岳チャリ???

「荻田さんお願いが有るんですが」
「エーあまり無理な事はできないよ」
「荻田さんの地域の事ですから、」
「なんなの?」
「岳チャリですよ」
「岳チャリ????」

「岳南鉄道と自転車を使って、原田から江尾まで、サイクリングですよ」
「サイクリングでなんで岳鉄なの」
「原田から江尾まで自転車で行き、帰りは、サイクルトレインとして利用するからですよ」
「岳鉄に自転車を乗せる事ができるの、面白そうだね」
「そうでしょ、ぜひ、参加してください」
「運動不足だし、最近自転車にも乗ってないから参加しようかな」
「ぜひ」
と言う事で、10月31日に青年会議所と岳南鉄道と富士常葉大学で共同してやる事業に申し込んできました。
コース的には、常葉大学の学生が作成したルートとして、
原田駅を出発して、鎧ヶ淵親水公園—竹取公園—岳南富士岡駅—浮島沼釣り場公園—岳南江尾駅の全長8キロメートルです。

私は原田で生まれ、原田で育ちました、今は、江尾駅の近くの増川に住んでいますが、設定されているコースは、自分の庭みたいな場所です。でも、日ごろの運動不足解消も兼ねて、改めて、ゆっくりと地域を見て回る事と、公共交通として岳南鉄道の利用を考えるいい機会でもあると思っています。でも、私の自転車は電動アシスト自転車なので、あまり運動にはならないかもしれませんが・・・

まだ、募集定員に余裕が有るそうですから、参加してみたらいかがですか!!!

招き猫のふるさと

瀬戸市へ行って驚いた事は、瀬戸物のまちと言われるだけあって、沢山の瀬戸物屋さんがあります。また、まちを歩いていると川に架かっている橋にも瀬戸物が展示されており、流石、瀬戸物のまちと感じます。
何かお土産をとまちを歩いたのですが・・・意外な物が目につきました。

それは、招き猫です。

商店街は趣のある古い建物が活かされたお店も多いのですが、お店屋さんの前には大きな招き猫の置物があり、各お店の中にも招き猫があります。商店ですから縁起を担いで置いてあるのは分かりますが、それにしては、多いような気がしました。

聞いてみると、瀬戸は、100年前に日本で最初に陶磁製招き猫を作り始めた「招き猫のふるさと」だそうです。道理で多い訳です。瀬戸物屋さんに入ると招き猫だらけです。

開運・招福の縁起物として愛され続けている招き猫は、右手を挙げている猫は金運を招き、左手を挙げている猫は人(客)を招くとされています。両手挙げれば、お金も人も来るのでは思いましたが、でも、両手を挙げたものは、欲張り過ぎると言われ「お手上げ」(万歳)であると嫌う人が多いそうです。

瀬戸の観光ポスターにも猫が使われており、瀬戸市と猫は関係の深い動物であると感じました。そう考えてみると、まちを歩いていても犬を連れて歩いている人はいませんでした。
もしかしたら、瀬戸市は猫のまちでもあるかもしれません。

県の景観講習会に参加

景観形成は街のブランド力にも関わる重要な事であるのは言うまでもありません。
多くの自治体では、景観に配慮したまちづくりは進められています。その中で、屋外広告は街に活気をもたらし、人々に様々な情報を与えてくれていますが、放置して行くと無秩序な状態で氾濫し景観を損ねてしまう為に、景観を形成する上では、考えなければいけない事でもあります。

富士市においては昨年「富士市景観形成ガイドライン」も作製されていますが現在、屋外広告物条例にも取り組んでいますので、私も平成18年より毎年県で開催している「景観講習会」に参加してきました。

島田市の地域交流センターでの講習会には、県内の市、県の行政職員を始めとして、街づくり団体、広告業者等150名が参加していました。
講習会の内容としては、
基調講演
「景観に配慮した屋外広告物の色彩デザインについて」
筑波大学準教授山本早苗氏
事例発表1
「袋井市屋外広告物条例について」
事例発表2
「小田原市屋外広告物条例について」
でした。それぞれ大変参考に成りましたの機会があれば詳しく報告いたします。
広告物が多い事は、経済的に活発な証拠でもありますので、屋外広告を活かす為にも、街並みや建造物の整備も進めなければいけない事でもあり、その為には行政が関わらなければいけない事であると思いました。ただ、しっかりしたルールは必要でありますが、条例ですべてが解決する訳では無く、建設や広告看板に携わる関係者の協力や住んでいる人達の意識の向上は不可欠な事でもあります。
富士市の取組みについても勉強せねばと改めて思いました。
 

なお、9月1日から10日まで、「屋外広告物適正化旬間」です。富士市でも、条例が無い中では、県の屋外広告物条例によって、パトロールが行われると思いますが、美しい自然景観や潤いのある都市景観を形成して行く事は多くの人が求めている事でもあります。

東部にもお店が増える中で・・・

 未だ、景気の回復の兆しはあまり感じられない中、決して人口が増えている訳で無い東部地域に新たにお店が建設されています。

出店するのは大手チェーン店ですが、新たに出店されるのは住民にとってはより利便性が図られ歓迎すべき事であると思われますが、一方、地元の商業図はどの様な変化がでてくるのかやそれに伴う道路状況の影響が心配もされます。

現在、進んでいる東部地域の流通施設の状況は、確認できる範囲でも

予てより出店する事になっていた三島製紙江尾工場跡地には、イオン系スーパーのマックスバリュー江尾店が10月オープン予定で工事が進んでいます。

沼津線沿いの林製紙さん近くには、大手ドラッグストアのマツモトキヨシ比奈店が12月オープン予定です。マツキヨさんは、更に富士市に数か所出店予定がされています。

3月15日に改修工事の為に休業していたユニー系のピアゴ中里店の改修が、もうすぐ終了し、8月30日には新装オープンする予定であります。またそれに伴い、吉原のユニーは立て直しの為に8月中旬でお店を閉め、その間の従業員はこちらで働くとも聞いています

いずれの施設にしても、車での買い物を予想した大型駐車場を完備した施設であります。
大店立地法により郊外への大型店の出店規制はされてはいるものの、規制されている大型店は1万㎡以上という枠組みは、富士市の流通形態や都市構造にはあわない事で、富士市の主流である中規模の流通店(1万平米未満)は、郊外やロードサイドに開発が進んでいます。このような状況は、コンパクトシティの取組みや中心市街地としての商店街の活性化が進みにくい状況であり、車社会の脱却をしようとしても、まだまだ車での買い物を助長する動きでもあります。

しかしながら、地域の問題点としても挙げられている公共交通が衰退していく現状の中では、今ある公共交通だけではなく、民間の力を活用し、新たにできる流通施設等が施設利用を図る上でのサービスとしてもバスなどを出して頂き、地域を巡回しながら、JRや公共施設へのアクセスができるような施策を考えてもらう事も必要であるのかもしれません。

富士川花火大会と狩野川花火大会

 今まで富士祭りの後、中央公園で開催されていた花火が、今年は、富士市が一昨年合併をして、今まで富士川町が開催していた花火大会と1つになり、大々的に富士川花火大会として、7月24日土曜日に富士祭りの前日に開催されます。

また、富士川で開催されるようになり、沼津の狩野川の花火大会と同様に桟敷席が用意され、有料(5000円)で販売されています。
今年は富士祭りと沼津の夏祭りが重なっていない為に、沼津の花火大会は富士祭りの次の週の7月31日、8月1日に開催されますが、沼津の花火大会は、すでに63回と歴史もあり、2日間で9000発、河川で行われる花火大会としては東海一のスケールを誇り、桟敷席も事前に申し込んでも、抽選販売であり、手に入れたくても中々手に入らない人気の代物でもあります。(今年は、私も抽選で当たり、桟敷席をゲットしましたので、狩野川花火大会には行くつもりでいます。)また、狩野川沿いは普段からライトアップがされ、一部階段式に整備も施され、もちろん花火の為だけに整備はされた訳ではないと思いますが、花火を見る為の環境はまちぐるみで取り組んでいますので、お金を払っても行きたいイベントでもあります。狩野川花火大会はものすごい人出が出ますがそれは、沼津駅からの交通アクセスも良く、会場までの間に多くの露天商が連ね、山車も練り歩きまち全体がお祭りを、花火大会を盛り上げる雰囲気が出来上がっています。しかしながら、富士川花火大会は出店はでるものの、そのような雰囲気はまだ出来上がっていないと思われ、また当日には、地域に置いては、私の住む須津地区もそうですが、富士祭りのプレイベントとしての位置付けであるふるさと祭りが開催されており、花火大会に行きたくても行けない状態でもあります。今年は初めての試みである訳ですが、多くの方が見に来て、盛り上がるイベントにしていかなければならないと感じていますが、果たして、富士川花火大会は、沼津のようにお金払ってまで、桟敷席で見に行くようになるのかは不安はあります。いずれにしても、狩野川花火大会のように夏の風物詩となるべく、イベントして富士川花火大会が成る事を心から期待いたします。
ちなみに次の週には私の住む地域の浮島工業団地の花火大会が開催され、毎週、花火大会が開催される予定でもあります。

余談ではありますが、先日花火の桟敷席を購入しに久しぶりに沼津に行ったのですが、商店街のアーケードに七夕の飾り付けがされ、平日の午前中でもあるのにも拘らず、多くの人で賑わっていました。富士市の商店街とは違う事には驚かされました。
一体何が違うのだろうか・・・・・

県議と意見交換会

富士市選出の県会議員と市議会側から4つの常任委員会の委員長及び正副議長との意見交換会が2日の午後市役所で開かれました。市会議員と県会議員は議員同士とはいえ、所属する政党の絡みもあり、県会議員の皆様とは、イベントや葬儀等の際にはお会いする事はあっても、県政の細かい情報や具体的な意見を聞く事はほとんどありません。個々においての繋がりはある場合は、個人的に情報交換や要望はしてはいるとは思いますが・・・

そのような中では、前議長の時から県に関わる部分も多くある状況ではもっと県議と連携は必要であるとし、年に一度意見交換をする場が設けられました。私もせっかくの機会にオブザーバーとして出席しました。

各常任委員会では継続的な問題や課題として、1、富士山こどもの国未整備部分について2、大学医学部または医科大学の誘致について3、田子の浦港整備関連の財政措置と地元負担金について4、本市場大淵線の整備促進についての意見交換がなされました。
富士山こどもの国の未整備部分については、残り100ヘクタールで当初計画で行くと200億と言う整備は、引き続き努力はするが、現状財政状況が厳しい中ではこれ以上の整備は期待できないと言う事に対して、市としては、整備が無理なら、市へ変換も考えなければいけないとの意見もでました。意見としては、指定管理者により利用状況は上向いており入園料の10%が県に入るようになっているので、今の30万人の入場が50万人位に伸びれば整備の可能性は十分あるとしていました。私は、2年前に県で取り組んでいる桜で彩る富士山名所づくりで、県と市と連携し、富士山こどもの国未整備部分へ、1万本以上の桜を植え、桜の名所としての位置付け要望しましたが、その後どの様な検討をなされているのか一度確認に行こうと思っています。
また富士市への医学部及び医大の誘致に関しては、医師不足解消の手段として実現してほしい事柄です。その件については、市長は、必要性は十分認識しており、現状では、財政的、人口的規模からの医大誘致は難しい為に、今後、広域合併を進めると言う事を以前から言っています。東部への医大誘致が囁かれる中で、川勝知事のマスコミで発表は議会軽視であるとしていましたが、市民として実際、沼津、三島では無く何としても富士市への誘致を図りたいとする動きの中で、町内連合町会からの署名活動も始まり、私の地域の回覧板でも回ってきていましたので、私も署名はしました。しかし、実際誘致をする上で、他の地域と同様に県知事が言う、医大設置用地として、駅から近く、10ヘクタール以上の土地と言う具体的な候補場所が無いと実現性は薄い事かもしれません。でも、地域医療崩壊の危機への市民意識の向上を図る上でも署名活動は重要な事であると思っています。
田子の浦の整備については、浚渫の捨て場所が大きな問題であり、海の中へ入る前の浚渫も進めなければいけない事でもあるとしていました。最後の本市場大淵線の用地交渉の遅れもありますが早急な開通をすすめるとしていました。
新々富士川橋や観光施策の取組みについても課題も多い為に、年に一度と言わず、定期的な意見交換をしていく方向で締めくくられました。
市民からすれば、河川や道路にしても県だからとか管轄が違うからと言われる事に対して、県議であろうと市議であろうと誰であろうと良くして貰いたいと言う事が大前提にあります。
私達、議員もしっかりとした連携をした上で、よりよい富士市にしていく事が重要だ感じています。

富士YEGで議員インターンシップ。

議員と学生を繋ぐ議員インターンシップをキャリア教育の一環として、富士商工会議所青年部(富士YEG)で本年度の事業で取り組む事を、商工会議所青年部の担当委員会の上柳研修委員長から説明をうけました。

私は昨年の8月に議員インターンシップに関しては、東京でNPO法人ドットジェイピーがすでに活動していたのでその勉強会にも参加してきました。議員インターンシップは若い人達に対しての投票率を上げる為に、議員と学生をマッチングし議員と行動を共にする事により政治をリアルに身近に感じて貰う事を目的としています。ドットジェイピーでは、議員インターンシップをした事による投票率のアップは勿論の事、政治への参加と言う点では、経験した学生が議員にもなっていると実績も報告されています。勉強会に参加した時には、必要な事であるが、議員と学生のマッチングは東京では出来ても、地方においては難しいのかなと感じていました。しかしながら、私も地方議員の一員である中では、少しでも若い人に議員を理解してもらいたいという気持ちはあり、議員インターンシップという制度があったならぜひ、利用はしたいと考えている事でもありました。
(事業説明の資料の一部)

その議員インターンシップを富士YEGで「パパが先生になるプロジェクト(案)」で取り組むと言う事に関しては、ある意味驚きでしたが、何年か前より富士常葉大学と連携した、社長のカバン持ち事業として職業インターンシップ教育に、「ふじとこプレインターンシップ」があり、その延長線上に議員インターンシップを取り組むと言う事を聞いて可能性は感じました。すでに、学校側に打診をした中では数人の学生が興味を持ってくれていると言う事でした。
「まちづくりはひとづくり」と実感している私にとっては、新たなキャリア教育の実践は大いに評価できる事柄でもあり、議員と言う立場においても期待をしています。
商工会議所青年部研修員会の皆様、素晴らしい事業を成功させてください。
私も力になれる事は精一杯協力しようと思っています。