至誠を掲げる名門ホテルの見学。

「至誠」とは、これ以上ないほど誠実である事、まごころ、おもてなしを意味する言葉です。
孟子の有名な言葉に「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」があり、この言葉は吉田松陰が座右の銘にしていたことで知られています。
その「至誠」を信念に運営されている箱根宮ノ下富士屋ホテルにちょっと前ですが、用事があり行く機会がありました。

有形登録文化財でもある名門ホテルのサービスの神髄は「至誠」である事がホテル内に掲示されています。

ちょっと前に話題になった事として、１４０年以上の歴史ある宮ノ下富士屋ホテルは2年以上の改修作業を終え、２０２０年に新生オープンをしています。改修されてから初めて行きましたが、古い中でも新しさを感じます。雰囲気がとても良いです。
残念ながら新生ホテルに宿泊したわけではありませんが、用を足しながら新たに創設された富士屋ホテルの歴史が展示されている「ホテルミュージアム」を見学してきました。

創業当時を偲ぶ品々、改修時新たに発見された経営資料や書簡、実現しなかった幻の建築計画や図面など、貴重な資料もあり新たばホテルの魅力の1つとなっています。

（FUJI　ROOMで記念撮影しました）

皇室をはじめ著名人が泊まっていますが人生のうちで一度は泊まりたいホテルであると感じます。

私も「至誠」の精神を掲げる名門富士屋ホテルに、宿泊できる日を夢見ています。