コロナ禍の中、産業経済部長と美容組合の役員さんが意見交換をした際に、美容師さんたちの感染予防の安全対策として「フェイスシールドをお店で着用させたいのですが、フェイスシールドを扱っている富士市の会社があったら教えてください」という要望がありました。
しばらくして、産業部長より、富士市でフェイスシールドを作っている会社の紹介がありました。
紹介された先は、私も良く知っている鷹岡にある金子歯車工業株式会社さん。
「歯車の会社なのになぜ?」と思ったのですが、早速、社長に会いに行ってきました。
仕事としてではなくコロナ禍の中の社会貢献として、3Dプリンターで制作したそうです。あくまでも販売目的ではなく、市に必要とするところに使ってもらおうと制作したそうです。ちなみに今週末、市に100個寄付するとの事です。
私も歯車会社が作成したフェイスシールドの実物を着用してみました。
使い勝手は良いです。ただ、材料費だけでも、3500円かかってしまうそうです。
採算度外視で、必要なら100個単位で受け付けるとの事でした。
金子歯車さんの事は一度、美容組合さんに話をしてみようと思っています。
(金子社長も着用しています)
意外なところで意外な技術力が活かされてフェイスシールドを作っている事を知ってびっくりです。