今年も「福は内、福は内、鬼は外」

全国的に2月3日は、節分の豆まきが行われます。
言わずと知れた節分の豆まきは邪気を祓い清め、運気・幸福を 招き入れるめでたい行事です。私も、少しでも運気を高めるために、三日市浅間神社の節分祭に参加してきました。

神社内で、節分の追儺神事が行われ、その際に、「福は内、福は内、鬼は外」と大きな声で豆をまきます。

思いきり大きな声を出すと気持ちもすっきりします。年の数だけ豆を食べますが、最近では、豆の数も多く、食べるのにも一苦労です。
その後、境内の特設ステージ??みたいなところで参拝に来ている人たちに豆まきをします。ほんの数分間のイベントではありますが、豆を拾いながら少しでも福にあやかろうと多くの人が集まり盛大に開催されました。

全国的には豪雪に悩まされている地域もあり、寒さは未だ厳しいですが、立春を前にしたこの行事は、春を知らせる日本の習慣でもあると思っています。節分祭を無事終えたので、これで元気に春を迎えたいと思います。
ところで、境内で恵方巻き売られていました。聞くところによると境内だけで2時間位で500本売るそうです。(売り切れ終了だそうです)

関西での風習が、いつ間にか、恵方巻きを食べる事が当たり前のようになりましたが、ちょっと前までは、このような風習は無かったと思います。某コンビニが販売を始め、全国的に広めた経緯もあり、今では、あらゆる所で販売されはじめています。

今年、そのコンビニチェーンだけでも、520万本の販売をしています。コンビニが恵方巻きを定着させた影響を考えると、今は、コンビニからブームを生み出だされ、習慣に変えてしまうほどの社会への影響がある存在であることは感じます。何となく踊らされているような気がしますが、私も、北北西を向きながら、恵方巻きを食しました。
今年は思う事もあり、神様に願をかけていますので・・・・どこでも、拝んでいます。
あらためて
「福は内、福は内、鬼は外」
です。

職業講話前の事前調査

来週、小学校で職業講話を依頼されています。
キャリア教育推進議員としては、自分で役に立つことが出来ればと引き受けました。ただ、小学6年生95人の前での講話と聞き、いつもやっている市政報告会や会合等での話と違い、対象が大人ではなく、小学生となるとどのように話していいのかちょっと心配でもあります。

既に担当の先生と打ち合わせをしましたが、その際に子ども達からの質問事項を頂きました。
実は、今回の依頼では、議員以外の私がやっている仕事についての話も求められています。
私の職業講話が子ども達に少しでも、将来の働く事に対して、理解をしてもらいながら、子ども達の「生きる力」の一助になればと思いますが、先に言ったように、自分の独りよがりの思いだけでは子供に伝わらないのでは思い、担当の先生に頼んで、子どもの前で喋るのはどんな感じなのか、実際、職業講話を行っている現場を見させて欲しいとお願いしたところ、ちょうど、保育士さんの職業講話を行う事を聞いて、お邪魔させて頂きました。
保育士さんの職業講話は聴いて感心したのは、大人に喋りかける言葉ではなく、子ども達の目線に合わせた子供に語りかけるような話し方でした。実に上手です。でも、良く考えてみれば、毎日子供たちと接する保育の先生でもあるわけですから、子どもの扱いはプロなのかもしれません。
講話を聴きながら、ちょっとプレッシャーを感じてしまいました。
でも、職業講話の現場を見させてもらい、大変勉強になりました。今回、事前調査?をさせて貰い雰囲気も分かったのでちょっと対策を練る事ができます。
私も来週の職業講話では、2時限任せられていますので、子ども達が飽きないように、子ども達の顔色を見ながら、また少しでも夢や希望も与えられるように、映像を交えて職業講話を進めようと思っています。
何事も調査と準備は大切だと思っています。

石油コンビナートの津波対策

東日本大震災での、石油化学コンビナートがある場所の被害は甚大であった事を受け、富士市の田子の浦港にも、石油基地があるので、日本有数の石油化学コンビナートが臨海部に形成されている四日市市でコンビナートの津波対策がどのように成っているのか視察報告です。

四日市市の津波対策として三重県では、昨年10月に「東日本大地震と同等規模の地震を想定した場合の津波浸水予想図(速報版)」と参考に11月に暫定版として、避難すべきラインを示した四日市市津波避難マップが作成されています。富士市でも、独自の想定をした上での対策は求められていますが、あくまでも、国の第4次被害想定を待っての対応としていましたので、対応の早さにはちょっと驚きでした。

四日市臨海部には3つの大きなコンビナートがありますが、コンビナートの概要は、第一コンビナートに26事業所、第2コンビナートで10事業所、第3コンビナートで14事業所コンビナート全体では50事業所があります。

また、コンビナート含む事業所等別危険物施設は4351あります。各事業所とも施設の耐震性等現行の法令基準を満たしており多くの事業所では地震発生時における詳細な規定、マニュアルが整備されており適正に運用されています。今後の方針としては、三重県石油コンビナート等防災計画の習性提案、中央防災会議による被害想定の見直し、国の危険物施設の地震、津波対策に関わる法令改正対応と更なる地震対策、大津波への事前対策を積極的に推進していくとしていました。
今回、コスモ石油製油所も視察しましたが、広さと設備には圧倒されると同時に、民家がすぐ隣にあると言う状況は、現在では石油コンビナートも安全で安心な施設でもあり、石油製油所は公害発生の迷惑施設でもあると思っていましたが施設の隣に住民が住んでいる事に驚きました。(施設内は撮影禁止の為写真はありません)
3,11の地震の際には、千葉県市原市のコスモコンビナートが爆発しています。鎮火するまでに大分時間はかかったようですので、コンビナートでの防災力の強化は必要な事であると感じましたが、田子の浦のコンビナート基地とあまりの規模の違いに圧倒されました。

地震対策の動向は・・

首都圏でマグニチュードM7級の直下型地震が4年以内に70%の確率で起きる可能性があるとの計算結果が、報道された事により、地震への危機意識が高まる中で富士市の地震防災対策特別委員会が開催されました。
防災危機管理課長より、今後の国・県・市の動向ついての説明がありました。
それによると今後の予定としては

国において、本年4月頃に3連動地震(M9)による最大クラスの地震動・津波高の公表
国において、6月頃に直接的被害の被害想定推計値の公表
県では、8月頃に国の推計値公表を受けて県内の詳細の地震動・津波高の公表
県では、10月頃に浸水域の公表
市は、10月以降に県の津波浸水域の通知を受けて、富士市津波ハザードマップを作成、全戸に配布
県では、平成25年6月頃に県防災会議、第4次被害想定の公表
市は、平成25年6月以降に第4次被害想定を受けて、富士市地域防災計画を全面的に修正
との事ですが、あくまでも一応目安という事です。
その他の報告としては、市内の津波避難ビルの指定は32件。
海抜表示板については公共施設180か所や民間幼稚園保育園等50か所の施設設置は終わっており、年度内には合計800か所に設置がされるとの事です。また、3月11日の震災の日に合わせ、市民の意識高揚を図る上で津波訓練を実施するとしていました。
いつ起こるかわからない地震。
改めて大地震が起きる前に少しでも、減災が出来る対応が進めばと感じます