古墳質問の参考にする為に!

CIMG4080 CIMG408410月5日午前10時に一般質問をしますが、その質問の1項目に「富士市唯一の国指定史跡浅間古墳の整備を含む史跡の活用について」をします。
その古墳質問の参考に、高尾山古墳をテーマに9月25日に全国邪馬台国連絡協議会が開催したシンポジウムの内容を確認したり、質問で求めるべき浅間古墳はもちろん、県指定史跡である中里にある琴平古墳にも久し振りに歩いて行ってきました。

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琴平古墳に関しては、浅間古墳から、北西に1kmほどのところにあります。
南に駿河湾を望む斜面に立地するのですが、振り返ると富士山も奇麗に見えます。直径31mの円墳で5世紀中葉ころに築かれたと見られているようです。薩捶峠以東の、所謂スルガ国の地域では、田子の浦一帯に神明塚古墳がある以外は、古墳時代中期の首長墳造営は不振です。そのような状況の中では、この円墳の存在は重要といえます。国指定史跡、県指定史跡と歴史的に文化的にも価値のある大きな史跡がすぐ近くにある事自体、この須津地域が過去においていかに栄華を極めた場所であったかは推測できます。
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浅間古墳も琴平古墳も史話と伝説の里コースとして歩く健康づくり一万歩コースに設定されています。しかしながら場所を知っている人は分かりますが、知らない人からすれば、分りにくい場所であるとも感じました。もっと多くの人が利用したりする周辺環境整備は求めれます。
県東部としても、高尾山古墳が発掘調査されて話題になっていますが、その関連性も含め歴史の謎を解き明かし、広く多くの人に知って頂けるような整備、活用ができる事は望まれることであると感じました。
このところ古墳散策をしていますが、国、県に対して要望をしていく上では、地域住民の気運の醸成を進める為に市民の文化財行政について理解を深める事は重要であると感じています。
10月になると神社ではおひまちが行われます。
地域の人が神社に集まってくるので、重要な史跡であることを投げかけたいと思っています・