や経営悪化による危機に陥っています。中央病院も決して他人ごとではない状況であると思っていますが、地方財政の健全化求められる中、総務省の公立病院改革ガイドラインで示された改革プランによる目標達成期限も今年度に迫ってきており、「今、公立病院の再生に何が必要なのか、」を少しでも勉強して来ようと思っています。
11月議会までの短い間ですが、視察、研修と議員としての見識を少しでも増やす努力をしなければと感じています。。

フェイスブック勉強中!!

世界中に7億5000万を超えるユーザーを持つフェイスブック。
今一つ使いこなせないままでいるのでもう少し有効に活用できないかと思い、ジョブネット富士さんが企画したフェイスブックセミナーに参加してきました。

時代の流れでもある、ソーシャルメディアは勉強しなければついていけません。(年齢のせいかもしれませんが、勉強してもわかりません)
先生から始めにフェイスブックについて簡単に説明してくれました。
1、情報開示としての、リアルな友達
・実名登録が推奨されている
・ネガティブな発言がない、
・成りすましが少ない
2、いいね!ボタンで広がる情報共有の輪
3、近況や写真がシュアできる
4、コミュニティ構築できる
そんな魅力的な特徴があります。
情報の価値は、誰が言っているかが大切な時に来ているそうです。フェイスブックが持つ様々な魅力が世界No1ソーシャルメディアになった秘密なのかもと納得しながらも、パソコンや携帯に振り回されるような生活になってしまうと言う不安も・・・
研修も最後まで受講したかったのですが、もう一つ会合があり、途中退席、肝心な部分は分からずじまい、後は自分で、勉強をと思っています。

それと同時に、台風の時雨に濡れて、壊れてしまった携帯も、フェイスブックに対応しやすいようにと、スマートフォンに切り替えてきました。
これでもう少し有効にフェイスブックも運用できるようになればと思っていますが、どうなる事やら・・・

財政に強くなる為に・・

市の財政では、「みんなから集めたお金をみんなの為に使う」当たり前の事ですが、それをしっかり進めていく上では、財政に強い議員は求められています。会派では、現在、財政を中心とした研修に取り組んでおり、その一環として、本年度は、富士市の財政白書の作成に取り組んでいます。

財政課より富士市の28年間の決算カード取り寄せ、それを下に、分担を決め、取りまとめていく作業を行い、年内には作り上げる予定です。財政は分かりにくく、パッと見ただけでは見えてこない部分があるのですが、様々な視点から誰にでも分かりやすい財政白書ができればいいと思っています。
また、地方自治体では、「自治体財政健全化法」「公会計改革」等、大きな転換期を迎える中で予算、決算の議決を始め、議員の役割はますます重要になってきています。来たるべき9月議会においての決算審議においても、適切な財政状況の把握と分析を通して、来年度の予算審議を行わなければならない中で、決算審議のポイントをしっかりと理解して望まなければならないと思っています。
私自身、民間経営に携わってきていますが、行政の財政は分かりにくいところが多いです。(と言うより、分かりにくいようになっています)子ども達も夏休みの宿題をがんばっていると思いますが、この夏の議員としての宿題として、財政研修に積極的に参加しようと思っています。
早速、8月4日の「地方議会議員のための決算審議のポイント」についての行政管理講座へ申し込んできました。
今後、更に財政状況の厳しさは増していくと思います。無駄を無くし、しっかりとした財政運営をして行ってもらうために、財政についてしっかりと意見の言える議員になる必要があります。

「なまずの学校」で勉強しました

ちょっと面白い防災ゲームを体験してきました。
こども議会が8月20日に開催されるのですが、事前研修が行われていますのが、2回目の研修として、まちづくりチームと災害対策チームに分かれての研修が行われており、フィランセでの災害チームの研修でのことですが・・・

災害チームでの研修の一つとして、防災ボランティアの方を交えて、「なまずの学校」という紙芝居を楽しみながら学ぶ防災カードゲーム防災意識を高めました。
このゲームでは地震などの災害で発生する様々なトラブルを紙芝居形式で出題し、トラブルを解決するのにもっともふさわしいと思う「なまずカード(アイテムカード)」を出してもらい得点を競うゲームです。クイズの内容は、実際に阪神・淡路大震災を体験された方々へのヒアリングやアンケートを元に作られています。
こども議員は、出題され答えることによると得られる、お金を集めるのに真剣でした。お金の単位はナマーズです。大人もちょっと夢中になってしまいます。

防災ボランティアの方々は、現在、このゲームの普及を進めているそうです。1セット1500円とお求めやすいゲームですので、子ども達への防災意識の向上を図る為に、各学校にあってもいいように感じました。

その後、子ども達とAEDの講習会を見学したのですが、脳へ酸素を送る心肺マッサージの大切さ学びました。
こども議員は只今、頑張っています。

人を活かす人材育成を

市役所も企業として捉えるなら民間経営の感覚は必要な事であると思っています。
そんな訳で、私は商工会議所が法政大学大学院静岡サテライトキャンパスと共催している「企業経営錬成塾2011」に参加しています。

2回目の錬成塾では、公認会計士で総合経営コンサルタント会社代表、法政大学イノベーションマネジメント研究科客員教授西浦先生の企業永続に向けた組織活性化と後継者育成をテーマの講義でした。企業収益確保のために本気で頑張る人材育成がいい会社であり、人を活かす経営を提唱していました。社員が求める「幸せ」は企業規模や給料とは無関係で欲求を充足させながら、人間として人を活かす、すなわち、社員を大切にすることが、「成長を促すコミュニテティ発展の欲求」へと社員を導く経営の必要性が話されていました。
市においても、財政状況が厳しくなっている状況では、公務員だからと言って「親方日の丸」的と言われることなく、(潰れることが無く、真剣みにかける事であまりいい意味で使われていないと思いますが・・・)本気で頑張る人材育成は大切な事でもあると思っています。来年度の新規職員募集状況は、一般職で採用人員10名に対し、360名の申込みがあり、競争倍率は36倍という狭き門とである事が発表されていました。富士市のトップ企業でもある市役所は、それなりの優秀な人材採用がなされると思います。ただ、人間力重視の採用が求められている中では、試験の点数だけでは見えてこないものもあると思っています。また、いくら優秀な人材を採用したとしても、採用後の人材を活かす人材育成が成されなければ、市の発展はありえない事でもあると錬成塾に参加しながら感じました。講義内容の
「いい会社とは何か?そのために何が必要か?」
会社を市役所と置き換えれば、
「いい市役所とは何か?そのために何が必要か?」
人間力重視の採用・教育、民間経営に通じるものはあると思います。

「議会に臨む」に参加

議員としての資質向上は務めなければいけない事でもあります。
梅雨も明け、暑い時期ではありますが、横浜県民ホールで開催されている第13期 自治政策講座入門編「議会に臨む」−行財政改革を遂行した3市長に議会と行政の関係を聞くーに会派の小山会長と私で参加してきました。

今回の研修は全国から、北は北海道から南は沖縄まで86自治体、151名が参加しており、被災地の岩手県宮古市からも参加していました。
プログラムとしては、
記念講演「地方議員の役割と議会改革」竹下譲(自治体議会政策学会会長)
第1講義「財政健全化と議会の審議」井上哲夫(元四日市市長)
第2講義「総合計画と議会の審議」西山雅也(元多治見市長)
第3講座「予算審議での議会役割」石田芳弘(元犬山市長)
パネルディスカッション
大災害が各地を襲うー行政と議会の役割はー
3人の元市長と竹下議会長が自治体の災害を分析しながら、行政や議会の在り方を議論
と1日びっしりの研修でもありました。

3人の元市長の其々の経験に基づいた講義内容は 分かりやすく、改めて議員の役割が明確になりました。
また、私自身議員経験をしてきた中では、一般質問は単なるパフォーマンスではいけないと思っていたのですが、意義やあり方を説明され、目からうろこではありませんが、考え方が理解できました。
改めて一般質問を有効に活用していくには議員一人ではなく、議会として要望していく事も大切であり、質問してからがスタートとして、そこからどうしていくかという事を議員同士でも審議していく事が必要である事は、質問を言いっ放しではいけないと感じていたことに対しての疑問も解けました。その他にも参考になる話は聞けたので、少しづづ掲載できればと思っています。
石田元犬山市長が最後に熱く、
「議員は必至で勉強しなければならない」
と言っていたことが印象的でした。
まだまだ勉強しなければならないことが沢山あります。

あまり意味があるように感じませんが、帰りがけに自治政策講座の修了証を頂きました。

**講義とは関係のないことですが、横浜県民ホールからは素晴らしい景色が見えます。講義中もついつい外を見てしまいます。

議員研修会とガンダム

 
 毎年恒例の真夏に開催される静岡県市町議会議員研修会が、グランシップで開催されました。講演も勿論、サンデーモーニングに出演中の国際政治学者の浅井信雄氏で楽しみにしていたのですが、それとは別にバスで会場に着くとグランシップの北側に線路を隔てて、今話題の等身大のガンダムが少しだけ見え気になって仕方がありませんでした。

JR東静岡駅北側には、この7月より来年の5月まで期間限定で「模型のまち静岡」をPRする上で市がバンダイに働きかけ実現いたしました。私も、ちょっと前にお台場で展示され大好評であり、静岡で見る事が出来る事になり、一度は行こうと思っていましが、グランシップまで来て、せっかくのチャンスと思い、早めに会場に着いたのでブログネタにと、講演が始まる前に時間を気にしながら、暑い中、小走りで近くまでいき撮影をしてきました。

そびえ立つガンダムは、新幹線からも見る事が出来、多くの方の目に触れ、静岡市の情報発信としては、実にいい題材であると思います。テレビにおいても、富士山静岡空港周辺に設置し、飛行機からも見えるようにし、空港利用の促進につなげればと言う案も出ていましたが、可能なら進めるべき物であると感じます。でも、私の世代は、ガンダムというより、マジンガーZ若しくはもっと前の鉄人28号でありますので、それらのロボットも展示してもらえるともっと嬉しいのですが・・・

ガンダムの事ばかり書いて一体、議員研修はどうなっているのかと怒られそうですが、浅井氏の「世界と国と地方」と題した講演は正直言って、議員にとって(少なくても私にとっては)、期待していた程の講演では無かったような気がします。世界は連動しているとか見えない物を見るとか断定的な議論は良くないと言うようなありきたりの内容であり、途中で記憶が無くなってしまう状況の人がちらほらと見受けられました。ただ、最後に、大事な事として、日本の政治を安定させなければいけないとし、9月に行われる民主党選挙において、小沢がなったら、日本の未来は無いと言う事には同調できました。
でも、私の後ろに座っている席の議員の方は、「小沢以外に誰ができるんだよ」「小沢にやらせればいいんだよ」と言う声も聞こえました。
 帰る際にガンダムをバスから眺めながら、小沢さんなんて言ってる人がいるのは、何を考えているんだよと思いながら、家に帰り新聞に目を通すと民主党も人材不足なのか、相変わらず、小沢氏の出馬を検討がされている事が掲載されていました。

何なのかな〜
ほんと一体いつになったら政治が安定するんだよと思ってしまいます。

かわいい子には旅をさせよ

 

昔から、子供を甘やかして育てず、手元から放して、辛いことや大変な事等色々な経験や体験をさせ成長させていく諺に「かわいい子には旅をさせよ」と言いますが、色々な経験を積むと言う観点から、私の娘も、5日より13日まで、研修船「とうかい号青年の船」に乗船し名古屋から硫黄島、サイパンに向けて旅たちました。

名古屋港から出航する為に、富士市から乗船する仲間とともに出発したのですが、私は、地域での運動会出席で名古屋までは行く事は出来ない為に、商工会議所からのバスを見送りさせて頂きました。
とうかい号青年の船は、すでに37回の歴史がありますが、東海4県の30歳までの成年男女が乗船し、船での研修は下より、寄港先の外国において民間外交の役割も担ってきます。私もかつてこの事業で北京や台湾に行きましたが、パトカーが先導で各訪問先へ案内され、政府の要人も出迎えてくれる事には驚かされました。その青年の船に、娘は大学4年生に成り、本来なら就職活動中でもあるにも拘らず就職もまだ決まらないのにどうしても乗りたいと行ってしまいました。大丈夫なのと親の心配を他所に、本人は呑気な物です。しかしながら、人生の中で時間と言う余裕はいつでもある訳ではありません。やはり行ける時、経験できるチャンスがある時に出来る事はすべきであると常々思っている私にとっては、娘自らがやりたい事には止め立ててできません。例え就職が無かろうとそれはそれで本人の責任でもあると思っています。
今回の青年の船には、富士市から6名その中には市の職員の村上さんが乗船していましたので、見送りの際に、富士市での事業として、中学生から成人までを対象にした青少年の船を毎年行っていますので、この経験を通して、ぜひ事業に役立てるようお願いしてきました。

私の娘もせっかく貴重な時間を使っていく訳ですから、それなりに何かを得てきてもらいたいと思っています。
「かわいい子には旅をさせよ」は人生においての色々な経験が、人生を豊かにし、幸せは与えられるものでは無く、幸せを手に入れる近道を身につける為の術を勉強をさせる事だと思っています。

娘を含む富士市から乗船した方々は、多くの思い出を詰め込んで無事帰ってくる事願っています。

*船の出港の写真はメールで送ってもらったものを添付しました。

徹夜で頑張らなければ・・・。

 連休から視察や研修が立て込んでおり、報告書を作成しなければいけないのですが、行事や用事が多く、ドンドン溜ってきています。報告書の提出は1カ月以内とされていますが、気がつけばもう6月になってしまいます。後に延ばせば延すほど、記憶も曖昧になってくるし、作成するのが嫌になってしまいます。また、更に今後も、研修や視察も計画されており、更に溜る恐れがあります。

6月議会ももうすぐ始まりますので、
・北海道視察報告
・地方自治経営学会研修報告
・市内土採取事業現場視察
3つの報告書を早いうちに少しでも片づけなければなりません。6月25日にはラジオ出演もあり、何を話すかを考え、打ち合わせをする為の時間も作らなければいけません。また、一般質問の準備も取りかからなければと思っていますが、次から次へ用が出てきて思うように捗りません。
このままだと、やる事が溜りすぎて身動きが取れなくなってしまいそうですので、少なくとも報告書だけは5月中に片づけ様と一念発起し、学生時代を思い出しながら徹夜で宿題(報告書作成)をやろうと思っています。
昼間、知人の結婚式で挨拶をした後、つい一杯飲んでしまい睡魔が襲ってきています。
(報告書には何にも関係ありませんが、お人形さんのようなかわいい花嫁姿でした。お幸せに!)

結婚式の後にコンビニで眠気覚ましのコーヒーを買い込みねじり鉢巻きで勉強?(研修会でのレコーダで録音した事を聞き直し)報告書作成に取り掛かっています。
果たして、若い時みたいに無理がきくかどうかわかりませんが、夜食を取りながら徹夜で頑張ってみようと思っています。
しかしながら、この年になっても宿題に追われる生活だとは夢にも思いませんでした。

追伸:やはり徹夜は無理でした。気が付いたら寝てしまいました。

研修会でサプライズ!

地方自治経営学会研究大会が2日間「政権交代で日本の政治、行政はどう変わったか〜地域主権、事業仕分け、地方議会、超高齢化社会」を全体テーマとして開催されました。全国から首長を始めとする地方議員が800人以上集まっており、2階席まで在る会場が一杯に埋め尽くされた状況は今までにない参加者である事が主催者より報告されました。

今回の研修では、昨年、国民の大きな期待の下で民主党が政権交代をしたのですが、その国民の期待を裏切り安定しない政治に対して不安を感じてしまっている現状を、今後どの様になっていくのかについては個人としても議員として把握したいと思っていました。

2日間とも地方自治経営学会会長の片山善博氏が全体のコーディネーター役を担っており、随所で的確な発言をして頂くスタイルでスムーズな進行が印象に残りました。特に川村たかし名古屋市長の講演ではマスコミでも物議を呼んでいる為か会場からの質問は一切受け付けず、片山氏のコメントで締めると言う場面もありました。其々の講演は興味深いものであり、詳細内容については、報告書を作成いたしますので随時掲載していくつもりです。
今回の研修では講演においての情報収集は勿論有意義ではありましたが、個人的なサプライズがありました。実は、会場が一杯であった為に、2階の席に座る事になってしまい、講演者の顔もよく見えないとがっかりしていたのですが、斜め後ろに、おじさん、おばさんが多い(失礼な言い方ですが)議員研修と言う会場に相応しくないひときわ目立つ女性が座っていました。よく見れば、ネット上でも世界一に選ばれた「美人過ぎる市議」として有名な八戸の藤川市議です。まさかこんな所でお会いする事が出来るとは思ってはいませんでしたが、よく考えれば同じ議員である以上は、研修会に出席していても不思議ではありません。講演中もよく見え無い講演者より気になってしょうがなかったのですが、研修中ですので声をかける訳にも行きません。

残念に思っていたのですが、私だけ、地元の加藤昌一元市議の通夜参加の為に一旦富士市に戻らなければならなかったので、少しだけ会場を早く出たのですが、偶然にも出口で「美人過ぎる市議」に遭遇する機会がありました。ミーハーな私は、これ幸いと思い名刺交換をさせてもらい、その際に、気になっていた参議院選出馬について確認するときっぱりと「でません」と言っていました。

まだ20代と言う若さの藤川市議はこれからの次代を担っていく議員でもあり、その上美貌も兼ね備えている上ではビジュアル的にも注目を浴び羨ましい限りですが、多くの人達に政治を身近に感じさせていると言う役割は多大であると感じずにはいられませんでした。

明治大学で研修中!

地方自治経営研究大会が東京の明治大学のアカデミーホールで開催されている為に、昨年に引き続き13日、14日の2日間の研修に行ってきますが、講師陣は人気の高い有名な方ばかりなのでちょっと楽しみです。

研修内容
1日目(13日)
1、 パネルディスカション
2、 「次の参院選にむけてこれからの政局の動向を読む」  福岡政行
3、 「長と地方議会、名古屋市議会にみる激突と調整私はこう取り組んだ」“名古屋のどえりゃー挑戦”  河村たかし
4、 「地域主権」「地方交付税」「国の財政危機」今後どのように進むか、その予測と課題石原信雄
5、 「これからの政局と地方分権」 飯尾潤
2日目(14日)
1、 パネルディスカッション「事業仕分け、その評価」
司会 片山善博
パネリスト 枝野幸男・河野太郎・福島浩彦・青山彰久
2、パネルディスカッション「最高速で進む超高齢化社会」
司会 坂田期雄
パネリスト 服部万里子・小宮英美・沖藤典子
3、 事例発表 「高松丸亀商店街、シャッター通りから生き残り」 古川康蔵

寝ている暇が無い、2日間です。
しっかりと聴講してきます。