岳南電車本吉原駅のプラットホームと上屋が国の登録有形文化財に認定され、年度末の3月31日、小長井市長より、岳南電車さんに国からの登録有形文化財登録証とプレートの授与式が本吉原駅で行われましたので、私も沿線議員として参加してきました。
登録されたプラットホームは四角錐状に加工された石を積み上げて出来た間知石積(けんちいしづみ)と呼ばれる技法で、1950年に作られました。1968年に増築したホームの上屋は、キノコ型で鋼管を加工し丸みをおびた仕上げになっており、非常に価値のある文化財として認定されました。
今後、プレートのレプリカをプラットホームに飾るとの事です。岳南電車のホームが文化的価値が加わった事は、単なる公共交通機関だけではなく、富士市の観光資源としても、新たな魅力として多くの人が訪れるきっかけとなる事が期待されます。
私も文化財登録を推進してきた議員として、授与式に参加できたことを嬉しく思っています。
新年度から組織が変わる中では、3月31日、文化振興課として、最後の仕事となりました。