葛飾北斎没後170年を記念して富士市で第1回「北斎サミット」が開催されました。第1回目の記念すべきサミットが北斎美術館もない富士市でどうしてと言う想いもありましたが、北斎の代表的な作品の富嶽三十六景のうち、「駿州片倉茶園ノ不二」「駿州大野新田」「東海道江尻田子の浦略図」の3枚が描かれている事からの開催であります。
個人的には富嶽三十六景についてはかって永谷園のお茶漬けの素を買い求めた時に、東海道53次のカードが入っていたイメージが強く,東海道は北斎が歩いた道であるかもしれませんが富士市が北斎ゆかりのまちであると言うイメージはありませんでした。ただ、思いのほかに北斎サミットは興味深いものでありました。シンポジウムでの小布施町や墨田区のまちづくりについての話は一度視察してみたい衝動にかられました。
特に墨田区の観光協会の久米様の提案はユニークで列挙したいと思います。
1、「北斎富士市」はいかがでしょうか
北斎のまち富士市として世界に発信
2、「北斎富士グレートレース」はいかがでしょうか
富士山のまち富士市が進める富士山ルート3776と北斎を繋げてのチャレンジ
3、「北斎富士砂浜美術」はいかがでしょうか
北斎美術館が無い富士市にお金がかからない田子の浦の砂浜でTシャツに富士山の絵を描いての展示4、「北斎&富士山グッズ展」はいかがでしょうか
北斎の使っての観光まちづくりを世界に発信と提案してくれました。
文化はまちづくりに必要であります。
市長は、これらの提案をどのように捉えたか、本当に興味深く思っています。