がくてつ機関車ひろばオープン前に確認。

私がかねてより提案してきた、岳南電車の廃車となった電気機関車の利用として展示環境の整備や駅舎等の有形文化財登録について実現しようとしています。
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その1つとして岳南富士岡駅構内に留置してある古い電気機関車を補修し静態保存したミニ公園が「がくてつ機関車ひろば」として8月21日13時よりオープンします。沿線議員としても嬉しい事であります。
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私も当日は関係者としてオープニングセレモニーに参加する予定です。
事前に、ペイントされた電気機関車4両を確認に行ってきました。

富士市の新たな魅力となると思います。

 

 

ちなみに私が2年前に今回の事についてとりあげた令和元年9月議会での一般質問「岳南電車を観光資源や文化財に位置付けての利用促進策について」ですが、あらためて掲載しますのでご一読ください。

「公共交通機関の1つである岳南電車は本市にとって必要かつ重要な社会基盤であります。しかしながら、貨物事業撤退後、鉄道事業の経営悪化が伝えられ存続が危ぶまれたので、市として公的支援を行ってきています。公的支援は平成24年よりはじまり、3年毎に見直しをして行ってきましたが、平成30年度からは、支援期間を5年と長くしての更なる利用客数増加への取り組みが始まっています。公的支援後はもともとの市民の足としての役割を担いながら、近年では観光集客やメディアでの露出によるシティプロモーション等富士市にとっての様々な側面からも社会的価値を与え始めています。今後も公的支援を行っていく以上、事業者の自助努力はもちろんですが、行政の適切な関与を前提に市民、事業者、行政が一体となって支えていく事が重要であります。現在、岳南電車の利用促進と理解を進める為の利用促進協議会が設置されての利用促進対策は進められての改善は図られていますが、車社会からの脱却また高齢化社会では、公共交通機関の重要性は増して入るものの、人口減少が進む中では鉄道事業自体は厳しい経営状況は続くと思われ、更なる利用促進策は必要と考えます。 市では富士山ビューポイントの整備や工場夜景等の観光振興に力を入れはじめていますが、富士市が工業都市として栄えてきた歴史も含めて、岳南電車が産業を支えてきた観光資源としてや鉄道文化財としての価値があるならば富士市の財産としても位置付けての利用促進は有効であると考え以下質問をいたします。

  1. 利用状況はどのようになっているのでしょうか
  2. 観光集客やシティプロモーションとしての効果を含め社会的価値をどのように捉えているのでしょうか
  3. 市として廃車となっている電気機関車の利用は考えられないでしょうか、例えば、展示環境の整備支援や産業交流展示場でもあるふじさんめっせに市の産業遺産としての展示はいかがでしょうか
  4. 岳南電車の文化的価値を高める事はもちろん駅舎ホーム等の整備が進んでいない中、駅舎ホーム等の整備の支援策としても、駅舎等の登録有形文化財への登録を市も一緒になって取り組んではいかでしょうか以上一回目の質問と致します。」駅舎の有形文化財も申請もされており、登録がこの秋にされます。ありがたい事です。
    岳南電車の価値を、単なる公共交通機関だけでなく観光資源や文化財として社会的便益を認めるべきであります。。