6月議会での一般質問の受付が始まっています。
私は今回、まだ、通告はしていませんが、コロナ禍において地域公共交通を守る為の質問をします。実は私の孫は岳南電車が大好きです。孫は散歩の途中で岳南電車が通るとニヤニヤします。岳南電車に乗るのも大好きです。現在、孫も大好きな岳南電車も含めバス、タクシーの公共交通機関がコロナ禍によって経営が悪化しています。
富士市での日常生活を支える市民の足としてはもちろん、富士市へ訪れるビジネスや観光の移動手段である公共交通機関は、コロナ禍において自粛を余儀なくされながらも休業できないライフラインとして大変な打撃をうけています。私も岳南電車の社長さんや富士市のタクシー協会の会長さんに話を聞きましたが、どちらも3月、4月、5月の売り上げは前年に比べ激減しています。富士市では4月30日にタクシー事業者団体よりの要望を受けて、臨時議会が開かれコロナ対策に係る経済措置として地域公共交通における感染拡大防止を図る為、車内の衛生環境を確保するなど安全対策を講じる交通事業者に対して補助金を交付する支援が進められる事になりましたが、これだけでは新しい生活での先が見えにくい状況下で事業者の自助努力だけでは経営維持は厳しい事は間違いありません。コロナ禍での地域公共交通を維持していく為に、国、県の施策はもちろんですが市としての利用促進策や長・中期的な事業継続支援の検討が必要となっています。
特に孫が大好きな岳南電車については、議会でも取り上げていますが、単なる公共交通として役割りだけではなく、富士市の重要な観光資源でもあり、まちづくりにおいて必要な施設でもあります。しかしながら、経営悪化が長引けば岳南電車は民間企業でありますので撤退の可能性も出てきます。コロナで撤退と言う事態は避けなければなりません。富士市の地域公共交通の崩壊を防ぐ為にも行政の適切な支援を求めたいと思っています。
岳南電車沿線議員としては、岳南電車の好きな孫の為にも、岳南電車を守らねばです。