昨年の7月3日に大雨で江尾・境地区において甚大な浸水被害が出てしまいました。その後、地域をあげての請願・陳情により様々な水害軽減対策が取られ始めています。現在も、江尾江川のパラペット(かさ上げ)の事業が行われています。しかしながら、根本的な対策までは至っていない状況の中、今年も大雨が降ると浸水被害が出ないとは断言できません。
想定外の大雨が降る事も考えられます。ハード事業には絶対がありません。頼るべきところはソフト対策での減災であります。その意味では、須津水防団は、大雨時には頼りになる存在であります。昨年も、大雨時に土嚢を積み上げてくれたり、ボートを出しての救助作業等尽力してくれました。
本年度もコロナ禍でありますが、7月・8月・9月での大雨や台風を前に6月26日の日曜の午前中、およそ50名近い団員が集まり、新たな土嚢つくりをして、各町内に土嚢を確保してくれていました。
その後、まちづくりセンターに集合して、水防団長及び私も挨拶をしていますが、暑い中、地域の安全、安心のための活動にあらためて感謝申し上げます。
今年も想定外の大雨が降らない事を願いつつ、もしもの時は、水防団の皆様には力を借りなければならないと思っています。