コロナ禍で様々な活動が行われていませんでしたが、今年初めての貴重なトンボが生息する浮島沼つり場公園の草刈りが行われました。愛護会の皆様の元気な姿が拝見できてうれしく思いました。ただ、自粛生活を余儀なくされており、久しぶりに浮島沼つり場公園に行って驚いたことは昨年の暮れに除去したはずのハスの葉が湖面にはびこっています。
恐らく1,2週間の間にはハスの花が咲き乱れる状況になっていました。
ハスが湖面を覆うとトンボの生息に影響を与えるために、ハスを取り除いてもらったのにたった半年でハスがはびこってしまう状況は恐るべしハスの繁殖力であります。
(昨年の暮れにはハスが無い状況でした) (今年になってハスが繁殖していました)
かつてはハスの無い池でもあり、8年くらい前より突然外来種のハスが覆うようになってからトンボの生息調査を行い、トンボに影響を与える事が報告され、ハスを除去していく事が決まりました。昨年の暮れにはハスが除去され、本年度はハスが更に撤去できるよう浚渫をする予定になっています。
(作業後は、鉄道が通れるようきれいに成りました)
愛護会での草刈りは1時間ほどの作業ではありましたが、コロナ禍で伸びた草もきれいに成りました。せっかく、地域の愛護会の皆様が汗をかきながらの作業を行ってくれていますので、ハスがはびこってしまった状況を見ると多少不安は感じますので、トンボの生息環境の整備に向けてみどりの課でも更に力をいれてもらいたいです。
作業中もトンボの写真を撮りに何人も訪れていましたが、多くの人がトンボの鑑賞に来れる場所になるよう、今後開催される釣り場公園検討会でしっかりと取組んでいく事を改めてお願いするつもりでいます。
久し振りに多くの人と一緒に気持ち良い汗をかきました。
作業終了後に出されたスイカがとても美味しく感じました。