地域にとってちょっと嬉しいニュースがありました。
それは、UCC上島珈琲(神戸市中央区)は25日、富士工場(静岡県富士市)内に水素を熱源とするコーヒー豆の大型焙煎機を導入すると発表されたことです。
UCC富士工場の焙煎で一般的に用いるガスを水素で代替し、二酸化炭素(CO2)排出量削減を図ります。今回の総事業費は約10億円で、2025年4月の稼働を目指しています。
UCC富士工場は移転を発表してから、延期されていましたが、今回、移転先の山梨県より、水素を調達して、設備投資をしてカーボンニュートラルなコーヒー製造を進めます。この事は、UCCがサスビナリティ指針として、「2040年までにカーボンニュートラルの実現」に向けた取り組みの1つとしてUCC富士工場で挑戦していきます。これは、UCC富士工場を主力工場として位置付け拡充するという事で、UCC富士工場の移転は実質的に無くなったという事を意味します。富士市から大型工場が無くなってしまうかもと危惧されたことが、拡大して新たなチャレンジをしてくれる地域にとっても私にとってもありがたいニュースでありました。
移転から設備投資をして拡充です。
UCC富士工場のネオンは富士市東部のランドマークとして輝き続けます。
今後は、地域のコミュニティにも寄与して頂く企業として、発展して頂くことを強く願います。