浮島沼つり場公園の赤どぶ池で、「ヤゴ救出大作戦!」が自然観察会の主催で開催されました。
こどもエコクラブや須津小学校から30名近い親子が集まっての「ヤゴ救出大作戦!」。
当然、受付では感染予防対策として、体温を測り、マスク着用での救出大作戦です。
私も童心にかえり子どもたちと一緒に楽しんできました。
常葉大学の加須屋先生の説明では、静岡県の東部地域のトンボのほとんどが川で生息しており、池で生息するトンボを見る場所は東部地域ではこの場所位しかないと言ってました。それからすると静岡県東部においては池で生息するトンボがいる貴重な場所でもあります。ですからこそ、外来種のハスを撤去して、トンボの生息環境を守らなければいけないのです。その為に、今後行われるハスの撤去の為の、浚渫前に、少しでもヤゴを保護して、浚渫後に戻してやることが必要となります。
作業中は天気もよく、暖かく、富士山もきれいに見えました。水草や水中の土の中から、ヤゴが次々に見つかります。珍しいタイワンウチヤマヤンマやマルタントンボのヤゴも見つかり、最終的には、9種類。沢山のヤゴが捕獲できました。ヤゴ救出大作戦!大成功です!!
浚渫作業が終わるまで、パットの中で保護しますが、ギンヤンマ等の強いヤゴは、パットに入れずめがね池にかえしています。