忘れてはいけない事,誰もが犠牲者になる時代。

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令和2年3月11日、東日本大震災の発生から9年目を迎えました。
震災が起きた午後2時46分。
9年前のブログを読み返してみると、ちょうど、環境経済委員会の予算審査の最中でありました。委員会中の地震に驚きながら、信号も停電しているまちを慌てて家に帰った事が書かれていました。
東日本大震災は関連死を含めると2万2千人以上の犠牲となるなど未曽有の被害をもたらし、今なお復興がなされていない場所もある事は忘れてはいけない事であります。当時の津波、原発での被害の映像を見ると心が痛みます。国の復興期間もあと1年で区切りとされていますが、かつての日常を取り戻していない被災地はなお多いとされています。

違う意味での災害として感染予防のために政府主催の追悼式が中止になった事はやむを得ない対応であると思っていますが、私自身災害での教訓を心に刻み込む事として、9年前と同じように環境経済委員会が開催されましたが、午前中で委員会終了したために、家に帰りテレビで放映される首相官邸の追悼式をテレビで見ながら9年後の午後2時46分に同報無線でサイレンが流れる中で犠牲者の皆様に黙とうを致しました。
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震災後も想定外の豪雨、台風での大きな被害が全国で出ています。また、新型コロナの感染者にしても誰もが被害者になる時代として、あらためて東日本の教訓を忘れずに活かさなければと強く想います。