里山に包まれた城下町、三重県伊賀市は忍者の里でもあり、松尾芭蕉の生誕の地でもあります。市内のあちらこちらに句碑があります。
視察の目的である、自治基本条例と議会条例についてのレクチャーを受ける前に、朝早く起き、ホテル周辺の町並みを散策しました。
別名「白鳳城」とも呼ばれる美しいお城。
石垣の高さは日本一です。
高台にたつ上野城からは碁盤の目に形造られた小京都言われる城下町を一望できます。
朝早く、散歩をしていると、お城の中より、子猫がむかえてくれました。
2匹いましたが、捨て猫のようです。
かわいそうですが、連れて帰る訳にはいきません。
「奥の細道」を著した松尾芭蕉は、旅の人生を過ごした俳人ですが、29歳まで伊賀ですごしたそうです。全国行脚した中では、芭蕉も実は、忍者であったという説もあります。
俳聖殿の中には、松尾芭蕉が飾れれていますが、「俳聖殿」の建物自体が、芭蕉を表し、丸い屋根が旅笠、下の八角形は袈裟、柱は杖、木枠は顔を表現しています。
歴史漂う、情緒漂う町なみは不思議となつかしい気分にしてくれます。本当は、ゆっくり、じっくり散策したいのですが、時間がないのが残念です。あくまでも、視察が目的ですので、あいてる時間での見学は制約があります。
伊賀牛は松坂牛と並ぶおいしいお肉で有名ですが、その美味しいお肉を食べさせてくれるお店として、有名なお肉やさん「金谷」さんがあります。お土産として、しぐれ煮を買いましたが、おいしく頂きました。
早起きは三文の得とありましたが、朝早く起きて、町なみを拝見できたことは有意義でしたしたし、気持ちも良かったです。また、来たい町のひとつでもあります。