11月8日に富士市・富士宮市は新幹線新富士駅の利便性向上のために以下の4つの要望をJR東海新幹線鉄道事業部にしています。
1、身延線富士駅から東海道新幹線新富士駅までの延伸
2、新富士駅への「ひかり号の停車」
3、新富士駅への「こだま号」停車本数の増便
4、「新幹線お出かけきっぷ」の新富士駅の設定
1,2の要望に関しては従来通りの要望であり、新たな3と4に関しては少なからず希望を持っていましたが、残念ながら、どの要望に対しても良い返事は無い状況でした。いわゆるゼロ回答であります。
その残念な要望回答を確認しながらも、11月14日に東京の信濃町に朝8時15分までに用事で行かなければならない事があり、新幹線新富士駅の朝6時35分の始発に乗車しました。驚いたことに、新富士駅の始発で東京に向かう通勤での利用と思われる人が乗り場に一杯になる位います。新幹線の自由席はほぼ満席状況でもありました。私の目的地の信濃町までは東京駅から中央線、総武線と乗り換えていきましたが、乗り継ぎさえしっかりしていれば、朝、8時には到着することができます。新幹線を利用すれば、都内であれば通勤、通学は可能であることは身をもって実感します。新富士駅からの首都圏への通勤・通学及び仕事での新新幹線ニーズは多いと思います。
私は以前より議会やまちづくり活動の中で新幹線の利便性向上を提言してきていますが、新幹線で富士市から通わせる事は若い人達への人口流失策としても有効であると思っています。
あらためて、こだま号の始発及び最終便の増発は必要な事でありますが、良い返事をくれないJR東海に少しでも要望が届くようにする為には新富士駅の乗降客数を増やさなければいけないと思っています。また、将来的には乗降客数を増やしていかなければ、リニア開通後には新富士駅も無くなりかねない状況があるかもしれません。
現在、富士山口駅前広場として北口整備始まっていますですが、それとは別に新富士駅での乗降客数の掘り起こす為にも通勤、通学に対して富士市としての新幹線補助は至急事業化するべきであると新幹線を利用しながら感じました。