久し振りに養父と再会し一安心。

IMG_6361コロナ感染予防対策の為、介護保険施設をはじめとする高齢者施設の面会が出来ないところが多いようです。コロナ禍の中では特に高齢者については「重症化のリスクが高く、罹患した場合の致死率が高い」ことから、感染防止が極めて重要となります。このため介護保険施設をはじめとする高齢者施設等において、家族等による「入所者との面会」について制限が求められています。しかし、高齢の入所者にとって家族等との面会には「精神的な安定」という重要な意味があり、長期間の制限は決して好ましいとは言われていません。

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私には大正生まれの養父がいます。養父の事を知っている方には、「お父さん元気?」と聞かれます。年齢的な事もあり足が不自由で、車椅子の生活の為に現在、リハビリを兼ねての老健に入所しています。コロナ感染予防の為に面会中止となり3か月以上あっていない状況ですが、その養父が入居する施設では6月に入り事前に予約すれば土、日に家族が1人だけ面会が出来るようになった事の通知が来たために、今週末、予約を入れて会いに行ってきました。面会に当たっては、インターホンで職員を呼び、手洗い、消毒後、検温、そして面会者名簿に記入後、面会室に本人を連れてきてくれました。養父は会えない間に誕生日を迎えましたが、この5月で95歳になりました。何か月ぶりの再会ではありましたが、元気そうな姿が見れて一安心です。ただ、呆けてきたのか、誕生日を迎え95歳になった事を祝うと、「94歳だよ」と言い張り、年齢を間違えていました。しっかりした養父であったのにも関わらず、年齢も間違えるようになっていた事にちょっと心配です。

いずれにしても、施設において感染しないで元気にいてもらいたいです。
介護保険施設等では通常時でも大変であると聞き及んでいますが、現在の感染者が出ないようにするための職員の皆様の努力は大変な苦労をなされている事が伺えます。
コロナ禍の中では医療従事者はもちろん、介護施設従事者にも感謝しなければいけないと思いました。