市内の小中学校及び幼稚園、保育園などの市施設における放射線量測定及びプール水の放射線調査を行なわれ、測定結果が発表されました(各種測定結果は市のウエブサイトに掲載されています)。
市内のいずれのどの場所に置いて、最大値は0,10μ㏜/hであり、文科省の示す一般公衆の年間限度は超えていませんでした。更に測定場所を広げた上で、今後も定期的な測定報告はなされるようです。
以前にブログでも書きましたが、富士市では、6月議会において、補正予算が承認され、市庁舎へモニタリングポストの設置がなされます。しかしながら、機械の供給が間に合わず、まだ時間が掛かるようです。放射線自体は目に見ないもので、静岡茶からも放射線の報告がされてから、放射線の影響が大きい小さなお子様を持つ親や妊産婦の方々にとっては心配な声はあるようでした。実際、以前、放射線測定器の貸し出しについてブログに掲載したのですが、行政の対応として早急に、簡易測定器の貸し出しができるよう市へ要望をしてほしいと言う意見が寄せられています。そのような意見もあったので、防災危機管理課及び幼稚園、保育園の窓口でもある子供保育課へ確認に行った時に、ちょうど教育施設において、簡易測定器を入手したので、調査を始めると聞いていました。モニタリングポスト設置前に簡易測定機において、対応して頂いた事はありがたい事です。市では現在、簡易測定器を、学校教育課で1台、公園管理をするみどりの課で1台計2台保有していますが、更に子ども保育課でも入手予定になっているようです。保有している簡易測定器の貸し出しも検討中だそうです。
実は、私自身も自分の目で確かめたくて、放射線測定器を手に入れ、地域の気になる場所へ、測定をしに行ってきました。
小学校、中学校、幼稚園、保育園、学童保育所等々個人的に調べてきましたが、ほぼ市で報告されている数字と変わらないことが確認できました。簡易測定器なので機械による誤差もあると思われますが、しっかりとした知識を身に着けた上で定期的に測定はしていくつもりです。
もし、放射線量が気になる方がいらっしゃるようでしたら、個人的にも対応しますので、ご相談下さい。