いつもでしたら11月議会が始まる前に各常任委員会の県外視察が行われますが、本年度はコロナ禍であり、年内の県外視察は中止となっており、管内視察になっています。私が委員長を務める建設水道委員会は、富士市で行われている大型インフラ事業の新々富士川橋建設事業がありますが、この事業は富士川橋を中心とした慢性的な交通渋滞の緩和、富士川東西地域間交流の推進を目的として一級河川富士川に新たな橋梁を建設する事業を視察してきました。
計画延長は1400m、幅員橋梁部12,5m、道路部14m車道3,25m自転車歩行者道路4mの立派な道路計画です。メリットとして社会経済活動の活性化、緊急輸送時間の短縮、災害時での緊急輸送路の確保等々挙げられており、早期供用が求められてきました。
令和2年11月1日より令和3年5月31日まで新々富士川橋橋梁架設工事東側半分の工事が始まりましたのでその状況を視察しています。
視察説明場所は、今週火曜より、現場事務所横にインフォメーションセンターが設置されており、富士土木事務所建設課長より説明がありました。今回の施行内容としては全橋長741.5m(今工事の施行区間406.5m)形式前7径間連続桁(今工事の試行区間左岸4径間)となっています。12月以降橋桁の搬入の為に大型トレーラーで運搬されますので、工事中は近隣の人たちに配慮しながらの輸送に心掛けるとの事でした。いずれにしても、供用開始に向けての本格的な工事です。
現在の現場は橋桁が掛かっていない状況でありますのであらためて来年の2月位に現場確認はしたいと思いました。
現場を見て想う事は、長年待ち続けた新々富士川橋、東西の架け橋として期待に胸膨らみます。!!