議会が再開されています。
今議会では議会採決での請願での意見書「富士川の生態系等に関する詳細な調査と河川環境を求める意見書提出を求める請願」に関して会派を代表して反対討論に立ちました。
富士川は富士市民にとって大切な存在であること言うまでもありません。陳情としての環境改善を求める事は重要な事である認識は当然あります。しかしながら、今回の意見書の項目に関しては、生態系の影響がある事を前提に調査や水利の改善を求めていますので、意見書の項目に対して議会として提出する事の反対でありました。
調査については既に行っており、さらに調査を進めている状況であります。進められている調査や報告を待ってからでも遅くはなく、議会としては慎重な対応はしなければなりません。また、議会として責任をもって意見書を提出するのならば調査結果に基づいて富士市流域住民や漁業、農業関係の皆様の声をもっと聴きとってからでも遅くない事であります。水利についても議会として整理したうえで意見をするべきであります。その意味では現時点での議会としては、請願での意見書の提出は時期尚早であるとしての反対であります。
議会としての意見書提出であるなら本来全員の同意があってしかるべきと感じますが、起立採決がされています。結果は賛成17反対14でありました。
誤解のないよう議会での発言は、委員長報告及び請願の採択での議場での発言をネットでの中継で見る事が出来ますので確認していただければ幸いです。