もっと時間がほしい。

 議会が始まり、この2日間のやる事が多くて家に帰ってじっくり物事を考えている時間がありません。

 市役所へは夕方5時頃まで居るので、その後、会合が2日間とも夜7時より吉原と富士であった為に、一番東に住む議員としては、一度家に戻ると、会合の場所に行くだけで時間を費やしてしまいます。まして、会合の後、酒席があると、帰る時間が遅くなりやらなければと思っている事が中々進まない状況です。
 この2日間の間にも、県のまちづくりリーダーの最終課題のレポートや視察報告の提出が締め切りであるので、書類を作って出さなければいけなく、また、一般質問(まだやるかどうか悩んでいる)の準備や議案の検討等があり、家でゆっくり時間を取りたいのですがそうはいかない現状でもあります。
 会合を休むという事も考えたのですが、そうもいかないので、睡眠時間を削って、やれる事をやっていますが、実際もっと時間がほしいというのが本音です。この2日間家にいる時間が少ないのでブログを書く時間もとれません。
 毎日があっという間に過ぎていきます。時間を止める事ができたらと思う事が多くなってきました。でも、一日の時間は24時間と決められている訳ですから、計画的にまた有効的に使わなければと議会が始まると特に感じます。
 睡眠不足のなると、委員会等が開催されているので、会議中に居眠りをしてしまったり体調を崩しては、本末転倒であると思っています。
 本日は総務市民委員会終了後は、早めに家に帰り、休養を取りたいと思っています。
 

2月議会突入

 いよいよ本日より2月議会が開催されます。

会期日程は本日16日より、3月23日までの36日間で長い会期となりますが、補正予算に始まり市長の施政方針が発表され、その後21年度の予算審議、施政方針への質問及び一般質問と内容が濃い、最も重要な議会が開催される訳です。(もちろん、すべての議会が大切ですが、特に2月議会は重要とされています)
 ここのところ急に暖かくなり、花粉が舞い始めているようで、目は痒く、鼻はぐしゅぐしゅ、くしゃみは出ると言う状況で体調が芳しくありません。集中力がなくなってきているために、議会突入前に薬を飲み、少しでも体調を良くして臨むつもりです。
 長い会期だけに、十分に体調管理に気をつけ、36日間を乗り切りたいと思っています。

 議会が終わる頃は、もう春の景色に様変わりしてしまうと思われますが、議員になって季節の移り変わりは、年4回ある会期の開催、閉会によって知るようになってきました。
 36日間、息切れしないよう頑張ります。

ちょっとショックです。

 2月14日はバレンタイデイ
 別にチョコが欲しい訳ではありませんが・・・

 チョコレートを貰って喜んでいるような年齢ではありませんが、幸せな事にあちらこちらでチョコレートを頂けました。
  毎年、知り合いの方々から、今年も義理というかしょうがなくというか、普段からのお付き合いというような感じでチョコレートをくれました。それはそれで感謝していますし、悪い気はしません。手作りで作ってくれたチョコやお酒や有名ブランドのチョコといろいろあり、何から食べたらいいのか迷います。
 しかし、14日の夜中まで、「くれないかな」と、期待している娘から、結局、チョコを貰うことはありませんでした。催促をしようかなと思いましたがそれもなんか寂しい気もするので知らん顔をしていましたが、結局娘からチョコを貰えませんでした。娘がチョコをくれると思っていたのに、ちょっとショックです。
 娘も高校生になり、最近は取扱注意と言う感じで、なにかにつけ、反抗的なところはありましたが、いちばん身近な存在と思っていたのにもかかわらず、チョコレートをくれないのは何か文句か不満でもあるのか心配してしまいます。
 別にチョコが欲しい訳ではありませんが、・・・・・
(子供に期待してはいけないのでしょうか・・・)
2月15日深夜1人部屋で、考えてしまいました。

追伸
朝起きると、娘から
「はい、お父さん」
と言って、ピンクの袋を貰いました。
「バレンタインは昨日じゃん」
と言うと、
「なんか渡す雰囲気じゃないし、どうせ、チョコいっぱいもらってくると思ったから・・・」
開けてみると、お煎餅の詰め合わせでした。
私の事を分かっているというか、1日遅れてチョコを貰った訳ではありませんがなんかホットしました。
お騒がせしてすみません。
2月15日AM8:30
ちょっとショックから立ち直った
思春期の娘を持つ親でもある富士市議会議員
荻田たけひと

富士山静岡空港へ行っていきました。

 
 富士市においても、観光産業に取り組み始めている中では、来るべき大交流時代に向けて、この開港を直前に控えた「富士山静岡空港」を事前に視察が計画され、富士市のバスを利用して、19名が参加しました。

 2009年3月開港予定であった空港近隣にある伐採対象外の樹木が空港法の制限に抵触する問題が2008年9月に判明し、翌10月暫定的に滑走路を短くする工事を行う事が決まった為延期する事が決まり、2009年6月4日開港予定が決まりました。しかしながら、立木問題だけではなく、土地の高さも制限に引っ掛かる場所があり解決が難航しており、そのような状況の中で、今回の視察が行われました。
 小松建設所長からは、現状と今までの状況説明がありましたが、難航している中での苦労や苦悩について訴えながら、「空港は平和産業」とし、あくまでも話し合いの解決と言う事を進めているとのことでした。小松所長は富士市の本州製紙で働いていた経験もあり、富士からの視察と言う事で、親近感を持った中で熱く語ってくれました。
(説明する小松所長)(展望台から見える問題の立木)(立木についての資料)

 この立木問題では、県が測量間違いを隠ぺいする為に、木を切ろうとしていると言うようにとられてますが、現況を見れば一目瞭然の状態で、県としては、隠ぺいする事など考えてはなくあくまでも話し合いでの解決を続けてきており、今までの絶対的な空港反対と言う中では進まなかたったとし、起こるべくして起こった問題であると判断はしています。
 現在、地権者の要望は、「木を切る事は知事の辞職」としていますがその判断はあくまでも、知事によるものとしていますが、小松所長は、このことにより、事業認定が覆されてはならないとし、今までも一切の血を流さずに話し合いを進めてきている事に誇りを持ちながら、6月4日の開港に向けて取り組んでいくとしています。
 小松所長は、行政として環境に配慮し、話し合いで解決する事が基本であると考えて進めてきているが、500haの土地利用の難しさは想像を絶するものであり、開かれた行政として取り組んできたつもりであるが理解されない部分は残念であると話してくれました。
 また、新幹線空港駅の接地については、駅設置には4車線の線路が必要となる為、トンネルが多いこと、また、大井川にかかる部分があるなど、経費がかかる為に、現状では要望が出されてはいるが、難しいとされています。
 富士山静岡空港の現段階での考え方は、空港までのアクセスは車主体であると考え、2000台の駐車場は無料としています。東名を使って富士からは、60分、浜松からは50分とし、新東名が開通すればさらに交通アクセスの利便性は上がるとしています。
 色々な諸問題はあるとしても、6月4日に開港する以上、県民として、いかに利用して行くかをしっかり、考えなければいけないと思っています。

13日金曜日

本日13日の金曜日に当たり、富士山静岡空港へ視察研修に出かけたのですが、行く前に同僚議員が
「何かなければいいけど・・・」
と不吉な事を言いました。

気にはしてはいなかったのですが、言われると不安になります。
 担当幹事であったので、何をしたわけではありませんが、気を使ったので疲れました。その後、戻ってきた後、私の住んでる区の次の次の区長さんの選任のお願いに行きました。簡単には役は受けて頂けない状況で雨の中を帰ると私の支援者からすぐに出て来いと連絡があり、出かけなくてはならなくなりました。
 雨が降っており、できれば家でじっとしていたいのですがそう言うわけにもいかず、何の用だか分かりませんが、13日の金曜だけあって嫌な感じです。
 ですから、現在、夜9時近いのですが、今から出かけてしまいますので、ブログもゆっくり書け無い状態となり、早々に富士山静岡空港の報告したかったのですが、明日以降にさせてください。
 視察研修では勉強にはなりましたが、何も起こりませんでした。本日もあと数時間ですが、13日の金曜日ですので、何もない事を祈りながら、こういう日もあるという事でお許しください。
 もし、何かあったら明日以降報告いたします。
オーメンではなくて、アーメンです。

ケーキ屋でタン塩!???

 ケーキ屋のショウウインドウの中に、美味しそうなケーキに混ざって不釣り合いのものが売っていました。

 
 タン塩のスモークがケーキに交じって陳列されているお店は、吉原小学校の裏手にある、エトワールさんです。
昔から、シュークリームを買いに良く寄っているのですが、前から、「タン塩あります」と紙が貼ってあり、気にはなっていました。
 なぜ、ケーキ屋さんにタン塩が売っているのか、よく分かりませんでしたが、聞いたところ、かってレストランのシェフの経験もあった中では、うまいタン塩を食べたくて仙台より取り寄せたのですが、自分で作った方がおいしくできるのではと、試行錯誤の上、タン塩のスモークを作り上げたそうです。
 珍しさもあり、ショウウインドウに或る時は、よく買うようになったのでですが、塩がきいていて、ビールやワインのつまみに非常にあい、シュークリームやケーキの甘いものもいいのですが、最近では、タン塩を目当てにケーキ屋さんのエトワールのお店に寄ってしまいます。
 

 隠れた自慢の品と言う事で、1パック800円の値段ですが、高いか安いかは食べてみて判断してください。
 ちなみに人気のシュークリームは1個100円です。こちらもどうぞご賞味ください。
 どちらも、お勧めです!!

CCCと言えば?

 
 CCC3つのCと言えば、
「チェンジ、チャレンジ、チャンス」と良く景気の悪い時こそ、3つのCを実行しよういわれますが、それとは別の、静岡のCCCという場所にいってきました。

 そのCCCは静岡市クリエーター支援センターで、CCC とし( the center for creative communications)、現代(Contemporary)創造(Creative)交流(Communication)3つのCがキーワードで表わされています。
そのCCCに公共交通網利用しながら、視察に行ってきました。行政視察とは違い、商工会議所での視察であった為、夜の6時から8時までの時間を利用しての夜の視察研修となりました。
 静岡市クリエーター支援センター自体は、クリエーターの育成、コンテンツ産業の振興及びクリエーターと地域産業の連携等を推進する拠点として2007年に市が設置しました。内部審査を通過して人材に対して、創作活動、創業準備、事業活動のスペースとして貸出し、合わせてコンテンツ産業に精通するコーディネーター等が事業化、マーケティング、技術に関する指導を行っています。単なる、クリエーターの育成にとどまらず、地域や産業と連携による新商品の開発や新事業の取り組み等活動範囲は幅広いものとなっており、現在は5つのスペースが利用されており、今後の活躍が期待されています。

 今後、デジタルコンテンツが必要とされる中では、静岡市がどのような支援をし始めているのか、また、富士市において参考にしようと思いましたし、また、支援センターの設置されている場所は、生徒数の減少に伴い統廃合され、学校が閉鎖された後を活用しての県庁横にあった市立青葉小学校であり、小学校のイメージを残した上での施設利用がされている事を聞いていたので興味もありました。
 施設上の大きな変化は、学校であった為に、空調とトイレについては快適な空間にする為に手は加わっていましたが、教室内においては、黒板机などが残っており、家庭課室や理科室もあり、なんとなく夜の学校探検をしているような感じにもなりました。

 静岡独自の文化的背景や価値観に基づいたクリエイテブサポートを提供する場所として、静岡市の更なる産業の発展を目指すとする斬新な取り組みは、CCC(チェンジ・チャレンジ・チャンス)のCでもあると感じ、富士市にはまだない施策であり今後大いに検討すべき事柄であると思いました。
 今回静岡まで公共交通を使っての視察を試みたのですが、夜の視察でもあり、視察終了後、食事をとったのが、9時過ぎとなり、電車に飛び乗り、富士まで戻ってきましたが、11時過ぎとなってしまい、すでに岳鉄は走ってない時間でしたので、この時点で公共交通は利用できないと判断し、結局は家までタクシーで帰るしか手段がありませんでした。(富士駅から家までタクシー代が4000円以上かかります)やはり、車がないと生活ができない街であるのかとつくづく感じてしまいます。

担当幹事です。

 新人研修会であるチャレンジ改革7の今月の担当幹事になっていたので、13日に富士山静岡空港へ行く事を計画いたしました。

 新人研修である為に、担当幹事が興味がある事を幹事特権で決める事ができます。恥ずかしながら、話題に挙がっている富士山静岡空港には、行った事がなく、気がついたら、開港間近になってしまいました。
[富士山静岡空港」に関しましては、諸般の事情により、平成21年3月開港予定が6月に変更となりましたが、その開港が大いに期待されているところです。富士市においても、観光産業に取り組み始めている中では、来るべき大交流時代に向けて、この開港を直前に控えた「富士山静岡空港」を事前に視察すべきとわがままを通させていただきました。、

 ですから、見に行っていない私は、いいチャンスと思い、勝手に、計画させてもらった所、新人以外の議員の方からも行きたいと言う要望があり、今回に関しては、新人議員7名以外に、12名が参加し、富士市議会として19名の議員が富士山静岡空港へ視察にいきます。
 市のバスを使わせていただく訳ですが、大人数となってしまい担当幹事としては、大変ではありますが、少しでも有意義な視察となるよう頑張らなければ・・・と思っています。

動く公共施設

 

 富士市が導入に向けて取り組んでいる新交通システムである線路と道路が走れるDMVに試乗できる機会が富士市公共交通フェアであると聞いて行ってきました。


 しかし、ふじさんメッセの周りを走っただけで、線路に乗り換えがなかったので、感想はというと「バスだった」と言うしかありません。やはり最大の特徴であるモードチェンジした形での試乗ができなかったのは残念でしたが、公共交通フェアが行われる事は、公共交通の意識啓発にもつながるモビリィティマネジメントとしても大切な事でもあると思います。
 都市交通施策として、新富士駅と富士駅を結ぶ最優先課題の解決をもとめらる中で、線路と道路を走れるDMVは最小限の投資で最大限の効果があると判断され、東西交通の基軸としての新交通システムとして取り組みがはじめられています。 
 富士市は車がなければ生活がしにくい街でもあります。近くに行く時でも車を使う生活に慣れてしまっており、その結果、深刻な公共交通の衰退が進み始めています。岳鉄にしてもバスにしても利用が減っているのが現実で、バス路線も廃止も行われ始めました。車が無くなったら生活ができなくなってしまう事が考えらる為に、公共交通の充実が図られなければなりません。
 
 公共交通は民間の営利事業であるという認識がまだまだ主流でありますが、急激な都市化や地球環境問題の深刻化などを考えますと、単なる事業者への赤字補填から都市基盤の整備へ考え方の転換を図ることが必要であると考えられ、このことを、富士市では公共交通は動く公共施設であるという言葉で表現をしています。
 しかしながら、危惧されることは、交通体系を整えただけでは、不十分であり、導入した当初は利用されても、その後、思ったほど利用されないという事が考えられます。それは自治体が計画的に走らせてくれ、赤字が出ても補填してくれるという感覚になってしまうと、乗る為の工夫がされていかなくなり、住民ニーズから離れてしまい衰退してしまう恐れがあります。

 市民の暮らしの足を確保し、さらに生き生きとした社会参加を可能にするためにはDMVを基軸とした公共交通網の整備がぜひとも必要でありますが、導入に当たっては、都市交通の意義についての市民の十分な理解と本音の部分も聞き取った上で、行政の適切な関与によって進められる事が必要だと考えてます。

「イヤー良かった!」


「イヤー良かった。」
何が良かったかって、私の青春時代のアイドル、岩崎宏美さんのコンサートを懐かしさと歌の素晴らしさを間近で見る事ができて、久しぶりに感激しました。

 7日土曜の夜、ロゼシアターで行われた、チャリティコンサートは満員で、早くから席を取る為に順番取りが始まっており、駐車場は止めきれない状況でした。
色々な用があり、時間が取りにくかったのですが、今回はどうしても、ナマ岩崎宏美を見たくて、優先順位を第一にし、他の用は後回し及びキャンセルしても行こうと思っていました。
 岩崎さんは、30年以上前にデビューして、今なお歌手として活躍している事は、懐かしさもありますが、同世代の人間として、強い共感が湧いており、かわいいアイドル時代の魅力も素敵でしたが、歌手以外にも、女優として、また、芸能界を離れていた時期や結婚、子育て、離婚等それなりの苦労や悩みを乗り越えてきた歩みは、歌にも深みや幅を増して、素晴らしさを感じさせてくれます。

 私は、券も確保はしていましたが、どうしても行きたいという妻に、券は譲り、券がない私はと言うと法人会の青年部として、当日のスタッフに加えて頂き、お手伝いをさせて貰いながら鑑賞となった訳です。(娘も誘ったのですが、タッチを歌っている妹の方と勘違いをしているようで、興味は無いようでした)

 そのお蔭で、法人会のメンバーとして、早くから手伝いに行った為に、岩崎宏美さんと写真撮影また舞台そでから観賞と言うご褒美が頂け、十分に岩崎宏美さんを堪能する事ができました。

 伸びのある透き通る声を聞きながら、ステージシンガーとして活躍し続ける事は、大変な事だと思いながらのコンサートは元気を頂けたような気になりました。
本当に「イヤー良かった」と言う感想です

 ロゼシアターにおいて、良質なコンサートが聞けたりすることは、非常に素晴らしいことで富士市に住んでいて良かったと思うのですが、車でしか行けない場所であるので、駐車場の不足は歪めず、公共施設への交通アクセスは真剣に考えなければいけない事であると感じています。

続けるのが大事!

「やあやあ、荻田君ブログを書いているのを、娘が見せてくれるけど、なかなか頑張っているな。議員ってのは結構忙しんだな。」
と有難いお言葉を頂きました。

と言うのは、毘沙門さんの高橋堯昭山主から言われたからです。

 本年の毘沙門天大祭が、2月3日まで開催されており、20万人以上の人出が訪れ賑わった大祭も無事終わりました。私は、一段落が着いた頃だと思い、昨日、高橋山主に用があった為に、毘沙門さんに立ち寄りました。(さすがに誰もいませんでした)
 高橋山主は笑顔で迎え入れてくれ、くつろいだ中で、お話をさせて頂きました。

 色々な際においての、話しを聞いても、また、文筆されたものを読ませてもらっても、大変立派であり、とても83歳の年齢を感じさせないすごい方です。
私は、子供の頃から、毎年、父親に毘沙門さんの祈祷に連れてこられ、今でも、元旦の祈祷は、高橋山主にして頂いております。その尊敬する方から、お褒めの言葉を頂けたことは下より、インターネットの苦手な世代であると思われる高橋山主が目にしてくれている事は嬉しい限りです。
高橋山主は
「書いていく事は大変だけど、荻田君、続けることが大事だよ。」
と言い、自身が書き続けている中では、書く事により、社会状況は基より、日々色々な事に気がついたり、季節の移り変わりを感じたりすることができ、幅広い見識を得られていくと付け加え教えてくれました。
私のブログは面白いとかつまらないとかとは関係なく、とにかく続けることが大事であると自分でも思っていますが、励まされたりすると、続けていく力が湧いてきます。

 帰る時に副住職である息子さんにお会いしましたが、高橋山主同様笑顔の素晴らしい方でした。
来年の毘沙門さんの日時がすでに飾られてもいました。(2月20日〜22日となっています)

斎場使用料について

平成19年度富士市で1904件、富士川町で172件一体何の数だか解りますか?

年間の火葬件数の数字です。今年に入ってから、すでに私も9件の葬儀に参列していますが、先日の総務市民委員会で、合併に伴い斎場使用料についての協議がされました。
富士市においては、富士市に住む人の富士市斎場使用料は無料ですが、富士川においては、合併前まで、庵原斎場で4000円とられており、合併してからは市外利用者扱いで、1000円上がり、5000円の斎場使用料が取られています。しかしながら、静岡市では庵原斎場の市外の使用料については、この4月より4万円程度へ引き上げるとしています。その為に、4月以降、富士川地区の方が庵原斎場を使用する場合は、4万円かかるとされ、大幅な金額負担に代わる事が予想されているので、富士市として、激変緩和措置として、旧富士川町町民の庵原斎場の使用料につき3万円の補助金を交付したらどうかという案が出てきました。
 富士市の斎場を利用すれば無料である訳ですが、利便性を考えると今まで使用していた、近くの庵原斎場を使用したい訳ですが、合併した事により、庵原斎場の使用料は高くなってしまいました。今まで通りの金額であるならば、不平は出ないでしょうが、金額が上がってしまう事は富士川に住む人には納得ができないのかもしれません。旧富士川町民は、同じ富士市で住む住民である中では、今までと同じ金額もしくは、富士市と同様に無料にすべきと考えるのが、自然な考え方であると思います。
 しかし、逆に、富士市民になった以上、富士市の斎場を使えば何の問題もないと思うのは、富士川に住まない富士市民にとっての考えでもあると思います。実際、富士市の東外れに住む私も斎場まではかなりの時間がかかります。そちらへ行くより沼津の方が近いからといって斎場を使用すれば市外使用料を払わなければなりません。それから考えれば、富士市民になった以上は、富士の斎場を使用すれば良いのではないでしょうか、ですから、あくまで、合併に伴う激変緩和措置と言う意味合いで期限付きの補助金であるべきであると思いますし、またそのような案が提出されていました。
 合併に伴い、細かな問題が出始めています。しかしながら、考え方はあくまでも、どの地域に住んでいても、公平である事が大原則である考え方で進めなければいけないと思っています。

最年少市長誕生で思う事。

 御殿場においての市長選で県内最年少である37歳の市長が誕生しました。告示3週間前に出馬表明をし、3選を担った現職の市長に勝利した事は、驚きであると共に、地方政治も変わりつつある事を感じずにはいられません。

 聞くところによれば、従来型の決起集会等は行わず携帯メール等を駆使して、市政に関心が薄いとされている若者層への参加を呼びかけ、盤石だとみられた現職の組織力を打ち負かしたとしています。国政レベルの選挙にならなければ、地方政治においては、メディアの露出も少なく、短期間では、浸透しにくい為、流れが変わりにくいと思っていましたが、やり方によれば、地方政治においても大きな変化が出来ると言う事を実感いたしました。
 今度の選挙の勝因は、アメリカの新大統領の時や宮崎県知事の時も思いましたが、若さと変革(チェンジ)そして、分かりやすさだと思います。世界的な不況の中において、誰でもが何らかの不平や不満また不安があります。そのような意味では、少しでも、変えて頂きたいまた良くしてもらいたいと誰でも思う訳ですが、政治に無関心な人達にとっては誰がやっても変わらないと思っていると思います。その方たちに、問題点を分かりやすい言葉で、また、目にするやり方で(伝わる方法で)、知って頂く事ができればもっと政治に対しても興味を持ち、多くの人の関わりが増え、変わるのではないかと常々思っていました。また、そのような事が出来れば、と私も議員になる前から、またなってからも思っていましたが、政治というのは時間のかかる事で、少しずつ変えていかなければと思っていました。しかしながら、今回の選挙においては、短い時間で若い人たちに政策がメールで浸透していき共鳴され、結果として大きな変化をもたらした事は、私も考え方も変化させなければとは感じました。
 現在はスピードが求められています。新たな御殿場市長には、ぜひとも若くして市長になった以上は、夢や希望をかなえる政治を心掛け、主張した事を形に変えていくことを実践してもらいたいと思っています。これからが大変ではあると思いますが、変えた事によって良かった思われることができるかが問われる訳ですので、期待に応えてもらいたいと願っています。(他市の事ではありますが、頑張ってもらいたいです)

 富士市においても本年市長選があります。現市長が、出馬するかは気になるところですが、月曜に市政報告会が開かれており、鈴木市長の政治家として、20年30年先の夢を聞く事ができました。やはり、若い人でもそれなりの年の人でも夢や希望がないのは駄目であると感じています。
私自身も、しっかりと自分の思いを伝える事が出来る議員であるよう努力していくつもりです。

豆・魔滅・魔目マキ

 

 毘沙門さんの最終日にあたる2月3日は、節分の日でもあります。暦の上では明日から立春、季節の変わり目ではありますが、あちらこちらで「鬼は外!福は内!」の声が聞こえます。

 100年に一度不景気と言われ、テレビや新聞で毎日のように報道され続けると、心理的にも悪い方向へ向かって行ってしまうようです。せめて、豆まき位は元気を出して、不景気を追い払うよう、昨年より大きな声をだして豆まきをやりました。

 

 節分の日になぜ、豆をまいて、邪気を払うのか、十二子から由来する説もありますが鬼門が丑寅から来ている鬼を硬い大豆を火で炒って追い出すとも言われますが、色々な説がある中には、魔を滅する「魔滅」と豆をかけた説とか豆を悪魔の目として「魔目」とし、これを家の外に投げ捨てるという説という「まめ」と言う字からなぞらえた説もあります。  今では、節分は、立春を前にして、豆をまいて社会にある鬼や心の中の鬼を追い出して、あらゆる福を内にいれることにより、運気を招きいれ今年一年、無病息災、無事過ごすことができるように恒例の行事となっています。

 私も、家族で豆まきをする前に、三日市のお浅間さんで、紋付き袴に着替え、お払いの神事終了後、大勢の人が集まる境内で豆まきをさせて頂きました。
 豆まき終了後に、私にはさっそく福が舞い降りたのか、縁起の良いお神酒が、抽選で当たってしまいました。昨年より、くじや抽選がよく当たります。(自称当たりやです)

 
 縁起の良い、境内でうっていたまつかやさんの恵方巻き買いましたが、景気が悪いと言われ続ける状況の中では、立春を境に新たな年としてとらえ、運気が変わり、明るい話題が増える事を期待します。(今年は方角は東北東です)
 しかしながら、段々年の数だけ豆を食べるのも大変になってきています。
 
 

人気の杉山だるま

 
 毘沙門さんが1日から3日まで開催されています。日本3大だるま祭りの一つとして有名ですが、今年の初日は、天気が良い上に日曜日であった為に、ものすごい人が出ていました。(景気も悪いから神頼みをする人が増えているのかも・・・)

 毎年の恒例として、縁起物のだるまを買いに行ってきました。
(古いだるまを処分しました)

 たくさんのだるまを売っている露店はありますが、いつも買うのは昔からの地元の杉山だるま店で作られた「杉山だるま」です。杉山だるまは、癖がなく穏やかでおとなしい顔をしていると評判で人気があります。
 だるまは、毎年少しづつ大きくしていくのが良いとされていますが、私はここの所、4号だるまから大きなだるまにはなっていません。理由としては、置く場所がないからが一番ですが、大きくして行くのがキリが無いと思い適当な大きさで止めていこうと何年か前から4号だるまを買う事に決めています。
 だるまを買う時には、必ず値切らなければいけないと言われますが、人気があり込んでいて、値段の交渉もままならないので、値段をを聞いて、すぐに購入してしまいました。

 4号だるまで、5800円です。これからだるまを買いに行く方は、参考にしてください。
 知らなかったのですが、商工農林部長と杉山だるま店さんは親戚だそうです。
 (遠い親戚か近い親戚かは分かりませんが、名前を出せば、値引きをしてくれるのでしょうか???)
今年も無事、杉山だるまをゲットしましたので、だるまに願い事を書いて、一年良い年になる事改めて期待します。

破口橋完成真近。

 
 もうすぐ2月議会開催となり、新年度の予算が気になりますが年度末である為か、あちらこちらで工事中の看板が目立ちます。

 20年度の予算に計上されていた、富士市の一番東にある春山川上流に建設中の破口橋がどのようになっているか、一番東に住む議員として気になり見に行ってきました。

 当然、本年度中に、計画である、橋梁架替事業費が執行され船津浅間原7号線事業が終了しなければならなく、地元でも橋の開通式などの予定を立てなければいけないので間に合うか確認もしなければと思っています。
 状況は建設総務課で聞いてはありましたが、実際、現場に足を運んで見た方が早いと思い、現場把握を致しました。工事は、今月で完成と言うような状態でもあり、長年待ち続けた破口橋も完成真近である事が、確認できました。
この分では予定通り本年度中に、破口橋が完成し、開通式が無事できると思いとりあえず安心しました。
 橋梁の架け替えや新設工事は時間がかかる仕事でありますが、ようやく出来上がるという事で、地元議員としてもありがたいと思っています。

食べ過ぎ注意!

 最近、自分でも不安になる事があります。寒くなり始めてから、運動らしきものをしなくなり、食べる量は増えているようで、太り始めています。脂肪肝であるので気にはしているのですが・・・

 お正月が過ぎた後も、新年会や飲食を伴う会合が多く、また外食がほとんどで、偏った食事と暴飲暴食が祟り、会う人会う人に
「太ったんじゃない。お腹ですぎ」
「苦労してないんじゃないの、顔が丸くなったよ」
「美味しいものばかりたべてんじゃやないの」
「メタボじゃない運動した方がいいよ、健康第一だからね」
と言われます。決して、飲んだり食べたりの毎日ではないのですが、気にしながらもストレスから、つい食べ過ぎてしまう嫌いがあります。
食べ過ぎ注意です。
 でも、最近、出かけた先や身近においても、美味しいものに出会う機会がありました。

 この1週間くらいの間で、印象に残った食べ物は
(大阪で夜中に食べた、18番のたこ焼き)(300グラムの脂一杯のアメリカンステーキポテト添え)

300グラムの草鞋のようなステーキは、食べ応えがあり、昼間食べたら夜中まで、お腹がいっぱいのような気にさせてくれました。値段は1930円でした。

(広島の殻付きかき)(高砂の酒かす飴)(マルメゾンのエクレア)

広島のカキに関しては、お土産で宅配してもらったものが2日前に届けられたのですが、美味しいと言う前に、殻が付いていると開けるのが一苦労で、一つ食べるのにも面倒で、次からは殻が付いていないカキにしようと思いました。
高砂の飴は、まるで甘酒を飲んでいるような気になります。
 お勧めは、エクレアです。実はこれは、あの有名のマルメゾンの大山シェフが監修したエクレアで、実はセブンイレブンで180円で買えます。某テレビでお勧めスイーツとして島田伸助氏がファミマのエクレアを宣伝していましたが、セブンイレブンのエクレールショコラの方が私はおいしいと思っています。
私の最近食べた物の、ミニグルメとして紹介しました。
でも、食べるものには本当にもう少し注意したいと思っています。
 と言うのも、昨日も、富士を語る会に出席した後、夜中に富士宮やきそばを駅前のルアーズさんで食べてしまいました。朝起きて、気持ちが悪く、いくら美味しくても夜中に食べるのは、明らかに体に悪いと思われ、控えねばと思いました。
食べ過ぎ注意です!!

サッカーの高田先生

 富士市において、「サッカーの高田先生」と言えば、サッカーをやられている方や関係者は知らない人がいない位、有名な方だと思っていますが・・・

 でも実際、どんな方なのかは私にとっては、富士高にいた時の先生というイメージの方が強かったのですが、改めて、富士市サッカー協会の副会長としての高田先生の話を聞く機会がありました。
 高田先生は、大学時代、オリンピックで銅メダルを獲得した立役者であるあの「世界の釜本」と一緒にプレーをしていたそうです。私も子供の時、日本においてサッカー界では、釜元と杉山という名前は神様のような方だったと記憶しています。その世界の釜元と共に、学生時代に天皇杯の優勝を経験したすごい方であるという事を聞いて驚きました。(未だに、その後大学で優勝した事はないはずです。サッカーがプロ化した今、多分後にも先にも、もうそのような事は起こらないと思います)
現在は、富士市において、偉大なる指導者として力を発揮しており、昨年においても、「富士市教育文化スポーツ奨励賞」を受賞しています。
 「世界の釜元」と一緒に過ごした経験の持ち主である高田先生は子どもたちにやる気を起こす指導をしていると言います。ブラジルと日本のサッカーの違いとして、日本では、ドリブルをしてボールを取られると、批判をするが、ブラジルでは、ボールを取られてもドリブルをして突破しようとした事に対して褒められるという点があると言います。その違いが大きく作用し、プレーをしても失敗したらと言う気持ちが大きく、失敗してもトライしようと気持ちが育ちにくいとしています。釜本にしろ、杉山でも共通していた所はわがままで頑固であったそうです。失敗をしてもやり続ける、周りがなんと言おうとも挑んでいく姿勢が世界的なストライカーが育つ要件であるとして、その指導ができるエネルギッシュな指導者も必要であるとしていました。
 また、高田先生は、今、商業高校のグランドの芝生化や富士市にサッカーのクラブハウスを含む総合施設を作りたいと夢の実現に向け、取り組んでいます。
 熱い思いに少しでも力になりたいと感じました。

 
 

瀬戸内アートの楽園

 瀬戸内海に浮かぶ小さな島に、「よく生きる」をキーワドとして、現代アートと自然と歴史が息づく文化を、民間企業である学習塾を経営する、ベネッセコーポレーションは直島で取り組んでいました。

 瀬戸内のアートの楽園と呼ばれる所以は、歩いて回れてしまうほどの小さな島には、安藤忠雄のほとんど地上には現れていない地中美術館、島の至る所に点在する野外アート、現代アートと廃家を利用したまちづくりをしている家プロジェクトと、島へ来て文化芸術に触れ、色々な事を感じる事ができる空間がつくらられているからでもあります。
(地中の庭) (ベネッセハウス) (有名な南瓜と言う作品)

 芸術にあふれる島内では若い人が多く見受けられ、思い思いの場所で自由に時間を過ごし、また楽しむ事が出来る場所になっている事を感じました。
 直島での家プロジェクトとは、1997年に、直島町役場より木村地区のある方が家屋を譲りたいという意向を持っているが利用してもらいたいと言う事からスタートしたそうです。直島において木村地区はは、古くからの集落で、城跡や寺、神社などが集まっている地域です。
 しかし、近年では過疎化と高齢化が進み、空き家も目立ってきていました。そこで、単なる町並み保存と言う考え方ではなく、現代アートを絡める事で、意外性が生じ、廃屋の可能性がさらに活かせる方法をとりました。直島の木村地区を舞台とした常設のアートプロジェクトで古い家屋の改修の域を超えてアーティストが家の空間そのものを作品化したものです。そこではそれまでに営まれてきた生活や日本の伝統、美意識に対峙した空間が形づくられていました。
(家プロジェクト表示)(廃家の中にある自由の女神)(毛糸で絵が描かれた塀)

 家プロジェクトは、町並み保存ではないという事が実際見て回り感じました。聞くところによると、島の年配の方が話し始めたり、物を修復する事により、関わりができ、家プロジェクトを進めていく中では、美しさや意識したり、ボランタリー精神が進み始めているとの事であり、現代アートと使い物にならなくなってきた廃家が思いもやらない形に生まれ変わる様子見る事は島に住むお年寄りの大きな自信にも繋がっているとし、古いものの良さが再発見され、新しい価値が加わってのプロジェクトとして発展している方向性は新たなまちづくりであると感じました。見て回りながら、古いものと新しい融合は思わず、「温故知新」と言う言葉を思い出してしまいました。
 民間企業であるベネッセが、この島でここまでまちづくりに関与しているのは単なるメセナの一環だけではなく、文化芸術の創造に取り組む経営者の思いの強さを感じました。

観光ボランティアの川田さんも急ぎ早やの説明をさせてしまい、ご迷惑を掛けてしまいましたが、短い時間ではありましたが内容の濃い、心も洗われた有意義な視察ではありました。

架空請求がキター!!!

 携帯電話のメールに、架空請求が届きました。携帯電話をもって10何年か経ちますけど、初めての経験ですが、まさか自分に来るとは思いませんでした。

仲間に話すと、
「荻田さんエッチの画像でも見たんじゃない」
とからかわれましたが、携帯電話でそのような事は一切ないので、自信を持って架空請求だと言いきれます。まさに、架空請求がキターと言う感じです。他の人にも、同じメールが流れているようですので、くれぐれもお気をつけてください。

騙されないようもし下記のような文面が携帯に送られてきたら無視してください。

「この度お客様がご使用の携帯端末より以前ご登録頂いた(総合情報サイト)から無料期間中に退会処理されていない為、登録料金が発生し現状未払いとなった状態のまま長期放置が続いています。本通達から翌日の正午までにご連絡を頂けない場合、認可ネットワーク認証事業者を介入して発信者端末電子名義認証を行い利用規約に伴い、お客様の身辺調査に入らせて頂きます。調査完了後はご自宅やお勤め先へ回収業者による少額訴訟を行う可能性があります。退会処理、料金の詳細につきましては、下記までお問い合わせください。
営業時間:10:00〜19:00
(株)JNC調査事務局
(TEL)03−3493−9551
(担当)今井
なお、ご連絡なき場合明日の正午より手続き開始となりますのでご了承ください。」

呆れてものが言えないのは、この送られてきたのが土曜日の夜です。普通に考えれば通常請求書が送られるにしても、土曜とか日曜には業務がお休みだと思うじゃやないですかね、まして、日曜の午後までに連絡をしなければ、身辺調査をするなんて、じゃや、すでに、私は身辺調査をされ始めている事になっているのでしょうか。
でも、罠ですから、絶対連絡はしてはいけません。
しかし、いったいこの会社はあるのでしょうか?
ちょっと興味はありますが・・・・

富士山観光交流ビューロー

 この4月より富士市において観光課が設立されます。昨年の11月には富士川と合併し新たに富士川を有し、富士山静岡空港の開港、また富士山への世界遺産への登録推進と富士山のお膝元の富士市としても、本格的に産業だけではなく、観光についても積極的に取り組んでいく為の表れでもあると思っています。

 観光課ができる前段として、昨年の4月には、富士地域の北に富士山、南に駿河湾、という絶好のロケーションを活かし、近隣市町村との連携と観光交流のさらなる発展を目指し、富士市観光協会が発展した形で「富士山観光交流ビューロー」が新富士駅ステーションプラザ構内に設立されました。

 富士山周辺地域が注目される中で、2年目を迎えた観光ビューローが、どのような形で進んでいるかを新人議員の研修として先週末、視察してきましたが、富士地域に、にぎわいがあふれ、元気ある地域となるよう周辺地域と連携をし情報発信、新規観光事業の立ち上げ、来訪者の満足度、コンベンションの誘致など取組を事業報告及び、計画を渡辺室長より説明を頂き、その後施設見学をいたしました。
 

 新幹線をよく利用するのですが、観光ビューローに立ち寄った事はなかったので、施設としての案内所や展示場貸室としてのサロン等をじっくり見学させてもらいました。案内所には、富士市の多くの情報紙やパンフがあり、富士市を訪れる方へのインフォメーション機能を整えていました。観光客が気軽に立ち寄れるかまた、観光ビューローというこのような形に変化していることをどれだけの市民が理解しているかはまだ、工夫の余地はあると思われました。
 観光課ができ、富士山観光交流ビューローとの連携も図った上で、更なる観光産業に取り組んでいく事が大切であると思っています。

「住みよい環境・住みよいまち」

 建築に伴う紛争を未然に防ぎ、みんなで住みよい環境を目指すために、大阪の豊中市では、「豊中市中高層建築物等建築等に関わる紛争の予防及び調整等に関する条例」について制定されているので、富士市の参考にすべく視察をしてきました。

 富士市においても昨年、米ノ宮神社町の社保庁のペアーレ富士の跡地に高層マンションが建つ計画が出、問題とはなりましたが、現在建設がすすんでいます。
と言うのも、この地区はまちづくりの地区計画によると建築物の制限が条例化されており、なおかつ、低層低密な住宅地としてゆとりある閑静な住宅地を目指す地区と言う位置づけがされていました。この地区に住む人は、誰もが高層マンションが建つとは考えてはおらず、ペアーレ富士の跡地が競売により大手マンションデベロッパーが手に入れた後のマンション建設を聞いてなぜ建設できるのかと言う事で、問題が起こりました。結局、地区計画には歌ってはあるもの、土地利用としての建築基準法においては中高層のマンションが建設可能であり、法的規制がない為に、マンション建設が進んでしまいました。議会においても、陳情があり、建設水道委員会でも行政が、業者に対して住民とのしっかりした話し合いをした上での解決を求めましたが、法的根拠がないので十分な住民の納得のいくような形には進みませんでした。

 現在、建設されてはいるものの、今後、富士市でも同じような問題が起こると考えられるので、豊中市で行われている、近隣の住環境に及ぼす影響が大きい中高層建築物、パチンコ屋さん等の特定用途建築物及びワンルームマンションを計画、建築する場合には、近隣の住環境に及ぼす影響を低減するための配慮事項や紛争を予防するために手続き、また、紛争が生じた場合には紛争の早期解決を図る為の「あっせん」及び「調停」を設けた条例を制定している豊中市へ行ってきた訳です。
(出迎えてくれた大町議長)(条例のパンフ)

 しかしながら、この条例では、建築規模や用途により近隣関係住民への事前説明を行うよう定めていますが、近隣住民の同意まで義務付けていません。というのも法令では、建築基準関係規定に適合する計画では確認がおりれば建築することができる事になっており、法令でできることは、条例で同意がなければできないという規定は無理があるとされているからです。ですから、十分な話し合いや相談窓口としては作用してはいるもの建築させないという事は困難であるとしています。更なる研究をした上で改善をしていく考えは述べられていましたが、建築基準法での、法規制ができない中では、地区計画や景観計画等で厳しい規制をしていく必要性はあるとしていました。
 いずれにしても、自由主義の社会において、生き残るための民間業者も法の目を抜けた解釈をいかにしていくかも研究しているために、行政においても住民が求める「住みよい環境・住みよいまち」を維持して行く上でも、住民側に立ち頑張って頂かなければと思っています。

 

 今回、説明してくれた、豊中のまちづくり推進部中高層建築調整室の木下主幹は、住民と業者の話し合いの修羅場を数多くくぐってきたのか、熱い語りはかなりの熱血漢であると感じ頼もしく思えました。

静岡県とセブンイレブン

 コンビニエンスストアを展開するセブンイレブン・ジャパンと静岡県は、地域活性化に向けた包括連携協定を県庁で22日結びました。

 協定の商品販売の取り決めだけではなく、地域防災や青少年健全育成への参加、大規模災害時の生活必需物資調達など10項目に渡り、テレビを始め多くのメディアにおいて、取り上げられました。

(締結記念フェアのチラシ)(食育応援幕の内弁当)(富士宮やきそば)

この県と協定を記念して、23日より1カ月間セブンイレブンの県内全店舗で「大好き!静岡!うまいものフェア」を開催しています。食の安全安心の面でも地元食材の関心は高いとし、静岡県の食育を応援する桜エビやシラスを活かした静岡食育応援幕の内、富士宮焼きそば学会公認商品富士宮やきそば、クラウンメロンパン等9商品が販売され、今後も静岡県の特産物を使用した商品が続々と売り出されていきます。
 現在、セブンイレブンは静岡県に店舗数が448店あり、毎日約50万人の来店があります。この協定が結ばれたことにより、県内食材を活かした「地産地消」の弁当販売や県政情報の発信に更に力を入れて行くとしています。
 地域においてもセブンイレブンは、コンビニの先駆けとして、「開いてて、良かった」というフレーズですでに30年以上経ちましたが、24時間年中無休と言う形態は当たり前となっており、無くてはならないお店として認知され、防犯面や環境活動、また、行政の業務の一部の収納業務できるようにもなっており、今後、益々多くの連携が必要とされると思われます。
 県が連携協定を結んでいる以上、今後、各自治体においても連携を進める為にも何らか動きがあるのかも知れないと思っています。

 

エコアイランド直島

今回視察で訪問した、香川県の直島は、岡山と香川に位置する瀬戸内海に浮かぶ、面積は8平方キロメートルほどで人口は3500人という小さな島でした。

「直島」という地名の由来は、平安時代の保元の乱までさかのぼり、この乱で敗れた崇徳上皇が讃岐へ配流される途中、この島に立ち寄った際に、島民たちの素朴さに心をうたれ直島と命名したといいます。海運、漁業、製塩などを中心に栄えてきた島でもあります。
現在の直島は、大きく分けて、2つのゾーンに分けられており、北側には、三菱マテリアル直島精錬所と中間処理施設の直島環境センターがある環境保全施設と南側にはベネッセが運営するベネッセハウス、地中美術館、家プジェクトと文化施設であるベネッセアートサイトが展開されている、環境と文化と自然が融合された状態でもあります。
(カーフェリーの上で)(施設前にて)(施設の概要説明)

 直島の環境センターが建設された経緯は、昭和50年代後半にミミズの養殖という名目で産廃の許可をとった処理業者が直島のお隣にある豊島で、シュレッダーダストや廃油、汚泥の産廃を搬入し、野焼や不法投棄を続け、強制調査を受け、公害紛争に発展しました。これが、豊島問題で、その後、この負の遺産としての膨大な産廃を県を挙げて、解決に向けて着手し、現在は、直島において住民合意の基、中間処理施設を建設し、豊島の産廃をカーフェリーで運び、1日200トン年間300日の操業で6万トンの処理をしています。また、溶媒処理により発生する飛灰については、隣接する三菱マテリアルで有価金属として回収し、スラグについては、県の公共事業にコンクリートよう骨材等の土木材料として再利用されています。
(スラグのサンプル)(製品化されたスラグ)(擂鉢式溶鉱炉のモデル)

また、心配されるダイオキシン等にも厳しい基準値を設置し、住民は基より、誰でもが情報を共有できるよう公開されており、人々の監視の下、徹底的な管理がなされています。
(搬入口) (厳しい基準値を示すボード)(ダイオキシンの検査所)

あくまでも、最終処分場ではなく、廃棄物を抑制し適正に処分をする循環型施設として直島の環境産業として環境調和にも配慮したまちづくりを進めている為に、エコアイランド直島とも呼ばれています。
 富士市において迷惑施設であるごみの焼却場建設も住民合意が条件の基、進められてはいるものの、合意形成が難航し未だ進展はしておらず、大きな課題ともなっています。今回の視察においても、少しでも多くの事例を参考にした中で、より良い形として活かすことができないか、一つのモデルとして勉強をしてきました。

ちょっと疲れました。


 3日間の行政視察が終わり、ようやく富士へ戻ってきました。最終日は、大阪の豊中市役所で午前中が建築紛争と予防条例、午後がまちづくり条例の2項目をヒアリングをさせてもらった後に質疑と言う形式での視察でした。

 帰る間際までのぎっしりの視察内容でしたが、行って見て直に聞かなければ分からない事があった為に、最後の最後まで有意義な視察でもありました。しかしながら、毎度のことですが、会派の視察ではあるものの移動手段である公共交通の団体チケットを私が管理していた為に、旅行会社の添乗員も兼ねての視察でもありましたので、勉強以外にも神経を使う為に、富士に着いた時は、事故や紛失物も等何事もなく、戻ってきたという安堵感がありましたが疲れました。
 ですので、家へ帰り遅い夕食をとった後、本来なら、書類の整理をし、ブログで報告をと思ったのですが、気がついたら、お風呂も入らずにベッドに足が勝手に進んでしまい、起きたら深夜というか朝方の3時でした。
 チケットの払い戻しや残務整理で朝早くからやらなければいけない為に、視察報告に関しては、明日以降、ぼちぼちとさせてもらいます。
 ちょっと疲れてますが、元気です。今日から、また、地域での議員活動に励みます。
 でも、まず、とりあえず、留守にしている間も、市内中学校で未遂ではあるものの、刃物をつかっての事件が起きたりしており、3日間の新聞も読みなおさなければと思っています。