富士山観光交流ビューロー

 この4月より富士市において観光課が設立されます。昨年の11月には富士川と合併し新たに富士川を有し、富士山静岡空港の開港、また富士山への世界遺産への登録推進と富士山のお膝元の富士市としても、本格的に産業だけではなく、観光についても積極的に取り組んでいく為の表れでもあると思っています。

 観光課ができる前段として、昨年の4月には、富士地域の北に富士山、南に駿河湾、という絶好のロケーションを活かし、近隣市町村との連携と観光交流のさらなる発展を目指し、富士市観光協会が発展した形で「富士山観光交流ビューロー」が新富士駅ステーションプラザ構内に設立されました。

 富士山周辺地域が注目される中で、2年目を迎えた観光ビューローが、どのような形で進んでいるかを新人議員の研修として先週末、視察してきましたが、富士地域に、にぎわいがあふれ、元気ある地域となるよう周辺地域と連携をし情報発信、新規観光事業の立ち上げ、来訪者の満足度、コンベンションの誘致など取組を事業報告及び、計画を渡辺室長より説明を頂き、その後施設見学をいたしました。
 

 新幹線をよく利用するのですが、観光ビューローに立ち寄った事はなかったので、施設としての案内所や展示場貸室としてのサロン等をじっくり見学させてもらいました。案内所には、富士市の多くの情報紙やパンフがあり、富士市を訪れる方へのインフォメーション機能を整えていました。観光客が気軽に立ち寄れるかまた、観光ビューローというこのような形に変化していることをどれだけの市民が理解しているかはまだ、工夫の余地はあると思われました。
 観光課ができ、富士山観光交流ビューローとの連携も図った上で、更なる観光産業に取り組んでいく事が大切であると思っています。