富士山フロント工業団地へ2度目の視察。

富士山フロント工業団地の全17区画進出企業が決定しています。
お盆休み明け、以前にも視察はしていますが、会派で2度目の富士山フロント工業団地で新たに操業している企業3社の視察をしてきました。

今回の訪問企業としては、
1、 株式会社日立物流
2、 株式会社デイリーはやしや
3、 ケンコーマヨネーズ株式会社
です。
視察内容として、各企業の業務内容及び行政への要望等のヒアリングです。
1、日立物流
静岡県東部の汎用センターとして、約7000坪の倉庫が建てられています。登録従業員数は190名(パートが主流)。主に,マキヤさん、コンビニのローソンさんの共同配送センターとして、365日24時間対応の最新の物流業務を担っています。
市への要望としては、周辺道路のインフラ整備、夜間は暗いので街灯また安全標識の設置
2、デイリーはやしや
コンビニのセブンイレブンのお弁当、おにぎり1日20万食を製造。富士市の宮島に30年前日本で最初にコンビニ向け専用工場として進出してきましたが、建物の老朽化と生産設備の拡大に伴い富士山フロント工業団地へ去年の10月に移設操業。現在2交代制で、パートアルバイト従業員数500名、男女比率7対3、正社員比率1割でほとんとがパートアルバイト。
市への要望 通勤者の安全対策として県道の安全確保。フロント工業団地までの通勤者の足の確保及び障害者が通勤できるような公共交通としてバス等の路線確保。
4、 ケンコーマヨネーズ
業務用マヨネーズの製造と思いきや、玉子製品として、厚焼き玉子、だし巻玉子、錦糸玉子、スクランブルエッグ、たまごシート、たまごソース等1日25トン50万個の玉子製品専用工場でした。ケンコーマヨネーズさんの国内外20拠点の1つです。この工場の大きな特徴は原料玉子から製品まで一貫管理で割りたての玉子をその日のうちに製品にする連続一貫生産工程を取っています。従業員数は80名(9割が富士市)です。また、工場見学も受け入れており、工場見学コースもあります。

市への要望としては、道路アクセスの早期実現
どの企業においても交通アクセスの良さや富士山がきれいに見える環境が進出大きな条件でありました。また、地下水が豊富な事も大きなメリットであるとの事です。
きれいな工場を見学させて頂きましたが、企業誘致、留置と言う観点からも進出したから良いという訳ではなく、r更なる企業拡大やグループ内誘致が進めるような留置対策も必要であると感じます。