暑くても、今年も農地パトロール実施中。

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農業委員の役割として、農地パトロールがあります。
これは、農地の利用状況調査として、農地法第30条に基づき毎年1回、管内の農地の利用状況を調査するものであり、遊休農地および遊休化の恐れのある農地の所有者に対し、農地利用意向調査を実施し農地の利用意向を確認することを目的に行われます。コロナ禍であっても、暑くても今年も実施日が示された中では、私の担当の須津地区の皆さんと第1回目の農地調査を行っています。
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第1回目はお盆前の10日、大変暑い中ではありましたが、地域の調査場所を見て回りました。
熱中症にならないよう、水分補給と日に焼けないよう日焼け止めを塗りたっくてのパトロールです。荒廃が進んでいる中では、農道として利用もできなくなっている箇所もあります。また、荒廃地に建築廃材であるいわゆる産廃が捨てられている箇所もありました。
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調査は始まったばかりですが、昨年以上に遊休度が進んでおり荒廃地や非農地としての森林も増えている事は感じます。行政においても耕作放棄地増加は大きな問題となっています。
一緒の地域の委員長からは年々酷くなっていると言われ、あらためて農業の後継者不足や高齢化が伺えます。
パトロールをしながらも耕作放棄地対策の強化を含め更なる農業施策は考えなければいけない事であると痛感します。
マスクをしての調査は、マスクの中もびっしょりです。まだまだ暑い日は続きますが、地域での農地パトロールは続きます!!