富士工業技術支援センターでのCNFへの取り組みについて視察

　

 

富士市が期待する新産業として、丈夫で軽い新素材であるCNF(セルロースナノファイバー)については、県では成長産業の1つに位置づけ、平成27年度より本格的に取り組んでいます。今年の5月に製品開発に対する支援体制を強化するために富士工業技術支援センター内に「ふじのくにCNF研究開発センター」が設置されましたのでCNFの取り組み状況について富士工業技術支援センターへ会派で視察をしてきました。

CNFについては県と市が連携して、今までにも「ふじのくにCNFフォーラムを」設置し、展示会やセミナーは開催しており、富士市にも大手製紙メーカーのCNF実証生産設備、研究所も誘致しています。既にCNFを添加した製品が続々と開発されてきています。
今回、工業技術支援センター長からのCNFプロジェクト等の概要説明を受けた後、所内の見学をさせて頂きました。

　

CNFは富士市にとっても重要な位置づけの産業でありますので、富士市において「ふじのくにCNF研究開発センター」が設置されたことは、静岡大学や企業の連携強化はもとより、産官学の連携によるプラットフォームが構築されながら、更なる大学や研究機関の、企業の集積など立地しやすい環境が整備されての研究開発機能の拠点化が進められていく事への期待が大きくなりました。

今後とも会派としてもCNFの動向についてもしっかりと注視していきたいです。