私の菩提寺である浄土宗円照寺において、御忌法要が檀信徒を入れて境内において4年ぶりに開催されました。
御忌法要とは 浄土宗の開祖法然上人のお命日であり、恩徳をしのぶ大切な法要です。 もともと「御忌」は天皇や皇后の忌日に用いられた尊称でしたが、法然上人のご命日のお勤めに限り「御忌」と呼ぶことを天皇から許されたの事。
法然上人が浄土宗を開かれて遥かな時間が過ぎた今日も、その教えは決して色あせることなく、私たちに寄り添ってくれています。そこには、在りし日の上人の〝すべての人が救われなければならない〟との想いが、変わることなく息づいているからにほかなりません。
コロナ禍が終わった時だからこそ、お念仏をとなえ、阿弥陀仏に導かれつつ日々を歩むために御忌においてあらためて心に刻みたいものです。
御忌法要に関して、4年間の間に住職の世代交代がされており、若い世代のお上人さん達が参加しての法要でありました。
何となく、心が、軽くなりました。