招き猫のふるさと

瀬戸市へ行って驚いた事は、瀬戸物のまちと言われるだけあって、沢山の瀬戸物屋さんがあります。また、まちを歩いていると川に架かっている橋にも瀬戸物が展示されており、流石、瀬戸物のまちと感じます。
何かお土産をとまちを歩いたのですが・・・意外な物が目につきました。

それは、招き猫です。

商店街は趣のある古い建物が活かされたお店も多いのですが、お店屋さんの前には大きな招き猫の置物があり、各お店の中にも招き猫があります。商店ですから縁起を担いで置いてあるのは分かりますが、それにしては、多いような気がしました。

聞いてみると、瀬戸は、100年前に日本で最初に陶磁製招き猫を作り始めた「招き猫のふるさと」だそうです。道理で多い訳です。瀬戸物屋さんに入ると招き猫だらけです。

開運・招福の縁起物として愛され続けている招き猫は、右手を挙げている猫は金運を招き、左手を挙げている猫は人(客)を招くとされています。両手挙げれば、お金も人も来るのでは思いましたが、でも、両手を挙げたものは、欲張り過ぎると言われ「お手上げ」(万歳)であると嫌う人が多いそうです。

瀬戸の観光ポスターにも猫が使われており、瀬戸市と猫は関係の深い動物であると感じました。そう考えてみると、まちを歩いていても犬を連れて歩いている人はいませんでした。
もしかしたら、瀬戸市は猫のまちでもあるかもしれません。