東海大学跡地に農食健科学・産業イノベーションセンター

CIMG4242 CIMG4243経済同友会セミナーで静岡県の難波副知事から、沼津市の東海大学跡地に新設される日本初の先端農業推進プロジェクトの拠点についての説明を受けてきました。
このプロジェクトは県が今進めている最重要事業の1つとして新たに進めている農食健科学・産業イノベーションセンター(仮称)として、沼津市にあった東海大学跡地と建物を大学側から市に寄付されたものを、市から県が借りて現在、県が農食健を総合した科学技術・産業においての最先端研究施設として整備をしています。イノベーションセンターは静岡県の場の力を活かしながら、国内外の産官学、農商工分野の多様な主体が参加してのオープンイノベーションを推進し、農食健を総合した化学技術・産業を振興し、革新的なモノ、サービスを生み出すための研究、教育、知的ビジネスの拠点と位置付けています。
イノベーションセンターは来年の夏に開校を目指していますが、研究施設としては、元校舎の一棟を改築して拠点としており、健康増進のための機能性が科学的根拠により明らかな農作物「アグロメディカルフーズ」の研究開発に取り組みます。新設の研究施設では、どのような条件下で農作物の機能性が高まるか、栽培条件や生産システムの構築を目指す。理化学研究所、慶応大と共同研究を進め、民間からの参画も募りはじめています。説明の最後には、難波副知事からはこのイノベーションセンターは静岡の拠点だけでなく、日本の拠点と言う気概を持って進めていくという力強いお言葉がありました。
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今回新設されるイノベーションセンターは、私の住むところから車で5分程度の処にあります。
イノベーションセンターの直ぐ近くにある東駿河湾SAもスマートインタチェンジ化が進みます。
新たな研究拠点が富士市からすぐ近くにできる事による、富士市及び富士市東部においても様々効果がもたらされることに期待をしつつ、今回の東海大学跡地利用のように、あらためて富士市においての常葉大学の跡地利用が有効活用されるようにしっかりと取組まなければいけないと感じました。