富士署管内では昨年の2018年、ひき逃げが17件発生し、酒気帯び運転の摘発数は約100件と県内最多であります。富士市の安全・安心の構築のために、富士署は昨年の暮れ、同署の女性白バイ隊員をモデルにしたキャラクター「疾風(はやて)のミクちゃん」を作成し缶バッチ等を配っています。
これは白バイ隊員のかっこよさと女性の柔らかさを表現したイラストなどを活用し、富士市内で相次ぐひき逃げや飲酒運転などの撲滅を目指しての事です。
モデルになったのは2018年春から白バイに乗る同署交通課の23歳の山下未来巡査。若くて、身長153センチと小柄ながらも800ccのバイクをしなやかに扱う山下巡査を見た夏目敏孝署長の発案で、現職警察官のキャラクター化企画が始まったそうです。缶バッジは1000個作ったそうです。
その疾風のみくちゃんの山下巡査の白バイの活動を通じての話を聞く機会がありました。警察官と言うとイメージ的に一般的にいかついとか高圧的で怖いというイメージですが山下巡査は小柄にこにこと笑顔で、かわいらしい顔と声のアイドルのような感じの女の子です。好きな食べ物はチーズとしめさばだそうです。小柄だからこそ高い運転技術を取得しているとの事でした。
山下巡査は「白バイは捕まえるのが目的ではなく、見かける事での注意を促しています。ただ、違反は見逃すわけにはいけません。ぜひ、キャラクターを通して市民の交通安全への意識が高まってほしい」と言っていました。
ただ、逆にこんなかわいい女性なら捕まりたいという人が出てしまうかもと思ってしまいました。
事故や違反の多い富士市においての、「疾風のみくちゃん」の効果に期待したいです。