私が住む地域にある浮島沼釣り場公園にあるめがね池と赤どぶ池がありますが、めがね池は釣りができますが、赤どぶ池は、貴重なトンボの生息地としての環境保全がされています。しかしながら、議会でも取り上げましたが、6年くらい前から外来種であるハスが突然、湖面を覆るようになりトンボの生息が危惧されてきています。
昨年の12月に終わったトンボの生息についての調査の結果では、ハスの影響によりトンボの減少は見られるために、ハスを半分除去しての管理が進められ始めていました。ただ、トンボの生息に関してはハスが影響を及ぼすだけではなく、水中にある外来種である水草(ハゴロモ藻)もトンボの卵に影響を与えるとして、富士自然観察の会の呼びかけで、富士市こどもエコクラブの皆さんが、外来種の水草を取り、水草からヤゴを見つけて池に返す事を行いました。。
題して「ヤゴ救出大作戦!」
環境保全活動として常葉大学の加須屋先生の指導の下で行われています。
池の中から引き上げた水草からイトトンボのヤゴやギンヤンマのヤゴが獲れます。
トンボの生態系を守る為には、一度全部きれいに外来種を取ってしまう事も必要であると加須屋先生は言っていました。私は、全部きれいにしてしまうと、全てのトンボがいなくなってしまうのでは思ったのですが、加須屋先生からは、全てを浚ったとしても、隣にあるめがね池があるからそちらからトンボが行き来してくるのでいなくなることは無いとしていました。
外来種を駆除するには、一度すべてを取り除かなければいけない事を考えると、テレビで放映されている、池の中をきれいに空にしての対応も必要かなとも感じます。
子供達が泥まみれになっての作業をしてくれました。
愛護会の有志の皆様も来てくれていましたが、多くの人達が貴重なトンボがいる浮島沼釣り場公園に携わってくれることはありがたい事であります。