セルロースファイバーは優れもの!実感です!

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富士市で話題になっているCNF(セルロースナノファイバー)とは違うのですが、住宅用断熱材にCF(セルロースファイバー)があります。実は、今年になってから家を建て替えています。まだ、全ての工事は終わっていませんが、先月より住み始めており、その家で凄く良かったと思っている事があります。
家を建て始めた時に、どこで聞いたのか、製紙会社である春日製紙工業の会長から、直接電話が掛かってきて、「春日製紙が住宅用断熱材のセルロースファイバーを富士ブランドとして新たな事業を行っている事を知っているか?」の確認から始まり、「是非、新しい家に、新聞の古紙を使っているセルロースファイバーを使用してほしい」との営業がありました。
慌てて、建設会社に相談したところ、確かに、製品は良いのですが、コスト高になる事が告げられました。値段の事を聞いて、どうするか悩んだのですが、春日製紙が親戚という事もあり、最終的にはセルロースファイバーを使用しました。 
でも、結果的に新たな家で大変優れている事は実感しています。と言うのも、セルロースファイバーは大きな特徴と利点があります。、

1、【リサイクル品が原料であるということ】セルローズファイバーは新聞紙の廃物利用品です。

2、【材料自体の湿気容量が大きいこと】セルローズファイバーは、断熱材の分類で言うと、「繊維系断熱材」にあたります。湿気を吸いやすい材質です。
3、【吹き込み工法で、隙間無く充填させられること】 一番の効果と言われるところですが、ポンプで圧送して吹き込むセルローズファイバーは、空気で押し込まれて隅々まで入っていきますので。隙間無く充填でき、柱の厚み分一杯の断熱材が入ることで、かなりの高断熱と高気密が期待できます。
4、【難燃化のために混入させてあるホウ酸が、カビ防止やシロアリ対策となること】セルローズファイバーは紙が原料ですから、そのままで火を近づけると、炎を上げて燃えてしまいます。これを防ぐために、必要最低限量のホウ酸を混入させ、燃え難くしています。 ホウ酸は、ゴキブリ団子の原料としたり、薄めて目の消毒に使ったりと、殺菌性の認められる物質です。壁の中のセルローズファイバーに含まれるホウ酸が、直接肌に触れたり吸い込むことは考え難いので、人に対しては有害ではありません。

以上4つの特徴で高気密の為に高断熱、防湿、防音、虫除け、殺菌等々の効果があり、冬暖かく、夏涼しく、過ごしやすく、室内が静かで、虫が出にくく清潔等の住まいの快適空間を作り上げてくれています。
実際、家に住んでみて、暖房がほとんどいらないほど暖かいです。また、今まで、寝る時に新幹線の音や道路の車の音が気に成ったのが、ほとんど気に成らなくなりました。コスト的にはちょっと高いのですが、新たな家は快適です。満足しています。
家を建て替える方やリフォームをかける方にぜひお勧めです!

ただ、妻は、未だに富士市が進めているセルロースナノファイバーと勘違いしているようですが・・・